象も子供時代は遊びたいのだ。
2021/11/05 16:36
雨の日のエレファント・ネーチャーパークです。象は雨の日が好きです。雨が降ると肌もしっとりしますし、泥浴びも楽にできる。こんな雨の日は子象たちもはしゃぎます。1歳半のワンマイと1歳のピーマイです。まるで人間の子供のようです。親も乳母も子象を見守っています。お腹が空くと母乳を飲んでエネルギー充填。しかし、多くのエレファントキャンプでは1歳をすぎると親と引き離して調教します。その調教は虐待行為です。狭い木の柵に押し込めて暴力で人間への絶対服従を体に染み込ませます。それを終えると今度はショーを覚えさせたりビジネスの道具として扱います。象はお金をうむ生物となります。そこが象の悲劇です。もし、皆さんが象に乗ることや演技をしてのを見ればそれは子供時代に虐待行為を受けたのだと思って下さい。そういう行為をやめさせるためにもそうした場所ではお金を落とさないようにして下さい。奥野安彦