満開のサザンカの花に蜜蜂さんがたくさん集まっています。この季節には数少ない花粉や蜜を集めて厳しい冬を乗り越えようと必死です。オジちゃんの巣箱まで飛んで行く蜂さんもいるはずです。がんばれ! がんばれ! 今年は私達もコロナ渦を必死にやりました。今年から集落のリーダーに指名されましたが、 猛暑や台風、ウンカの大発生の中での集落営農の共同作業は皆さんがとても協力的で何とか役割を果たすことができました。近年は異常気象の連続でとりわけ山間地の農業は悲惨な状況です。こんな時だからこそ力を合わせることが大切なのです。集落のご先祖や先輩たちのおかげで土地改良や農道、農業用水路の整備ができて、この20年では農業機械の整備が進み運営面の改善も一段と良くなりました。農業をやるための仕組みはほぼ出来上がりましたが、山間地農業のモデル地域になるには何かが不足しています。山間地の魅力を活かした新たな農村ビジネスが必要なのです。農業をやりながら暮らして行けるようにしたい!その一つが農家のキャンプ場でありマウンテンバイク、バーベキュー広場のような取り組みです。誰かが開かずの扉を開いていく。思い切った発想で佐賀県では一番最初に農家民宿を始めて、その後には佐賀県で初めてのどぶろくの製造販売の免許を取得して何とかこれまでやって来ました。私達はすでに前期高齢者の仲間入りをしました。あといくつ重い扉を開けることができるのだろう?そんなことを考えるとワクワクしてきます。悩むことも一杯あるけど、朝目が覚めたら、「キットうまく行く」「今は充実している」「今やらないと後悔する」「全てはうまくいっている」と前向き思想が充満してくるのです。