はじめに・ご挨拶
Sea+Sonsは、未来へより良い海を残し繋いでいくために作った団体です。
メンバーは宗像の漁師を中心に集まった仲間たち。
先祖代々続く漁師の家系に生まれ、まき網漁や延縄漁を行っている権田幸祐・宗岡健一。
地域おこし協力隊として宗像に海女としてやって来た本田藍。
地元宗像で飲食店のコンサルティングや商品開発を主に行っている山田智宏。
地域イベントやコミュニティを運営している林山龍二。
それぞれの視点や想いを胸に、同じ目標を掲げ一致団結し一般社団法人シーソンズとして発足しました。
Sea+Sons(シーソンズ)とは「Sea Sons(シーサンズ)海の息子」×「Seasons・(シーズンズ)季節」×「海村」を掛け合わせた造語です。
海の現状
古来より日本人と海は密接に繋がりながら文化や風土や信仰を生み、海からの恩恵を元に歴史を紡いできたと言えるでしょう。また地球にとっても生命にとってもかけがえのない存在である海…。この場所は今この瞬間でも私たち漁師を生かしてくれる存在でもあります。
そんな海の悲鳴が聞こえている人はいるでしょうか。
既に1億5000万トンものゴミが海には存在しているといわれています。ゴミ収集車に積載すると3000万台分もの量になり、それらが並ぶと地球4周分の距離になるそうです。
更に毎年800万トンものゴミが海に流出しているそうで、このまま行けば2050年には魚の量をゴミの量が上回るといった研究結果さえあります。
その殆どが回収しない限り半永久的存在し続ける石油製品だと言います。
それらのゴミは年月と共に細分化してマイクロプラスチックへと変わり海に飽和します。
日本近海では世界平均の27倍程のマイクロプラスチックが存在していると言うデータもある程で、海洋国家である日本の海はゴミのホットスポットとなのかもしれません。
海ゴミ問題の風評被害もあると聞きます。それに加え近年はコロナ禍の影響で魚価が急落しています。漁業者の収入にもかなりの影響が出ている現状は周知の通りです。
また、魚が安い分、魚をより多く獲る必要があり、更に魚価を低迷させ、海の資源にも負担をかけてし
まっている背景があります。そんな中、凪の日でも資源を守る為に休漁を余儀なくされる事象が多くあります。
このプロジェクトで実現したいこと
普段は魚を獲るのが本業の我々漁師ですが、漁業を行う上での多面的機能も沢山あります。安心安全な食料を供給するだけでなく、漁を行うついでに海難救助や警備に加え、海洋環境の保全活動や、資源保護の役割も担っておる一面もあります。海洋環境の保全や改善に関しては漁業者が積極的に参入する事により、もっと加速する事が可能です。世界でも類を見ない進化を遂げた日本の魚食文化と漁業は、世界に類を見ない環境アプローチの仕組みを作る事が出来る産業だと信じています。
まずは、課題や背景をしっかり理解し、より多くの漁師さん達に普段の漁や海へ出たついでに海洋ゴミの回収に協力して頂ける環境を作り、更に海の環境保全も漁師の仕事として確立する事により、待った無しの海の環境問題を最速で解決したいと考えています。
漁師のスキルを駆使して、漁師にしか出来ない海洋ゴミ回収を行うことにより、持続可能で安心安全な海の幸をより多くの人と広く共有し、より多くの人に届ける事の出来る仕組みを構築し、日本が世界に誇る食文化を支える「漁業」の新たな仕組みを作りたいと考えています。
私たちの地域のご紹介
西日本の海女の発祥の地としても知られる福岡県宗像市鐘崎は、古くから続く漁師町です。
神宿る島としても有名な世界遺産の沖ノ島もここ宗像市にあります。
古くから海と共に生き、現代にまで連綿と受け継がれて来た、海人族の暮らす地域でもあります。
プロジェクトを立ち上げた背景
近年、やっと社会問題として多く取り上げられる様になった海洋ゴミ問題。色々な現状が明らかになり、より多くの人に知って貰える様になりました。
普段から海に接する我々漁師から見ても海洋ゴミは年々増え続けている実感があります。
毎日海岸に押し寄せるゴミを見ても一目瞭然。
私たちシーソンズが定期的に行っている海岸のゴミ清掃活動ですが、1回約1時間~2時間程度の清掃活動でも毎回2トントラックでは積みきれない程のゴミの量になります。
しかし、海岸に漂着するゴミはほんの一部に過ぎない事を知っています。海岸に漂着するゴミは基本的に海に浮かぶ性質のあるゴミだけであり、それらがたまたま風や潮流の影響を受け海岸に流れ着いただけに過ぎません。海中や海底にはまだ明らかになっていない膨大なゴミが存在する事は容易に想像出来ます。これらの現状とどう向き合い、どう対処すべきなのか・・・。
まだ解決の糸口すら見えていない課題でありますが、海の環境を守るため為にはとても重要性の高い課題であると思います。
海の現状や課題~、これらは普段から海と接し、恩恵を直接受けている我々漁師だけの問題ではなく、社会全体の問題、課題として解決に向けて取り組むべきだと考えています。
海洋ゴミに関して、生物や生態系への影響も色々危惧されていますが、それ以外でも実際に私たち漁師が普段漁をする中で海洋ゴミと遭遇し、漁の妨げになっている現状があります。
近年では、海洋ゴミのスクリューへの巻き込み事故、衝突事故も多くなっています。その場合、その日の漁は出来ないどころか、危険な事故になってしまう事もあります。それに加え多額の修理費用がかかってしまうケースもあります。その他にも、ビニールやマイクロプラスチックをエンジンの冷却システムが吸い込んでしまい、船のエンジンが壊れてしまうケースも増えています。漁具にゴミが絡み漁が困難になるケース、漁具を破壊してしまうケース等、ここで上げればキリがない程の影響があります。
普段の漁の中で海洋ゴミと遭遇しない日はありません。そんな中、魚と一緒にとれたゴミは持ち帰り、処分していますが、そのゴミの殆どの処理費用が漁師の負担になっているのも現状です。またそういったゴミの殆どが一般的な家庭ごみとして処分することが出来ず、処理費用が多くかかってしまうのも問題です。
これまでの活動
そんな中、同じ漁港の有志の仲間と時化で出漁出来ない休みを使って海岸の清掃活動を実施したり普段の漁の中でのゴミ回収にも積極的に参加してきました。
また、国の推進する事業で、特殊な器具を使って海底から海洋ゴミを引き上げる事業や漂流している海洋ゴミを回収する事業にも参加してきました。
そんな活動の中、次々に海から引き上げられるゴミを見て、毎回驚愕していますが、それと同時に漁師の海洋ゴミ回収能力の高さに驚くと共に、海洋環境改善に向けた漁師の可能性を見ています。魚を取るための能力を海洋ゴミ回収に向けた時、漁師はすごい力を発揮する事も出来るのですから。
天候や潮流、海底の地形を把握し、そこがどんな漁場なのかを参考に、漁船の能力や設備を駆使し、どうやって効率よく回収するかを組み立てる事が出来る漁師。その上で船上で一人一人が役割を分担し、効率よく船を動かし、そして、それぞれ違った能力の船と連携し海洋ゴミを的確に回収することが出来ます。
また、私たちシーソンズは回収したゴミを分別~洗浄し、資源として再利用出来る様に再資源化すると共に、細かい分析を行い、ゴミの由来を調査しています。
一色単に「一般ゴミ」「河川由来ゴミ」「漁業ゴミ」として分類されるゴミですが、排出する国も様々です。更に漁業ゴミに関しては、国~地域、漁法や業種等で様々なカテゴリに分類する事が出来ます。漁業者だから出来る細かい分析を行い、どこの国のどんな業態で使用され、排出された背景には何があったのかを探る事により、解決策を提案して行きたいとも考えており、分別~分析を行っております。
資金の使い道・実施スケジュール
リターン商品の費用、送料に使用させて頂きます。
その他はシーソンズの活動として、目標を2段階に設定し、
段階に分けた以下の事業に使用させて頂きます。
〈目標①〉
【漁で遭遇したゴミの引き取り】
まずは、普段の漁の中で回収したゴミを引き取る為にゴミステーションを設置し、今まで以上にゴミを持ち帰って貰える様に漁師が漁のついでに回収したゴミの処理費用を負担したいと思います。
ゴミステーションの設置:一箇所20,000円×3箇所で60,000円を想定
ゴミステーションで回収したゴミも選別、分析しリサイクル出来る物はリサイクル致します。
ゴミ処理費用として月額平均20,000円前後を想定しています。
1年間の運営で30万円程を想定。
【時化の日の海岸漂着ゴミ回収事業】
時化の休みの日を使い海岸の漂着ゴミを回収します。時化の日は漁師が一斉に休みになる日ですので、ゴミ回収に人員を動員しやすい日でもあり、風によってゴミが海岸に漂着しやすい日でもありますので、絶好のゴミ回収日和です。しかし、同時に時化により、収入源を喪失した日でもあり、近年の温暖化の影響での時化の増加や、天候に左右される生業の特性上副業がしにくい背景を踏まえ、時化の日のゴミ回収を漁師の副業としての仕組みを構築したいと考えています。
1日一人あたり5,000円を想定(内訳ゴミ回収2~3時間 分別リサイクル作業~ゴミの分析作業2~4時間)
1月あたり15名出動×1年で回収費用として年間900,000円を想定していますが、調達資金の規模にお応じ動員数回数を調整したいと思います。
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〈目標②〉
【漁船を使った海洋ゴミ回収事業の実証実験】
実際にゴミ回収の為に出漁し、確認されているゴミの密集海域を漁師のスキルを駆使してゴミ回収する実験をしたいと思っています。
人件費:一人あたり12,000円+保険料3,800円
傭船料:一隻50,000円+燃料費(平均17,000円)を想定。
※7隻の船団での出漁を想定し各船に3人の乗組員を配置した場合~。
人件費331,800円 傭船料350,000円 燃料費119,000円 の合計800,800円を想定しています。
調達資金の規模に応じ、出漁回数や動員船を調整したいと思います。
その他
CAMPFIREの手数料として、目標金額の10%
持続可能な活動に向けて
近年SDGsが注目を集めるようになり、様々な社会的・環境的な問題に目が向けられるようになってきました。
しかしそのような動きとは裏腹に、現在海を取り巻く状況は、海洋プラスチックの深刻な増加や魚価の低迷及び漁獲量の減少による漁業者の困窮など年々厳しくなっており、このまま何も手を打たなければそう遠くない将来に日本の食卓から海産物が姿を消す可能性もある、そんな分岐点に私たちは立たされています。
私たちシーソンズはこれらの問題を解決するために、海の環境保全活動が漁業者の副収入となるような新しい仕組みづくりに取り組んでいます。
これまで私たちは、イベント活動や料理教室、出前授業等多方面の活動通して得た資金を元に少しずつ海ゴミの回収活動をおこなってきました。
しかし実際には、持続可能で発展的な仕組みを作るために十分な資金があるとは言い難い状況であり、今回のクラウドファンディングのお願いに至りました。
今回のクラウドファンディングで皆様からご支援いただいた資金は、新しい仕組みの基礎を作るために使わせていただきたいと考えています。
具体的には、
①海ゴミの回収活動を行う漁師の海産物に対するブランドマークを作り、購入すると海ゴミの軽減につながる海産物として付加価値を付ける。またそれらの海産物を取り扱ってくださる協力店を探す。
②海ゴミの回収データを蓄積・管理し、学術的なデータとして大学等の研究機関向けに有償で提供できる方法を模索する。
③商品売上の数%を海ゴミの回収活動に使わせていただく趣旨の商品を、当団体自身あるいは活動に賛同してくださる事業者さんと一緒に開発・展開していく。
④当団体主催の企画の内容をより洗練し実施回数を増やすことにより、より多くの海ゴミの回収活動資金を調達する。また、同時に企業協賛やスポンサーの獲得を目指す。
いま私たち人類が抱えている様々な課題はどれも一朝一夕には解決が難しいものばかりですが、私たちシーソンズも自分たちのできることにひとつひとつ地道に取り組んでいきます。
持続可能な海の環境を次の世代に残すために、どうか応援をよろしくお願いいたします。
リターンのご紹介
【天然トラフグセット】
Sea+SonSのメンバー漁師の権田幸祐・宗岡健一がトラフグ延縄漁で漁獲した天然トラフグを使用させて頂いています。
フグの王様として「高級食材」の代名詞であるトラフグですが、流通しているトラフグの殆どが養殖である為、天然のトラフグは大変稀少な食材です。そんな天然のトラフグですが、更に個体差や産地によって品質や取引額も異なり、同じ天然トラフグでも様々です。玄界灘の天然物は外海産として取引され、荒波に揉まれて成熟した身は特に上級物として好まれています。
更にその中にあって、天然のトラフグの白子入りともなれば驚く程の高値で取引される事も多々。私たちが漁を行う中で少ない日はほんの1匹しか獲れない日もある程なので、本当に大変貴重な食材なのです。
私たち漁師が責任をもって漁獲した天然トラフグの中から白子入りのフグだけを選別し「ふくます水産」協力のもと、セットを作らせて頂いております。
私たちが所属する宗像鐘崎漁港のトラフグ船団は独自の資源管理システムを構築し漁獲を行っています。漁獲されたトラフグは35cm以下を再放流し資源を守るルールを作ったり、出漁日数を制限し漁獲を行ったりと、資源管理型の漁獲を早い時代から取り入れ、持続可能な漁獲に取り組んでいます。
玄界灘の至宝の味覚をご堪能下さい。
※実際はイメージのテッサのお皿と異なります
※使用されるお皿は↑写真のシーソンズオリジナル陶器に盛り付けした状態で届きます。
※お届け日時を必ず備考欄にご記入下さい。
【海鮮加工品】
Sea+SonSのメンバーである権田幸祐・宗岡健一が乗る共進丸。まき網漁や延縄漁で漁獲した海産物を使用し、食品素材以外の添加物は使用せずに仕上げています。共進水産有限会社 加工事業部で生産。
玄界灘のまき網漁を営む共進丸は6隻の船で構成されるまき網船団です。
4月後半~12月の間、アジやサバを中心に漁を行っています。
そんなまき網漁で混獲される天然ぶりを使用して生まれたのが「やきほぐし」「とばつくり」「昆布まき」です。やきほぐしは旨味を塩だけでじっくり引き出し、直火で焼き上げました。簡便な塩水漬けではなく塩そのもので塩蔵・熟成を繰り返す独自の製法で加工することにより、シンプルに魚の旨味を味わえる製品に仕上げています。
トバつくりは天然のぶりを鮭とば風に仕上げた商品。塩蔵・乾燥・あん蒸を繰り返して旨味を引き出しています。
また、昆布巻きは天然ぶりを北海道・浜中産の昆布で巻き、レトルト処理をせず独自の低温調理製法でじっくり時間をかけて、ブリの旨味も昆布の旨味も引き出すように煮込んだ商品です。
玄界灘で漁獲されるぶりは、寒ブリや養殖ブリのように脂肪分の多い魚ではありませんが、独自の製法で加工することにより、北海道の旨味と福岡の旨味を合わせた製品に仕上げました。
また、玄界灘のトラフグ延縄漁で混獲されるゴマフグを使った商品が「天然ふぐ塩焼き」と「天然ふぐ味噌汁」です。ゴマフグは、ふぐの中でも旨味の強い魚でトラフグ漁師たちの中でも好んで食される魚です。
淡白なふぐの味をよりおいしく仕上げるために、大変手間のかかる加工処理をして水分と塩分の微妙なバランスが取れた製品に仕上げました。
【シーソンズオリジナル陶器】
我々シーソンズが活動する宗像市に隣接する遠賀郡岡垣町にある、「陶芸工房碧のプロポーサー」吉田陽生氏による作品です。
陶器は普段使いに重点を置きながらシーソンズの活動に共感を頂き、玄界灘の深い深い蒼色をイメージした作品を制作して頂きました。玄界灘の「玄」は「クロ」と読み、蒼よりも更に深い「クロ色の海」という意味で「玄界灘」と付いた説もあるそうです。
今回のシーソンズオリジナル陶器は清掃活動で回収した木枝や海藻、流木を燃料として使用した作品になっています。海岸に漂着した自然物は多くのマイクロプラスチックやプラゴミ等を絡めとっているため、私たちはそれらも一緒に回収しています。
回収した自然ゴミを洗浄分別し、残った自然物を再利用する事により、この作品は生まれます。
使うたびに~また手にとって頂く程に生活のアイテムとして馴染んでいきながらも、玄界灘と繋がる世界中の海の青さと綺麗で豊かな海を思って頂ければ幸いです。
【シーソンズ エコボトル】
シーソンズのロゴが入った海のカラーのオリジナルエコボトル。
Sea+Sonsのロゴの三つの波「人人人」は人と人が繋がり波を起こすイメージ。
Sea+Sonsの文字に含まれる三つの「SSS」を筆記体で繋げ「人人人」にしたシンボルでもあります。
またそれぞれの「S」は「Sustainabie・持続可能」 「Share・共有」 「Save・保護」の三つの理念とリンクしています。
おでかけや海岸清掃にぴったりの500mlサイズのエコボトルです。
【シーソンズ オリジナル Tシャツ】
シーソンズのロゴの入ったオリジナルTシャツです。
これを着てシーソンズの活動に参加しよう!
【ありがとう感謝のポストカード】
今回のリターンの中でシーソンズにとって、一番利益率の高い商品となります。
他のリターンと違い、届くのはポストカードのみとなりますが、今後とも責任を持って、費用を環境改善のプロジェクトに使わせて頂くと共に、感謝の気持ちを忘れず活動させて頂きます。
感謝のメッセージを添えたポストカードを郵送させて頂きます。
応援メッセージ
【親方からのメッセージ】
地元の大先輩でもあり、我々の親方でもある共進丸の宗岡譲さんにメッセージを頂きました。
今の私たちがいるのも親方のおかげです。親方から頂いた本文を紹介させて頂きたいと思います。
私が海の異変を初めて感じたのは40年以上も前になるでしょうか…。
冬期のトラフグ延縄漁で、済州島の南東30kmくらいを操業すると延縄の針にビニール袋が次々に掛かってくる海域が有る事に気付きました。陸からも離れ、水深120m程もある海底に何故かと考えましたが、その時は海流や海底の形状等の要因だろうとの考えに至りました。その事は今でも間違いではないと思ってます。しかし、まだマイクロプラスティックと云う言葉や概念すらない時代でしたし、ビニール袋も自然に帰るのだろうとも思い込んでいました。実際に原型をとどめないビニール袋も混じって揚がってきていたからです。 悲しいかな、己の考えの甘さを痛感せざるを得ない時代が来てしまいました。 自分が病に倒れ船を降りて4年が過ぎてしまいました…。ここ数年やっと海洋汚染や地球温暖化がメディアにも大々的に取り上げられるようになりはしましたが、時間を戻す事は出来ません。
昨今、世界で声高に推奨されるSDGs。理念は素晴らしいのですが、一人一人が出来る事を少しずつ、ひとつでも取り組まなければ絵に描いた餅に終わります。自分だけが取り組んでもどうにもならないと考えるのはやめるべきです。
一人が変わろうとしなければ世界は変わらない筈です。
シーソンズの取り組みも一朝一夕に効果や結果を得られるものではないでしょうが、行動し続ける事が大事だろうと感じます。その為にも一人でも多くの方のご支持、ご支援をいただく事が出来ればモチベーションも維持できるのではとも思います。
最後に
今回のクラウドファンディングで集めさせて頂いた資金を海の環境保全活動に使用させて頂き、その活動が持続可能な活動として継続できる仕組みになるようシーソンズは活動して参ります。
<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名:一般社団法人シーソンズ
●事業者の住所/所在地:〒811-4146 福岡県宗像市赤間4丁目10番地9号
●事業者の電話番号:Tel: 0940-51-1033
●送料:送料込み(プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。)
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
●返品に関して
お客様のご都合により商品の受取りが行えかった場合の返品、交換はお受けできません。
商品到着時にお受取りの荷物に異常、変質、破損が見られた場合は当社連絡先まで御一報ください。
商品のお取替えを致します。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るゴミステーションを作成しました!
2022/01/25 20:29皆様、お久しぶりです!シーソンズです!今日はクラウドファンディングで集まった資金で、ゴミステーションを作成しました!全部手作りですが、なかなかのものでしょう!!そして、リターンをお待ちの皆様、随時届いている頃ではないでしょうか?まだ届いていない方も、必ずお送りいたしますので、お待ちください! もっと見る
目標金額達成いたしました!
2021/12/16 10:04ご支援していただいた皆様、この度、クラウドファンディングの目標金額に達成いたしました!!はじめた当初は、わたしたちの活動が伝わっているのか不安だったのですが、金額はもちろん、156名という沢山の方々にご支援を頂き、改めて嬉しく思います。この結果で、わたしたちのこれからしていく活動、目標としている場所に間違いがないと確信すると同時に、皆様の想いを胸に、「海の現状を改善する」という期待と責任を今以上に感じております。これが結果ではなく、これから結果を示していきますので、今後ともどうぞ、一般社団法人シーソンズを宜しくお願いいたします!代表理事 権田幸祐 もっと見る
時化で漁が休みになったので、海岸清掃を行いました。
2021/12/08 15:06こんにちは!今日は風も強く時化ていたので、海岸清掃を行いました。告知なしの海岸清掃には理由があります。海ゴミは風が強い日に海岸に集まり、その日は漁は休みだからです。海岸清掃においてこんなに効率のいいことはないのです。もちろんゴミ拾いに参加した漁師の方々にはボランティアではなく、仕事としてお願いしています。今回のクラウドファンディングでこの活動をもっと広め、更にゴミ回収の効率を上げ、漂着ごみを回収していく足掛かりにし、シーソンズの三つの理念である、『sustainable持続可能』『share共有』『save保護』を爆速で進めていきたいと考えております。 もっと見る
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