実施理由/背景
「経済的負担、お茶当番、配車当番・・・。」子どもたちが野球を続けられない
皆さんは、野球を思い浮かべて、どんな印象がありますか?
野球は、他競技と比べ、使用する道具が高額であり、別途部費もかかるため、多額の資金が必要になります。
また、お茶当番や配車当番など、保護者の時間的負担もかなり大きくなってしまっています。
そのため、家庭の事情で野球を始めたくても始められなかったり、途中で断念しなくてはならない子どもたちが多くいるのが現状です。
また、昨今の少子化と相まって、部活の部員数が9人に届かず実戦形式の練習もできない中学校が増えています。
子どもたちにとって、野球を続けることが難しくなってしまっているのです。
プロジェクト内容説明
子どもたちが野球を続けられる環境づくり
そこで、私たち静岡ベースボールクラブは、保護者の負担を軽減するため、以下のことに取り組んでいます。
1 レッスン料を年間30,000円に設定し、保護者の経済的負担軽減を図る。
(参考:一般的な硬式野球クラブチーム 年間約360,000円)
2 保護者によるお茶当番・配車当番等を廃止し負担を軽減する。
また、中学校の野球部に対しても以下の取り組みを行っています。
1 メンバー不足チームへ選手をレンタル
2 要望のある学校へ外部コーチとして参加
これらを通じて、子どもたちが家庭や学校の事情に関わらず、安心して野球を続けられる環境を整えます。
現代野球理論を軸とする、ケガを予防し成長期の体に負荷のかからない技術指導
詳しくは以下の動画をご覧ください。
クラブスローガン「習慣化している精神論に疑問を持て」
現代野球理論で技術中心の指導を行います。
指導内容:https://www.youtube.com/channel/UCCJHpkf43asLXlSCoNVaBvA
目指すところ
野球は続けにくいというイメージを払拭し、野球人口の激減に歯止めをかける!
少子化、共働き世帯、ひとり親世帯の増加等の理由により、野球を始める、続ける子どもが減少してしまっています。
また、未だに精神論を中心とした練習など、野球の現場にも課題があります。
このプロジェクトを通じて、家庭の事情に左右されずに野球を続けられる環境整備、ケガを予防し成長期の体に負荷のかからない技術指導を行い、若年層の野球離れに歯止めをかけたいと思っています。
そして、子どもたちの健全育成とともに、野球業界の盛り上げに貢献していきたいと考えています。
寄付の使い道
・メンバー不足チームへ選手のレンタル。
・保護者の野球に対する経済的時間的制約の負担軽減。
・現代野球理論を軸とする、ケガを予防し成長期の体に負荷のかからない技術指導や講習会の開催。
・要望を受けた中学校へ合同練習や練習試合を兼ねた外部コーチとしての参加。
・廃部となった中学校や野球部のない私立中学からの生徒の受け入れ。※小学生含む。
・高校野球を目指す中学三年生を対象とした硬式ボールでの指導。 上記にかかる人件費および諸経費。
自治体からのメッセージ
静岡市はこのプロジェクトを応援します!
市民ニーズが多様化・複雑化し、行政だけでは社会的課題に対してきめ細かく対応することが困難な状況にある中で、行政の支援が届かない分野で活動しているNPOなどの団体は、社会に欠かせない存在となっています。
このような行政の支援の行き届きにくい公益性の高い活動に取り組んでいる団体を対象として、ふるさと納税制度を利用した支援を行います。
部活動は、目標に向かって仲間と努力する大切さなど、人間形成のための魅力ある教育活動です。野球には道具などの費用負担が伴いますが、子どもたちには経済的な理由でやりたい活動を諦めてほしくありません。静岡ベースボールクラブは本市で実施する「静岡市部活動応援隊」としても活躍しており、家族の負担軽減に取り組んでいます。
静岡市は当プロジェクトを応援します。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
静岡市長 田辺 信宏
団体紹介
NPO法人静岡ベースボールクラブについて
・静岡県軟式野球連盟公認クラブチーム。
・「部活動応援隊/静岡市型部活動プロジェクト」に賛同。
・SNSによる活動内容の発信。(YouTube Facebook)
・シルバー(60歳以上)チームとの交流戦。
・メンバー不足チームへ選手のレンタル。2018.12.9朝日新聞静岡面掲載。
・要望を受けた中学校へ合同練習や練習試合を兼ねた指導、講習会の開催。
2018.12.23静岡新聞朝刊掲載。
・お茶当番、配車当番の廃止。
事業スケジュール
2021年4月~2022年3月末:年度内に必要とされる人件費及び経費に充当
本来必要とされる、野球指導にかかる費用を充当し、家庭への経済的負担を軽減します。