ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます。日々、新たにご支援くださる方があらわれ、何と御礼申し上げればよいか…と感謝のなかにおります。本日は、眼科医療とメガネ店を傍らで見ていて感じた「愛情」についてお話しします。母の愛情母、と決めつけるのは本来いけませんね(>_<) 親の愛情、保護者の愛情。わたし個人が子どもの眼やメガネに感動した原点は、平良視能訓練士と同じく北九州市の大里眼科クリニック辰巳貞子先生でした。詳しくはこちらの記事もご覧いただければと存じます。https://mirumirunet.com/association/眼科のメガネ処方箋をもってメガネ店に来店される保護者様。なかには「こんな小さい子がメガネっ子になるなんて」と涙を流される方にも遭遇してきました。特に印象的だったのは「もっと眼の良い子に産んであげれば良かった」という言葉と涙。もちろんお母様の言葉。正直にいうと男性の私からは全く想像だにしなかった、その発想自体が想像を絶するものでした。母とは、そういう風に想うものなのか。驚くのと同時に、自分のガサツさに恥じ入り、遠く離れた我が母を想い出したものでした。愛情はときに母の愛情とは、時に違う方向に進んでしまうこともあるようです。メガネをかけさせるのが不憫だと治療途中で来院しなくなる方や訓練に身が入らない方も稀にいらっしゃいます。辰巳先生はそうした場合「本気で」叱ります。医師としてより母としての言葉だと感じています。仕事を超えた愛情に深く感じ入った経験でした。保護者の輝いた笑顔最初に涙を流されたお母様も、数か月たってまた来店された際にはスッキリとした笑顔なことがほとんどでした。親子で顔を見合わせて前向きに日々訓練に取り組んでいる様子を察する事ができます。最近では、Instagramに積極的にアップされる保護者様も増えましたね。とても素晴らしいと思います。辰巳先生の診察室前に掲げられている絵が好きです。皆、誰かの子として生まれてきました。感謝やらノスタルジーやら仕事への情熱やら、色んな想いが去来する素敵な絵です。母の愛は海より深く。わたしも母から生まれました。皆さんと同じですね。