Check our Terms and Privacy Policy.

遊休農地を活用し、日本の原風景 平林の美しい景色を守りたい!

【ネクストゴール170万円に挑戦中です!】山梨県富士川町平林地区は、美しく小さな山の集落です。子どもたちに、美しい景色と、自然とともにある豊かな暮らしを手渡したい一心で、ソーラーパネル設置計画を止めました。予定地だった遊休農地を買い取り農地に戻すために、みなさんの支援をお願いいたします!

現在の支援総額

1,634,000

108%

目標金額は1,500,000円

支援者数

189

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/05/10に募集を開始し、 189人の支援により 1,634,000円の資金を集め、 2021/06/25に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

遊休農地を活用し、日本の原風景 平林の美しい景色を守りたい!

現在の支援総額

1,634,000

108%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数189

このプロジェクトは、2021/05/10に募集を開始し、 189人の支援により 1,634,000円の資金を集め、 2021/06/25に募集を終了しました

【ネクストゴール170万円に挑戦中です!】山梨県富士川町平林地区は、美しく小さな山の集落です。子どもたちに、美しい景色と、自然とともにある豊かな暮らしを手渡したい一心で、ソーラーパネル設置計画を止めました。予定地だった遊休農地を買い取り農地に戻すために、みなさんの支援をお願いいたします!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

thumbnail

リターンを追加しました!【平林棚田新米&山椒の塩漬けごはんセット】10セット平林の澄んだ空気と、南アルプス山系から湧きだすミネラルたっぷりの水、そして、太陽の恵みで育まれたとてもおいしい平林棚田米。平林の景観を代表する、美しい棚田で採れる新米をお届けします。おいしいと評判ですが、耕作面積が限られてしまっているので、なかなか市場に出回ることはない希少なお米です。山椒の塩漬け(加工:ヤマナシベジカーリー)のセットで秋の新米をお楽しみください!(お届け:10月末〜11月/内容量:お米2kg・山椒の塩漬け小瓶付き)【春鶯囀 純米酒 鷹座巣720ml】10本平林は標高2052mの櫛形山の中腹に位置しています。櫛形山は、ヤマトタケルノミコトがそう呼んだという言い伝えから、別名「鷹座巣山」とも呼ばれています。鷹座巣の懐に抱かれた平林。この山一帯に降り注いだ雨は地下深く浸透し、やがて地下水となって人々の喉を潤してきました。この地下水と地元富士川町で栽培したお米で醸した純米酒は、甘辛酸渋のバランスが絶妙でキレ味の良さが特徴。2020年の全国燗酒コンテストで最高金賞を受賞したお酒です。(お届け:7月/内容量:720ml×1本)※株式会社萬屋醸造店(鰍法(証明)第1号)直営の酒蔵ギャラリー六斎から直送いたします。【平林の鹿のツノ】5本平林の山からいただいてきた鹿のツノをおすそ分けいたします。そのまま飾ったり、少し硬いですが加工してお使いいただくこともできます。野生動物の造形の美しさを感じてください!(お届け:7月/内容量:鹿のツノ1本)お知り合いの方などにも、小さな美しい田舎で起きていることを伝えていただけると嬉しいです。応援、よろしくお願いいたします!


thumbnail

平林でのご近所さん「組」編をお伝えします!平林は12の組に分かれており、お祭りの準備や河川清掃、新年会など組単位で行います。わたしの住んでいる下向川(しもむかわ)組だけは恒例のバーベキューがあり、みなさんとてもいい方で夏の楽しみでもあります。組ごとに、組長、副組長、農事会、農協協力員...などなど役があり、持ち回りでやっていますが、移住者はわからないことだらけなので、先輩方が教えてくれます。組長は、お祭りや行事、会議に出たり、区内のお葬式のときは組の香典を集めて持って行ったりと大変なので若く動ける人が引き受けます。平林に住んでいないけれど家がある方も、お祭りの時は帰って来てお役目を果たしています。過疎化による人材不足のため、わたしも平林で歴代はじめての女性組長をやりました。組内では、仕事をしているので出られない時も多いことを理解してもらって引き受けました。あまりに会議に出られなかったので、ほかの組長さんに「大丈夫か心配」と漏らしたところ「やり手がいない中、引き受けてくれるだけでありがたいから大丈夫だよ」と言ってくれたのは、とても大好きなSさんです。わたしの組は、実際に住んでいる家は10軒です。普段住んでいないけど組に入っている家が3軒。住んでいる家の中では、3軒が子どもがいる移住家族で、平林で一番子どもの声のする賑やかな場所です。近所に一人暮らしのおばあちゃんがいるのですが、みんなで目を配りあって暮らしていることが感じられます。買い物に連れて行ってくれる人がいたり、お茶飲みに話し相手になってくれる人がいたりします。わたしは、駐車場を借りているので、たまにおかずを作って届けたりしています。そうすると、おいしいととても喜んでくれます。夜遅くなると、ご近所さんが何時に帰ってきたか知っています。なぜか、なんでもバレちゃいます。以前、夜に娘と疲れて帰ってきて、疲れたから車で寝るというので、朝まで寝ていたら「死んでるかと思った」と言われました。えっ!と思いましたが、心配してくれてありがたいと思いました。長い間姿が見えないと心配してくれます。お野菜が採れる時期になると、おいしいお野菜のおすそ分けをいただけます。「平林の野菜はおいしいんだよ」と言って届けてもらったりします。本当においしいです!人と人との距離がとても近いですが、適度な距離を保てば、とても心地よく人の温かさを感じることができます。わたしは、大家さんに「組に入ること」を条件に家を貸してもらいました(現在は家を買い取らせていただきました)。地域に入って、一緒に地域を作ってくださいということです。自分の家の周りは敷地外でも草を刈る、お年寄りの家はできる人が雪かきをしてあげるということが当たり前にされています。こういう地域ですから、ふだんの関わりから助け合うという共助の関係ができあがっているので、有事の際に力を発揮すると思います。組ごとに多少違いがあると思いますが、わたしは、下向川組に入れてとても幸せに暮らしています。写真は、裏のおばあちゃんがくれたじゃがいものタネを植えた畑です。トマトの苗もここで育てています。「いままで農業なんてやったことないずら?よくやるじゃん。」と毎回褒めてくれます。


thumbnail

ハザードマップを置いてくれたAさんのご紹介で、すぐに町内の元消防署、現防災士のKさんのところを尋ねました。Kさんのお話はこうでした。「バザードマップでは、災害における被害は絶対大丈夫とは言い切れない。あくまで目安である。防災に絶対はない。特に、警戒区域、特別警戒区域のある地域では、ソーラーパネルのようなものは作ってはいけない。作るのであれば、住民が安心安全に暮らすために、設置する側と住民がコミュニケーションを取った上で、【みんなのルールづくり】が必要だと思うので、事前の説明会が大切。」本当にそうだと思いました。説明会をしないで建設しようとしていた事業者に対して、不安と不信感だけが募って行きました。しかし、今の社会はやったもん勝ち。つくったもん勝ち。だれかの利益のために誰かの暮らしが犠牲になるというのは、原発の構造と同じです。それが、再生可能エネルギーという耳ざわりのいい言葉で置き換えられているように思えることばかりが全国各地で起こっていました。実は、地権者さんは平林に住んでいる方です。もし、地権者さんの事業ならこの小さな地域で反対するのは難しい。しかし、事業主体がソーラパネル事業者なら全力でぶつかっていける!そう思いました。そして、原発やリニアなど、国という大きな力が働いていいると、いくら反対運動をしてもなんの手応えもなく疲弊していくだけというのは経験上わかっていました。ソーラーパネル事業者という全体像が見える相手なら、もしかしたら可能性はあるかもしれない。なんとなくそう感じていました。一番大事なのは、住民が安心安全に暮らせるかどうか。人が作ったものは必ず壊れるということを前提に話し合い、土地を大事にしてくれる事業者に設置してもらえるとわかっていたら、やり方は違っていたかもしれません。つづく------------------【追記】設置後に問題が起きないように、あらゆる場面を想定しての話し合いが大事です。そして、問題が起きないように対策をする。それが「防災」です。例えば●土砂災害警戒区域の川が氾濫したとき●強風で飛ばされたとき●道路封鎖のときにパネル火災が起きたとき ・火災は条件が揃えば起こるもの、思いがけず発火することはある ・平林は連続降水量80mmで道路が通行止めになる ・二次災害が起こる可能性があるときは緊急車両も通れない ・平林は、法面が道路に面しているので行けなくなる可能性はある●パネルが飛んで来て家が壊れた場合、保険はどこまで適用されるのか? ・当事者と保険屋の仲介をきちんとしてくれるのかどうか? ・どんな保険に入っているのか契約内容を事前に確認する必要がある●住民が生活する上で、今後暮らしがどうなっていくのか?------------------もくじ~プロローグ~はじまりの日Episode1 二人だけのミーティングEpisode2 神様からの届け物Episode3 防災に絶対はない


thumbnail

山梨県は、長崎知事が森林伐採を伴うソーラーパネル開発や、急傾斜地での原則設置禁止を盛り込んだ条例案を、6月の県議会に提出する方向で動いています。画期的なのは、規制区域内では既存の施設にまでさかのぼって、維持管理計画の提出を義務付けるということです。改善命令に従わないときは、FIT認定取り消しを求め経産省に通報するそうです。北杜市は、まだ建設されていない施設も含めると約3000件のソーラーパネルが国から認定を受けています。気づくと森林が伐採され資材が搬入されていたり、別荘地の周りがソーラーパネルに囲まれ、水害にあった住民が泣き寝入りをして出て行くという例もあったほどです。とてもひどいと思います。環境破壊、景観破壊、住環境破壊などの問題を含み、地域住民とのトラブルが多発していることを受けての今回の条例制定です。ニュースはこちら。知事が、このように発言してくれることはとてもうれしいことです。ただ、「安全性や環境への配慮を講じた施設においては、業者による地域住民への説明を十分に求め、許可するかどうかの判断は市町村長の意見を尊重する」とあります。市町村長は、住民の暮らしを最優先に考えてくれる方を選ぶ必要があります。選挙では、もう地縁、血縁選挙はやめませんか?未来にどんな社会を手渡したいか、住民と一緒に考えてくれる首長を選びたいです。したがって、県の条例は、平林のような小さな田舎を守るものにはならないとわたしは考えています。じゃ、どうしたらいいのか?森の話でも書いたようにわたしたちが「自立した市民」となることです。行政がなんとかしてくれる、行政が許可したのだから仕方ない、では自分たちの暮らしは守れません。規制をかいくぐった小規模のソーラーパネル建設からわたしたちの地域を守るために、地域で「自主規制」を作ることができます。法的効力はありませんが、抑止力となります。太陽光発電問題連絡会の小林さんは、今回、平林の計画を止めるために、とても力になってくださった方の一人です。わからないことだらけのわたしに丁寧に答えてくださり、原村から一時間かけて、平林まで住民の勉強会に講師として来てくださいました。その小林さんの住む原村では、3つの地区が自主規制を作っています。自主規制を提案し、規制ができるまで2年。自主規制ができる前は3つの発電施設ができてしまったけれど、自主規制を作ったあとはひとつもできておらず、とても効力を発揮しています。その自主規制に盛り込まれているのは、「発電施設を作るには、半径300m以内の地権者全員の同意を得ること」という項目。これが何を意味するのか、地域住民全員で原村の景観を守りたいという意思表示がされていると思います。業者は、わざわざこんな面倒な地域にソーラーパネルを作ろうとしないのです。なんの規制もなく楽につくれる地域はたくさんあるのですから。平林もそのひとつでした。それは、事業者からも聞いた言葉です。計画が町に「簡単に受理された」。もし、このソーラーパネルができてしまっていたら、平林には次々に遊休農地にソーラーパネルができていた可能性があります。なぜなら、事業者の間で、この地域はつくりやすいという情報が流れるためです。事業者は、地権者さんにデメリットは話していませんでした。それどころか、わたしたちが心配していることについては「事業者が大丈夫って言っているから大丈夫じゃないのか?」。地域のお年寄りを説得するのは、とても簡単なことなのでしょう。地域を巻き込むことはとても難しいと思いますが、自分が住んでいる地域で、自主規制を提案してみることはぜひやってほしいと思います。市町村を動かすよりは、早く規制を作ることができるでしょう。ご希望の方には、原村の自主規制を参考にお送りすることも可能です。これから田舎暮らししたい方は、ふだんから地域活動に参加し地域との距離を縮めることをおすすめします。田舎は、例え家を買ったとしても、移住者はいつまでたっても移住者です。地元住民の人の声がとても大きいのです。そんな中、ほとんどが移住者のわたしたちの会で、今回のソーラーパネル計画を止められたことは、本当に神様が後押ししてくれたとしか思えない奇跡だと思います。(写真:過疎地で次々とソーラーパネルができてしまった長野県茅野市白井出地区)


草刈りの日々
2021/05/30 18:00
thumbnail

ここは、元ソーラーパネル建設予定地に隣接する遊休農地です。この遊休農地の上が元建設予定地になります。この農地も草が生えているだけなので、活用していこうと思い、草刈りさせてもらいましたが広い!クズやススキが生えてきていました。背丈を越す草を刈るのは疲れます!まず草をどかして、耕すことから始めます。「耕運機は草を細かくする機械じゃないから、草はどかすように!草が絡まって壊れてしまうよ。」と師匠から言われたので、草をどかします。手間がかかりますが、土作りが大事なのでがんばるぞ!トマトは連作できない植物で、畑だけだと4〜5年間隔を開けないとなりません。ですので、広い畑の場所を変えて耕作することも考えながら計画を立てています。平林のみなさんは、トマトと田んぼを一年おきに耕作しています。昔からの知恵ですね。