みなさまこんばんは。今日はあまり一般の方が見る機会のない現場をお伝えしたいと思います。※少々、生々しい部分御座います。苦手な方はご視聴をお控えください。まずは入庫直後の様子。・イノシシが一頭(性別まだわかりません、25~30kg程度)・シカ三頭(オス2頭、40kg前後、メス1頭30kg程度)共に重量は目検討なので正確ではありませんがおおよそですが私もわかるようになってきました。生の現場は私も2020年からなのでまだまだ勉強です。入庫直後の獣この後、止め刺しをして解体、枝肉へと処理されていきます。解体される職人さんと摺合せ。現状は革にする際にオスは諸々事情もあり弾いています(過去記事 ”獣が生きていた証 その③ ヨロイ編” リンク参照)しかし現場サイドからは「そうでもないやつもあるんだけどなぁ~」と。管理側からすると品質保持や生産性など様々な理由により線引きはしなければいけないのですが杓子定規でいかないのが現場であり、野生・自然相手なのでなおさらです。獲ったいのちを無駄にしない=獣害残渣を減らす=収益化するこのために何度も打合せをしてアウト!な境界を狭めていきます。いわば共通認識のグレーゾーンを設けることにより現場の職人さんが自ら製革化に出せるかどうかを判断できるようにしようと試みています。毎度私が行ってこれは良い、あれはダメだと無駄が多いですしやはり現場に任せた方がモチベも上がりますしね。QOLならぬQOW(Quality of Work←私が勝手に創った造語)ってやつです。この辺りも少し皆さんに知ってもらう為、ワークショップや体験、見学ツアーなども今年は企画しようと動いています。楽しみにお待ち下さい。