▌名古屋愛に目覚めるとなにがいいの？

「君たちの写真集を見ると名古屋を愛するようになるのは分かった。でも、だから何？名古屋に好きになること自体にお金出すほどの価値なんかないでしょ？」という意見をいただきました。
たしかに好きになるだけならだれでもできますし、別にならなくてもいいでしょう。しかし、この写真集の価値がそれだけではないという事を2回にわたってお伝えしていきたいと思います。

今回は話を分かりやすくするためにまず市民の方の場合を想定してみます。
そしてその人がこの写真集を見て、名古屋を好きになった状況を考えてみてください。

すると、「普段通っていた駅の中にこんな面白いスペースがあった！」、「代り映えしないと思っていたビル街にこんなおしゃれなものが隠されていた！」等……。ただの空間だった場所が、居ると気分が上がる「お気に入りスポット」に変わっていきます。例えば、私は『車内の金城学院大学』やアイガクにマナベ！の車内広告に非常に興味を持ち、それからは名城線に乗るたびに新しい広告になっていないかとチェックしています。前までは電車に乗ったらすぐに本を開いて、早く目的の駅につかないかな……と思っていましたが、今では楽しくなって車内の全広告を観察してしまう時もあります。こんな風に日々の生活で楽しさを見出せる場所が増えていく事、それはすなわち日々の幸福度が上がっていく事に直結していると思います。写真集を見て写真自体に感動するだけでなく、日常までもが楽しくなるなんて素敵ではないでしょうか？

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以上であります、ここまでお読みいただきありがとうございました。
引き続き応援いただきますようよろしくお願い申し上げます。

なごや中毒
佐藤