平林トマトのリターンが早々にOUT OF STOCKとなってしまったため、トマト部会の農家さん二人に相談してトマトのリターンを追加しました！神田さん、井土さん、ありがとうございます。また、現在ほかの農産物のリターンも準備しています。楽しみにお待ちください。写真のトマトに乗っているアオガエルちゃんは、トマトにつく虫を食べてくれる「トマト防衛隊」です。田舎の暮らしは、いろんな生き物とともにあります。

活動当初から応援していただいた方の声の一部ですが、ご紹介します。●次に住むなら、平林がいいな。平林から見る富士山が、山梨で一番好きです。わたしはいつでも平林の一番の応援団だよ。●通勤電車からソーラーパネルがどんどんできていく様子を見ていて、心を痛めていました。署名することで協力できて救われました。●計画を止めてくれて本当にありがとう。平林から外に出てしまった人は、平林を心の原風景としてがんばっていると思う。それが、帰ってきてソーラーパネルになっていたらがっかりするだろう。あなたの功績はとても大きいです。温かい声とともに、ご支援・ご協力をありがとうございます。署名活動では、平林区内は全人口の75%、全署名数は2879名の方にご協力いただきました。店舗に置いてくださった方、お知り合いに声をかけてくださった方、短期間でのご協力、本当にありがとうございました。そして、平林区内の署名は、当会メンバーの秋葉ひとみさんがほとんど集めてくれました。普段は、平林の民生委員として活躍しています。秋葉さんの信頼がなければ、この数字は出なかったと思います。たくさんの人の想いと力を集結して、はじめて阻止できた計画だったと思います。一人の力は小さいけれど、それが集まったときにとても大きな力となる。仲間の存在の大きさを感じずにはいられませんでした。

平林には、娘の小学校入学とともに移住してきました。旧増穂西小学校はとても温かい小規模校でした。学校は一年後に閉校となり、娘は増穂西小学校の最後の入学生となりましたが、教育環境・自然環境はわたしの願っていたとおりのものでした。わたしは、移住して間も無く、この小学校の「存続活動」に関わることとなりました。時は経て、我が家の目の前にソーラーパネルができることを知ってはいたけれど、半ば諦めていました。地主さんが土地を売ってしまったこと、近隣住民の同意を得ていること。そして、もう地域で目立つことはしたくないこと。「いざとなれば、引っ越せばいい。」そう考えていました。しかし、お隣のヤマナシベジカーリー 店主の朝子氏がわたしに言いました。「計画を止めてもらうために、水を売ったらどうですか？と提案しようと思うんです。」「土地を掘って水を採掘して、ミネラルウォーターを売るってこと？具体的に提案できるの？」「いえ...。でも、平林の水おいしいし。」ソーラーパネルを建てたい業者に、そんな提案じゃ止まるわけがなーーーい！！でも、朝子氏の止めたい気持ちはわたしに伝わってきました。「うーん。じゃ、どうしようか一緒に考えよう。」ソーラーパネル計画阻止運動は、朝子氏のこんな一言からはじまりました。つづく

師匠から36本の小さなトマトの苗をもらいました。今日は、自分の畑に苗の「仮植」をやりました。ある程度少し大きく育ててから「定植」します。お隣に住んでいるかわいいお嬢さんに手伝ってもらって、定植の畝作りもやりました。お嬢さんは、学校で畑をやっているようで、畑のことをいろいろ教えてくれました。今年のトマトには、菌ちゃん農法は間に合わないので、まず一連のお世話を学びます。同時に、菌ちゃん農法で買い取る遊休農地の土作りをしていきます！お嬢さんは、南アルプス子どもの村小学校に通っているのですが、応援メッセージをくださったオオタヴィン監督の最新作が同小学校のドキュメンタリー映画「夢見る小学校」です。子どもの村小学校は、教科書がなく、子どもたちがやりたいことを主体的に学んでいく小学校です。こちらの映画もとても楽しみですね！

平林地区は約60年前から続く、露地栽培の大玉トマトの名産地です。平林でできるトマトは、朝晩の寒暖差のおかげでとても味の濃いおいしいトマトになります。今は、「平林トマト」と聞いてもピンとくる人は減ってしまっているかもしれませんが、年配の方などに聞くと「平林のトマトはおいしい！」と口を揃えて言ってくれます。道の駅などに出すと、人気ですぐに売り切れてしまいます。資料によると、昭和の後期には集落全体で5,800万円を越える売り上げがあったほどです。最盛期には、子どもたちも手伝って家族総出で早朝から夜遅くまでトマトの出荷作業をしていたと聞いています。現在、平林トマトの栽培をしている農家は10件以下に減ってしまいました。栽培者の高齢化による生産性の低下と、後継者不足の問題を抱えています。野菜の中でも大玉トマトは特に難しいそうですが、今年、トマト農家の神田さんのもとで修行しながら、来年は買い取る遊休農地でトマトを作れるように学んでいきます。