皆さま、こんにちは。Ayの村上です。今日は、銘仙の生産過程「捺染(なっせん)」をご紹介します。銘仙を使うブランドとして「どうやって作られているのかを実際に体験したい!」という夢が叶いました。銘仙は大正から昭和初期にかけて伊勢崎、桐生、足利、秩父、八王子で生産されていた絹織物です。その産地のどこを見ても、今は職人の高齢化と技術の衰退で生産する地域もほとんど人もいません。私の郷里である、伊勢崎の銘仙(併用絣)はすでに生産が不可能な状況(=衰退)です。そんな現状の中、埼玉・秩父に2箇所、銘仙を織っているところがあり、現役の職人さんとお会いすることができました!実際に捺染(経糸に色柄を印刷する染色技法)の工程を体験させていただきました。「私の人生がいくつあっても足りない。」何工程もの作業を分業し、それぞれの工程に特化していた職人の連携があってこその文化だと改めて感じました。もう日本国内に生産できる職人・地域がここしかない。一度失ったものを復活させるのは難しい。だからこそ、今ならもしかしたらできるかもしれない。やってみないとわからない。「できない」と諦めたら明治から継続された技術とその文化は失われてしまう。時間とお金の問題であるからこそ、仕組みづくりが重要だと思います。クラウドファンディングも残り2日になりました。ここまで応援してくださった皆さま、あたたかいお声をかけてくださった皆さま、そしてご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます。クラウドファンディングを実施するか迷いに迷って1年もかかりましたが、今までの実践を伝えてきたからこそ皆さまから信頼を得られたと思っています。皆さまの応援がこのように形になって届いていることに、感謝しかありません。文化を織りなおすカルチャーブランドとして、様々な視点から文化をお届けしていきます!残り2日も全力で頑張ります。ーー■クラウドファンディング詳細実施期間:2021年2月10日〜3月15日ネクストゴール:200万円支援金額:3000円から支援可能クラウドファンディングページ: https://camp-fire.jp/projects/view/341354