ご報告が遅くなりましたが、ホワイトデーの3/14、ついにお庭の改修工事が着工となりました。終わりの見えないコロナとの戦いに加え、未だ実感を伴わない世界情勢の急転。悲しすぎるニュースの数々に未来を見いだせない日々。心から笑顔になれない中、工事開始は我々にとって小さな希望となりました。大家さんからご紹介いただいた植木屋さんが、予算のない我々に採算度外視で協力くださり、廃品を利用した”ジャンクガーデン”を目指します。ヒト店長も庭好きスタッフも大家さんも力仕事やる気まんまんで待ち構えていたのですが…なんと腕のいい職人さんが5名も作業に来てくださり出る幕なし!ローズマリーにブルーベリーも!廃品とはいっても、きちんと一つひとつ補修してうちの庭に合うように改造もしてくださっています。ピカピカ過ぎないこのアンティーク感が店内との相性もバッチリです。プランターに元々植わっていた草木も一緒に仲間入り。猫たちも見学会。その視線の先には・・・悲願の雨除けが。誇らしげにそびえ立つパーゴラ。そしてそれを支えるウッドデッキ。材料のほとんど全てが、アイアンウッドという20年以上腐ることのない丈夫な木材の中古品や端材です。東南アジアなどで水の中に建っている建物の土台に使われる木だそうです。時間の経過とともに、いい感じに退色して、美しい灰色になっていきます。色も長さもバラバラなところがまるでアイアンウッドのパッチワークのよう。愛しいお庭になりそうです。奥の細道もその姿を現したところでこの日は終了。この続きもどうぞお楽しみに!