11月25日、浅草橋は熱かった!
なぜなら、朝からチンドン屋さんと「浅草橋FANBOOK」のビラ配りを行なっていたから!!
見かけた人や応援に来てくれた人、SNSで活動を知った方もいらっしゃると思いますが、今日は大盛況で終わったチンドン屋さんとのビラ配りの活動報告を、活動報告〝5度目まして〟の増田がお送りいたします。
当日の華やかな様子だけをお伝えしたいところなのですが、無視できない大事件が起こってしまいました。前日譚からお話させていただきます。
11月24日、伊勢出版のスタッフは通常業務と平行して、翌日に配るビラの用意をしていました。チンドン屋さんから、「1日辺り1,000部は配りますよ~」とご連絡していただいていたので、「今日中に1,000部は用意できなくても、300部くらいは用意したいね」ということで、編集部員の小林と2人でチラシセット作りを頑張っていました。
21時くらいの段階で300部ほど用意ができたので、今日の業務は終了。ありがたいことに通常業務をしていた同じ編集部員の町田さんと池谷さんが、もう少しだけ残ってチラシセットを作ってくれるというので、後半を託して私たちは帰宅しました。
無事に帰宅して、のんびり夕飯を食べていた私のスマホに届いたメッセージがこちら。
思わず、「嘘でしょ?」って声が出ましたよね。私と小林が用意した300部。その後、町田と池谷が用意してくれた数百部が、全部やり直しです。
「準備は終わってないし大変だけど、明日楽しみだな~」なんてのんきに考えていた私でしたが、慌ててカレンダーを確認しました。
本当だ!
本をつくる編集プロダクションとして、本の発売日を間違えるのは絶対やってはいけないミス。
「明日、朝早く行って詰め直し作業を行なう……?」「チンドン屋さん来るの何時だっけ?」「そもそも、ギリギリなのに間に合うの?」と、不安が頭を駆け巡る中、続いて届いたラインがこちら。
潔い!
もとい、とはいえ、このチラシを作ったのは、なんと編集長の伊勢なので、完全に伊勢のミスなんですよね。ただ、全部が全部伊勢のせいってわけでもなくて、私もチラシを見せて頂いているので、その段階でしっかり確認するべきでした。本当、すみません。
そういった理由もあって、チンドン屋さんがつけていたポスターは、赤字で曜日が修正されています。
証拠のポスター、「古書みつけ」の隣にある伊勢出版用のドアに貼ってありますので、ご来店の際は見て笑ってください。
一度、こういうことが起こると嫌なことは続くもので、「伊勢さんのパソコンが立ち上がらないから修正できない」だとか、「A4用紙がもうない。足りない」とか、「インクが足りなくなりそう」だとか、次から次へとトラブルが勃発し、途中からは「1,000部本当に用意できるのか!?」と、暗雲が立ち込めていました。
この非常事態で頑張ってくれたのが、町田&池谷のコンビ! なんと、浅草橋に泊まって詰め直し作業をしてくださったんです。近くのホテルに泊まって、朝の4時近くまで作業してくださったとか……。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
そうして迎えた当日。私も早めに出勤して、残りの袋詰め作業を行ないました。
「古書みつけ」の店主・堀田さんや、「浅草橋勝手に親善大使」の清水百恵さん、カメラマンの高橋さんもお手伝いしてくれて、順調に完成していきました。ありがとうございます!
ちゃんと日付も直っています。よかった。
さすがに、ビラ配り開始前に1,000部の用意はできなかったので、なくなったら適宜追加していくことになったのですが、開始時にはある程度の量は用意できていました。
11時30分、「伊勢出版」及び「古書みつけ」の前からチンドン屋さんのスタートです。
今回、ビラ配りをしてくださるのは「チンドン芸能社」の皆さん。
開始早々、賑やかな祭囃子に釣られて足を止めてくださった方に、チラシを渡していきます。
主にチラシを配っていたのは、赤い着物がお似合いな美香さん。
「なんだろ?」って興味を示してくれた方のところへ、手を振りながらピョコピョコって歩いて行って、簡単な内容の説明と共にチラシを渡しちゃうんです。その歩き方といいますか、雰囲気がとってもかわいくて! 思わず、キュンとしちゃいました(笑)。
チラシを受け取ってくださった方も嬉しそうな笑顔を見せてくれていて、「ビラ配りっていうよりも友達作りみたいだなぁ」なんて思いました。
また、かっこいい声で口上を述べているのは久ちゃん。楽し気な音楽に負けない良く通る声で、「浅草橋FANBOOK」の魅力を宣伝してくれます。この声に聞き惚れて、思わずチラシを受け取ってしまった方も多かったみたいです。
伊勢が、ただただカラオケで歌いたいであろう昭和歌謡をコピーしてきてくださった楽士のおふたりも大活躍! 歩きながら演奏し続けるって、本当にすごい体力ですよね……。しかも、演奏がとってもお上手で、道行く人たちの多くが立ち止まって聞き惚れていました。
チンドン屋さんの町行脚は、遠目からみても華やかで素敵ですよね。
私も通常業務があるため、大盛況のチンドン屋さんを見送ってお仕事再開。「私も頑張るぞ~」とパソコンをカタカタしていたら、1件のメッセージが。
なんと!
開始2時間ほどで、本日分の1,000部のうちのほぼ8割方が配り終わってしまったとのこと。「たくさんの人が受け取ってくれるなぁ」と思いながら見ていましたが、そんなに早く捌けてしまうとは!
慌ててチラシを印刷して渡すことに。それでも足りなくて、何度もスタッフがチンドン屋さんと事務所を往復した結果、トータルで1,500部以上を配りきったそうです。びっくり。
「チンドン芸能社」の皆さん、ありがとうございました!
「生で見たかった……!」という方の為に、「浅草橋を歩く。公式YouTube」にてビラ配りの動画を公開中です。そちらも是非!
最後に、ビラ配りの様子を写真でご紹介。実は、「浅草橋FANBOOK」の掲載店もたくさん巡ったんですよ。
佃煮が美味しい小松屋さん。「チンドン芸能社」の皆さんとの組み合わせが、絵になりますね。
中華料理 水新菜館さん。店主さんも出て来て一緒に踊ってくださったんです!
一新亭さんでもパチリ。三色ライスのアピールもバッチリです!
珈琲屋 葦さんでは、急な訪問にもかかわらず、休憩させていただいちゃいました!
名物「多分旨い珈琲」もいただき、皆がホッと一息つけました。ありがとうございます! 店主の永井さんもノリノリです。
HICRA.さんにもお邪魔しました。スタッフさんたちも出てきてくれて嬉しいですね。「浅草橋FANBOOK」が届いたら、飲みに行きます!
HARU*BOUZさん。おいしそうなパンの匂いがしてました。夕飯時に近い時間に行ったこともあって、お腹が空いてちょっぴり辛かったです(笑)
浅草橋中を歩き回り、(事件がありつつも)大盛況で終わった今回のイベント。ビラ配りだけでなく、チンドン屋さんが奏でてくれた新浅草橋音頭を歌ったりと、大車輪の活躍をしてくださった百恵さんは、なんと2万5000歩も歩いたそう! お疲れ様でした。
この日の大戦犯の伊勢も、しっかり11時半~18時半まで同行し、ルート案内などをしながらインスタライブを実施していました。今もInstagramに残っているので、そちらもよかったら観てやってください。
もし、「浅草橋FANBOOK2」が出るのであれば、もっとパワーアップをしてビラ配りをしたいですね! その時は、「チンドン芸能社」の皆さんにまたお願いしましょう!
「浅草橋を歩く。ドタバタ劇場、面白かったよー!」と言ってくださるそこのあなた、ぜひ、この記事をシェアして頂いたり、本プロジェクトをもっとたくさんの人に広めてくださるとうれしいです。
浅草橋を〝チンドン屋さんと〟歩く!