2021/07/16 17:50

16日目

梅雨があけましたね!これから夏本番。
今日もご支援、応援のメッセージありがとうございました。
今回は先日もお伝えした、リメイクバックについて、パート2です。

<成蹊大学理工学部×つむぐと『リメイクバッグ』>

福祉施設に理工学部の大学生がやってくる…

ここ数年、武蔵野福祉作業所(つむぐと所属の一事業所。7月3日の活動報告をご参照ください)では成蹊大学理工学部との交流授業を通じて、人間工学や経営工学基づいた作業改善を提案していただいています。障害のあるご利用者でも作業に取り組みやすい補助具の開発や作業動線の改善など、コンサルさながらの心強い協力者です。

トップの写真はその補助具の一つ「目打ち治具」です。アクリル板やクリアファイルなど透明な素材を使用することで、穴のあけ飛ばしや穴の大きさをご利用者が自分で確認することができるようになりました。 

「専用の縫い台」
目線に合わせて高さ調節可能です。負担の少ない姿勢や、工程の削減につながりました。 

この福学協働の取り組みは2013年より地域課題を研究するプロジェクト型授業である「吉祥寺プロジェクト」に発展し、現在も続いています。

昨年度は『リメイクバッグ』制作を研究いただきました。学生の皆様の新たな切り口からの提案はどれもアイデアが詰まったもばかり。誰もが作りやすいようデザインされたレシピで、ご利用者もより力を発揮できるようになりました。また補助具を使いキレイな縫い目となったことは、成長の喜びや自信につながっています。


社会に出る前の大学生が障害のある方と協働すること。

多様な人たちが交わり、お互いの特性を知ることができるこの取り組みがインクルーシブな街づくりに貢献していくものと期待して今後のつながりを大切にしたいと考えています。

このクラウドファンディングがきっかけとなって、新たなつながりが生まれると幸いです。

つむラボ一同