サービスを作るときには、一番最初に「ビジョン」と「ミッション」、そして「ステートメント」というものを作ります。これらをしっかり作ることで、サービスの軸がブレにくくなります。ビジョンビジョンは「世界はこうあるべきである」という根本の価値観です。ポーマニの考えるあるべき世界観は、「創作に必要なあらゆるリソースは、万人に解放されるべき」です。誰でも何かを作りたい、学びたいと思ったら、創作をはじめられる。生まれた国や、人種や、社会階層で、創作に関する有利不利が決まらない世界。創作の世界は、そのようにあるべきだと考えます。ミッションミッションというのは、「ビジョンを達成するために、サービスや企業が何をすべきか?」です。ポーマニはイラストを主領域にしています。ビジョンのためにすべきことは「全世界の絵を描く(描きたい)人々が、練習・学習に必要なリソースへ、無料でアクセスできるようにする」となります。*ただし「無料で」は、スタート地点に立つために必要な基礎情報へのアクセスです。応用やエキスパートのための情報・ツールが、有料のビジネス・学校になることを否定するものではありません。ステートメントステートメントとは、上記を踏まえて「私たちは何者か?」を定義したシートです。ポーマニでは以下のように定義しました。「知の高速道路」とは「みんなが乗っかることで学習を加速させるしくみ」を意味する言葉です。こういったことをポーマニ運営、開発の骨子にしたいと考えています。大きなサービス、集団でのサービス開発はとても難しいものです。ときには変な機能がついたり、手戻りしたり、頓挫、望まれないアップデート、炎上…などなど色々なことがおきるかもしれません。それでも、上記のビジョン・ミッション・ステートメントだけは、絶対にブレないようにしていきたいと考えています。