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こんにちは!OTAブックアートのスタッフKです。

9月16日、全6回で基本的な手製本を学ぶカリキュラム
「ヨンネ手製本講座 at OTAブックアート」の第2回を
OTAブックアートにて実施しました!

この講座では、講師として植村愛音さんをお迎えし、
午前は和本、午後は洋本のクラスを開講しています。


【和本編】

6回のカリキュラムを通して計9冊の本を完成させ、
さまざまな和本の作り方を学ぶ「和本編」。
第2回で制作したのは、「大福帳」と「折本」です!

株式会社 竹尾に用紙協力をいただき、
初回で参加者が各々チョイスした紙をご用意しました。
一人につき5種類ずつ選んでいた用紙の中から、
大福帳と折本、それぞれどの紙を使うかを考えます。

参加者の中には、カットしていない全紙の状態の紙に
触れる機会がなかったという方も多く、
身体がすっぽりと隠れる程の大きな紙の迫力に、
みなさん思わずカメラを構えていました。
特に、「彩雲」という用紙は模様が面白く人気でした!

はじめに作ったのは「大福帳」という綴じ方。
本文に使う紙も、洋本の場合と異なり和紙を使うので、
敢えてザクザクとカットして味わいを出します。



この大福帳という製本は、宿帳や帳簿として使われていた形で、
壁に吊るせるように紐がついているのも特徴。

糊を使う必要もなく、とてもシンプルな綴じ方なので
気軽に応用することが出来そうです。



続いては、「折本」に挑戦!
折本は経文や習字のお手本などで使われる製本の方法です。

前回習得した巻き物の「巻子本」が進化しページが折り畳まれて、
開閉しやすく、目的の箇所を探しやすくなった、蛇腹状の綴じ方。

最近では、御朱印帳の形として多く見られます。
ページを開きやすく、屏風のように伸ばして見ることもできるので、
譜面などにも活用出来そうな形です!





紙のカットなど、第1回目の授業でも経験した作業は、
その時の反省点を思い出しながら改善することができ、
早くも作品から上達が見られました。



参加者の中には、前回の講座の後に
自宅で製本をして復習をしてきたという方も!
習ったことを自分一人で実践してみると、
どの部分が解っていないのか、苦手な作業なのか、課題がクリアになり
先生からより具体的なアドバイスをもらうことができます。

全6回のカリキュラムで、どれだけの成長を実感できるか、
OTAブックアートスタッフも楽しみにしています!


【洋本編】


第2回の洋本編クラスで習得したのは、
「ひと折り中綴じハードカバー」。
洋本の製本には欠かせない基礎となる技術です。

本文の一番外側に、好きな色の「見返し」を重ねます。
この見返しは、本を開いてはじめに出てくる部分なので、
みなさん、表紙とのコーディネートを真剣に考えていました。






中身が綴じられたら、いよいよ表紙づくり!
この講座でハードカバーの表紙を作るのは初めてなので
参加者のみなさんは、慣れない作業に苦戦しながらも、
憧れのハードカバーを自分の手でつくる喜びを味わっていました。






表紙と本文を合体させたら、プレス機で仕上げていきます。
プレスしている時間は、参加者のみなさんから
ヨンネ先生や代表の太田への質問が自然と飛び交い、
製本に関する疑問にお答えしたり、情報交換をしたり…。

製本の練習として、家で制作してきたノートを持ってきてくださった、
意欲的なメンバーもいらっしゃり、みんなで先生のアドバイスを聞くなど
クラス全体で有意義な時間を過ごし、盛り上がりました!



同じ課題でも、出来上がるものは人それぞれ。
表紙の用紙やクロスなどの材料を自由に選べる
OTAブックアートのワークショップでは、特に個々のオリジナティが出ます。

次回、和本編は「旋風葉」と「判取帳」。
洋本編は「上製本」に挑戦します。レポートをお楽しみに!


ご参加いただいた皆様、講師を務めていただいた植村愛音さん、
そして、用紙のご協力をいただいた株式会社竹尾の皆様、ありがとうございました。


▼参加者の声▼
・自宅での復習で失敗した部分について、丁寧にアドバイスいただき助かりました!
・月に2回のペースなので復習の時間がつくりやすく、習得出来ている実感があります。
・和やかなクラスで、2回目になり参加者同士の会話も楽しくなってきました。
・初回の時から、アトリエの雰囲気がとても気に入っていて、通うのが楽しみです。
・材料を選ぶ時に、紙の特徴や性質まで教えてもらい勉強になりました。
・途中で分からなくなったら、きちんとフォローしてくださるので安心です。
・テキストが分かりやすく、家での復習もしやすいです!

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