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西陣織の金襴生地を使ったスーツアクセサリー「八卦チーフ」を広めたい!

古きも新しきも、日本の技術者・ものづくりの魂を守りたい!着る人の輝きを引き出し、スーツ屋から日本を元気にします。素晴らしい技術を持った匠が日本にたくさんいることを多くの人に知っていただきたく、クラウドファンディングに挑戦します!

現在の支援総額

762,500

119%

目標金額は640,000円

支援者数

58

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/04/07に募集を開始し、 58人の支援により 762,500円の資金を集め、 2021/05/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

762,500

119%達成

終了

目標金額640,000

支援者数58

このプロジェクトは、2021/04/07に募集を開始し、 58人の支援により 762,500円の資金を集め、 2021/05/30に募集を終了しました

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#職人技 の付いた活動報告

「尊敬する人は誰ですか?」入試の面接か、就活の面接か?はたまた学生時代の作文かと (笑)懐かしく感じるかも知れません。私には、愛してやまない「尊敬する人」がいます。それは歴史上の人物 白圭(はくけい)です。紀元前250年の中国の大商人です。「義をもって仁を行い 利を人に与うべし」と言う格言を遺したと言われる人物です。武士の家柄でありながらその身分を捨て、士農工商の最下 商人となった人。類まれな才覚で財をなし、その財で国家事業に等しい河川工事などを行なったと言われています。白圭の弟子になりたい!白圭のようなビジネスパーソンになりたい!と白圭愛を心に強く沸き立たせながら、日々仕事をしていまして…弊社でお仕立てするお洋服も、どうか着る人が白圭のような人物たらんことを…と、祈りを込めています。そして、金襴生地と言う類まれなる芸術に出会った時「この芸術のパワーを身につけて白圭たらん」と思いを強くしたのです。そんなに白圭が好きなら、「白圭チーフ」にしたら!と言うアイデアが生まれました。そこで! 早速姓名鑑定(^^)人気鑑定士であり、弊社の顧問をお願いしている脇田尚揮氏に相談しました。すると、白圭やHAKKEI、HAK-Kより「八卦」の方が縁起がいい! と言うことになりました。八卦は易学の基本図形。易学は統計学であり、戦略や社会現象に応用されました。現代のビジネスパーソンにあい通づるものがあるではありませんか!と言うことで、尊敬する歴史人物心を震わせる芸術「金襴」科学的戦略(?)これらの融合で「八卦チーフ」となりました!先日の活動報告でお伝えしましたZukxyさんの動画が出来上がりました!弊社の由来やこのクラファンに込めた想いなどを聞き取って頂きました。少々長いので、お時間のある時に是非!


こんにちは。連休でお時間のある時に読んで頂けましたら、嬉しいです。金襴と言う織物についてお話しさせてください。【金襴とはなんぞや?】昭和40年代以前の生まれの方なら、覚えているでしょうか?童謡「花嫁人形」の歌の冒頭を。「きんらんどんすの帯しめながら花嫁御料はなぜ泣くのだろ~」と言う歌詞です。(*脚注に参考アリ)この「きんらんどんす」が、正に西陣織金襴生地=八卦チーフに使用する生地です。弊社は、京都の加地金襴さんにお願いして、特別に弊社で使用するわずかな用尺を織って頂きます。加地金襴さんとは、かれこれ4年ほどのお付き合いになります。「僧侶の袈裟を織っている鈴木社長をご紹介しますよ」と、ある方から言って頂いたのが始まりです。とは言え、弊社はスーツ屋。最初は、とても相手にして頂けないのではないか? と、恐る恐るお近づきになって頂きました。会社をお伺いして生地を見せて頂くやいなや、私はたちまち金襴生地の虜になりました。そして、何とかこの生地をスーツ屋として使用させては頂けないだろうか?と、考えました。しかしデリケートな生地なので、スーツにそのまま使うことはやめよう(そもそも高額過ぎる)~じゃあ、どうすれば…???  そんな中、様々な素材で手作りのスーツアクセサリーを制作しているファクトリーKURAの太田綾乃さんと出会いました。そして、結びつきました!かなり固い生地なのですが、金襴と言う生地で、ポケットチーフとラペルピンを作って頂けませんか?唐突なお願いでしたが、綾乃さんは心よく引き受けてくださいました。でも…生地がしっかりしていて固いので、加工するのは至難のワザなのだそうです。恐らく、指も痛めながら作ってくださっていることと思います。*金襴は、絹・金糸・金箔で織った生地です。天皇や貴族、高位の僧侶のみが愛用していた生地でした。1千年の宮廷文化に育まれた「特別感」もさることながら、織り上がるまでの道のりに私は感銘を受けています。その道のりは、多岐にわたっています;①<意匠図作成>「図案屋」がデザインし↓②<織物データ作成>「紋図屋」が設計図を描き↓③<配色>配色職人が色を決め↓④<仕入れ>配色に従って「生糸屋」が生糸を仕入れ「金糸屋」が金糸を仕入れ「金箔屋」が金箔を仕入れます↓⑤<糸染め>配色に必要な糸染めを「染色屋」が行います↓⑥<糸繰り>染め上がった糸をほぐし、糸枠に巻き取ります↓⑦<整経>「整経屋」が3千本~8千本の縦糸を一旦大きなドラムに巻き取り、更に織り機用の筒に巻き取ります↓⑧<たて継ぎ>縦糸を一本一本丁寧につなぎ合わせ、織り機にセットします↓⑨<緯巻き(ぬきまき)>ミシンで言うボビン(菅)にヨコ糸を巻きつけケース(杼)にセットします↓⑩<整織>②と③の設計図と配色指示に基づき、ヨコ糸に金糸・金箔を使用して織り上げます↓⑪<検品>織りあがった生地を専門の職人が検品します。検品を通らなかった生地は手直し、それでも基準を満たさない生地は一から織り直します必要に応じて生地裏の処理をを行い、用途に応じて糊張りの加工を施します↓織り上がり織り上がるまでには、全11の工程と7つもの専門業者とそれに携わる専門の職人が存在します。この技術と技量の結集が金襴なのです。*金襴生地を目の当たりにすると、重低音がハラに響いてくるようなパワーを感じます。まさに、身につける「パワースポット」。いにしえの貴族たちも、このパワーを得るために金襴を纏っていたのではないでしょうか?これら全てを包含して「文化」として育まれ受け継がれてきたロマンをお伝えしたい、と心から思っています。千年の文化・技術・技量の「賜物」の持つエネルギーを身につけることによって、現代に生きる私たちもチカラの源にしていきたいですね。*童謡「花嫁人形」賠償千恵子さんが歌っている動画がありましたので、ご参考まで^^https://www.youtube.com/watch?v=4jxTOlzcOPY