開発 の付いた活動報告
サービスを作る時に、以下はポーズマニアックスのトップ(PC)のヒートマップです。これは「利用者のみなさんが、どこをクリックしているか?」という統計データで、赤に近い色ほど多くクリックされています。グーグルのGoogle Analyticsや、マイクロソフトのClearityというツールが、利用者のプライバシーを守りながら、匿名化されたクリック統計などを抽出してくれます。こういったデータをチェックすることで、サイトの使いやすさを評価しやすくなります。データを見る限り、ユーザーの皆さんはそれほど迷わずに使えてるようです。いっぽうで、課題もいくつか存在することが見えてきました。トップのタブメニューたえばトップメニューの「Practice」ボタンは、30秒ドローイング建設予定地ですが、まだ存在しません。ですがデータを見る限り、沢山クリックされているようです。外見は後回しにしていましたが、もっと文字を薄くして無効っぽい外見にしたほうがよさそうです(あるいはタブをいったん無くしてしまうか)。ポーズのカテゴリラベル「New Pose」といったポーズのラベルも多くクリックされているようです。右側に「See All」ボタンがあるので大丈夫かと思いましたが、カテゴリラベルもあわせてクリック可能にするとよさそうです。フォローボタン右上のフォローボタンは、想定よりクリック数が少ないようです。ボタンを大きくする。日本語にするなどを検討してもよいでしょう。また、ページ最下部までのスクロール率が50%以上あるようなので、ページの最下部にもフォローボタンやクラウドファンディングへの動線をおくとよさそうです。そんなふうに、データを見ながら課題を洗い出しています。ただ、当面は30秒ドローイングの開発がメインなので、もうちょっと時間はかかりそうです。無理をせず、少しづつ修正していきます。
サービスを作るときには、一番最初に「ビジョン」と「ミッション」、そして「ステートメント」というものを作ります。これらをしっかり作ることで、サービスの軸がブレにくくなります。ビジョンビジョンは「世界はこうあるべきである」という根本の価値観です。ポーマニの考えるあるべき世界観は、「創作に必要なあらゆるリソースは、万人に解放されるべき」です。誰でも何かを作りたい、学びたいと思ったら、創作をはじめられる。生まれた国や、人種や、社会階層で、創作に関する有利不利が決まらない世界。創作の世界は、そのようにあるべきだと考えます。ミッションミッションというのは、「ビジョンを達成するために、サービスや企業が何をすべきか?」です。ポーマニはイラストを主領域にしています。ビジョンのためにすべきことは「全世界の絵を描く(描きたい)人々が、練習・学習に必要なリソースへ、無料でアクセスできるようにする」となります。*ただし「無料で」は、スタート地点に立つために必要な基礎情報へのアクセスです。応用やエキスパートのための情報・ツールが、有料のビジネス・学校になることを否定するものではありません。ステートメントステートメントとは、上記を踏まえて「私たちは何者か?」を定義したシートです。ポーマニでは以下のように定義しました。「知の高速道路」とは「みんなが乗っかることで学習を加速させるしくみ」を意味する言葉です。こういったことをポーマニ運営、開発の骨子にしたいと考えています。大きなサービス、集団でのサービス開発はとても難しいものです。ときには変な機能がついたり、手戻りしたり、頓挫、望まれないアップデート、炎上…などなど色々なことがおきるかもしれません。それでも、上記のビジョン・ミッション・ステートメントだけは、絶対にブレないようにしていきたいと考えています。