2021/09/09 16:39

蓮根です!
毎日支援者様が途切れないことに驚いています。
本当にありがとうございます。

皆様に作品をお見せできる日が楽しみです!
最後までよろしくお願いいたします!

今日は少し私のことについてお話させてください。

実を言うと、つい2年くらい前まで、私は自分の絵に全く自信がありませんでした。
絵を描くことは幼少の頃から好きで「画家になること」が夢でもありました。

しかし、「画家では食べていけない」「誰の役にも立てない」「私よりも凄い才能がたくさんいる」……

何とか美術大学と呼ばれる一つに入ることができたものの、一体何を目指したらいいのか、何が正しいのかわからないまま、自信だけをどんどん消失させていきました。
気づけば、小さな会社でDTPデザイナーとして働き、絵を描くことは「ただの趣味」と言い聞かせて、時間を見つけては描くという生活を送っておりました。

ある時、自分の絵を見て思ったのは…

「自分はこの絵を見て、欲しいと思うか……?」
「自分は本当は何が描きたかったのか……?」

時々、SNSに絵を上げていた私はどうしたら「いいね」される絵を描けるか、どれだけ短時間で描けるか、そんなことばかりに囚われていました。

「描きたいものを描こう。何時間でも。時間をかけて。外の評価は忘れてしまおう」

半分開き直っていたのかもしれません。
そんな感じでまた2年ほど描き続けていました。


「その絵見たい!」

ツイッターでそんなリプライをくれたのが、ヨガで知り合った方達でした。
その年、私は興味で「古典インドヨガ」という世界に飛び込んでいました。
正直、見せるかどうか悩んでいました。誰のためでもなく「自分が描きたい」と思って描いた絵だったからです。それでも「見せてみよう」と思い、勇気を振り絞って描いてきた絵を見せにいきました。
「思ってた感じじゃなかった」とがっかりされたら嫌だな……そんなことばかり考えていました。

結果はちょっと違っていました。

ヨガの先生「これ欲しい^_^」
私「はい?!」

何と、その場で気に入って購入していただくというありがたい事態になりました。

「自分のスタイルがちゃんと完成されてる。もっと自信持って描きな」

そんな言葉までいただいて。

そして、自分はずっと他人の目を気にしていたんだということに気づいたのです。


「自分のままで進んでいいんだ」

そう思えた時は、少し心が楽になりました。
私は少しずつ自分の絵に自信が持てるようになりました。

やがて、

「君の絵を見ていると癒される」

という言葉をいただけるようになったのです。


今なら「SNSが全てではない」言えます。
自分が描きたいと思うものを描き続けること。そして、「誰かに見せる」「広める」ために一歩前に踏み出すこと。
そうしていく内に「理解者」が現れるのだと。
これからもそれを大事にしていきたいと思います。

応援やご支援ありがとうございます。
あと15日、引き続きよろしくお願いいたします。