【福島】コロナ緊急対策支援、不登校の子どもたちの学びを支えたい!

現在「学校にゆけない、ゆきたくない。でも、学びたい」という不登校の子どもは全国で18万人。 一方で、不登校の子どもでも7人に1人は経済的な困難を抱えています。 このコロナ禍において、経済状況を問わずどんな子どもでも安心して学びの場を利用できるように、このクラウドファンディングを実施します。

現在の支援総額

551,000

30%

目標金額は1,800,000円

支援者数

26

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/10/20に募集を開始し、 2021/12/01に募集を終了しました

【福島】コロナ緊急対策支援、不登校の子どもたちの学びを支えたい!

現在の支援総額

551,000

30%達成

終了

目標金額1,800,000

支援者数26

このプロジェクトは、2021/10/20に募集を開始し、 2021/12/01に募集を終了しました

現在「学校にゆけない、ゆきたくない。でも、学びたい」という不登校の子どもは全国で18万人。 一方で、不登校の子どもでも7人に1人は経済的な困難を抱えています。 このコロナ禍において、経済状況を問わずどんな子どもでも安心して学びの場を利用できるように、このクラウドファンディングを実施します。

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応援メッセージ の付いた活動報告

【応援メッセージ】NPO法人ネモネット フリースクールネモ 代表前北 海 さん●自己紹介 千葉県習志野市・市川市でフリースクールネモとうフリースクールの代表をしています。普段はフリースクールネモ習志野のスタッフとして子どもたちと関わっています。 そのほかにもフリースクール全国ネットワークの理事や千葉県フリースクール等ネットワークの代表として人と人をつなげるネットワークの仕事もしています。 また、うみけるのフリースクール屋さんというフリースクールのコンサルティングもしています。●各地にフリースクールがなぜ必要か? フリースクールの存在は、不登校の子どもたちが増えている現状から注目されています。フリースクールを増やすのではなく「学校が良くなる方が先だ!」という考え方もあるかもしれません。 もちろん学校が良くなることは前提ですが、「今」行く場所がない子どもたちを支える場が、「今」必要と言うことを忘れてはいけません。私は、そのすべてをフリースクールと言う答えで賄うことは考えてもいません。 しかし、その一つの答えがフリースクールと言うのも事実なのです。ですのでフリースクールが各地にあることで支えられる子どもを増やしていく事が必要とされています。 ●最後に一言! フリースクールの経営はとても脆弱です。主な収入源は会員から取る会費です。コロナ禍において「収入減からフリースクールに通わすことが出来ない」という相談が多く聞くようになりました。子どもが望んだ時に寺子屋方丈舎に通える可能性を増やすために是非皆さんご支援よろしくお願いします!


【応援メッセージ】NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 代表関戸博樹 さん●自己紹介 大学で福祉を学ぶ中、冒険遊び場づくりの活動と出会い「住民が子どもの遊び場について考え活動することを通じて、自治の力が回復し地域が元気になっていく」ことに大きな魅力を感じる。  04年にオープンした渋谷はるのおがわプレーパーク(東京都渋谷区)の常駐プレーリーダーとして8年間従事。その後、長男が1歳半の時から2年間を主夫として過ごし、子育てを経験する。現在はフリーランスになり、冒険遊び場のプレーリーダーとしての仕事に限らず、様々な子どもの遊び環境づくりに関わり、プレイワークのトレーナーとしての人材育成、コラムの執筆、主夫経験を活かした子育て講座なども行っている。著書として「子どもの放課後にかかわる人のQ&A50」(学文社・共著●フリースクールなど「学校以外の学び場」は何故必要なのか? 冒険遊び場(プレーパーク)という子どもの遊び場・居場所の活動に長く携わってきました。子どもの生まれながらに自分の関心を頼りに世界を広げる探求心があります。そして、探求心を満たすには遊び心が大切で、学校においても学校外の学び場においても共通と言えるでしょう。 このことは日本も批准している「子どもの権利条約」の取扱説明書であるジェネラルコメントNo.17にも締約国の義務として次のように書いてあります。 「学校:教育環境は、第31条に基づく義務の履行に際して主要な役割を果たすべきである。これには以下の点が含まれる。教授法:学習環境は積極的かつ参加型のものであるべきであり、かつ、とくに低年齢の時期においては、遊びの要素に満ちた活動および参加形態を提供するものであるべきである。」 学校がその子どもにとって遊び心を発揮して学ぶ環境でなかったとしたら、他の選択肢が用意される必要があります。子どもは自ら学ぶこと、遊ぶことで「自分」をかたちづくり、人生を手作りできるようになっていきます。つまりはそれが「生きること」です。すべての子どもが多様な学びの場を保障される社会の実現が私たち大人の急務であると考えています。


【応援メッセージ】認定特定非営利活動法人育て上げネット 理事長 工藤 啓 さん 子どもたちの命と学びの機会を守ってきた寺子屋方丈舎、この分野のトップランナーを走ってこられた江川さんの活動は、日本のフリースクールがいま置かれた姿を体現し、目の前で必要なこと、そしてこの先に私たちの社会がありたい形を作っています。  今回のクラウドファンディングでは、経済的に余力のある家庭の子どもだけでなく、社会的な場を必要とするすべての家庭、子どもたちのために「場」を拓くための資金調達です。 もしかしたら、お金が払える家庭と子どもたちだけをサポートするのであれば、クラウドファンディングが不要なのかもしれません。 しかし、眼前に広がる状況はそれを許していません。だからこそ、一時的にせよ経済環境の悪化によって本来守られるべき子どもたちが守られていないことに対して、私たち社会のありたい形を作る上でも、本プロジェクトは大きな指針になるものと考えます。  不登校への社会的な理解が過去に比べて少しずつ進んできている一方、子どもたちを支えるための環境基盤の脆弱性はまだ解決されていません。寺子屋方丈舎の取り組みが、地域の子どもたちを守るとともに、社会の子どもたちを守るための大きな呼び水になることを期待します。


【卒業生の声】田崎 元太さん(20代男性・社会人)フリースクールが、利用者にとってどんな場所なのか?実際に卒業生にインタビューをして、通う事によって起きた変化を明らかにします!▶フリースクールにつながった経緯は? 私の場合、高校2年生の時に全日制高校から寺子屋方丈舎さんに転入しました。 高校2年生の一学期が始まった頃に教師から体罰を受け、 PTSDになり登校することが困難になりました。 私の母親と代表の江川さんがたまたま知り合いで、 江川さんから方丈舎さんの話を頂き、見学に行ったのがきっかけでした。 その頃の私は人間不信になっており、正直見学に行くまでは適当な理由を付けて断ろうと思っていました。ですが方丈舎の先生方は、子供達に何かを強要するのではなくフレンドリーに接し、まず私達の話を聞き、共感してくれました。そんな先生方のおかげで私も少しずつ心を開き方丈舎に通うようになりました。 ▶フリースクールでの印象に残っている思い出 印象に残っている思い出は二つあります。   一つ目は、みんなで東日本大震災の避難者の方々と芋煮会を開いたことです。そこでは、“避難者の方々が震災の時に何を思ったか“また”会津での生活の良い所や不満、不安に思っている事は何か“などを話し合いました。そんな避難者の方々とお話をして、今の生活があたりまえではなく私と接してくれる家族、友達など、周りの人たちに改めて感謝をするようになったことを覚えています。 二つ目は、アメリカ在住の方が1ヶ月間方丈舎に来てくれた事です。彼は海外から見た日本や、アメリカでの生活など日本に居るだけでは気づけない様々な価値観を教えてくれました。 この経験がきっかけで私自身も海外で生活をしてみたいと思うようになり、一年後オーストラリアに留学することを決意しました。▶現在の生活 今は結婚し、妻の両親が営んでいる蕎麦屋で料理人をしています。料理人をする前は都内で営業の仕事をして沢山の人達と出会い、様々な経験を積んできました。今後の目標としては、そういった人々との繋がりを大切にしていきながら、お店だけでなく地域ごと盛り上げていけたらいいなと思っています。▶メッセージ 寺子屋方丈舎は、勉強だけでなく人と関わるうえで大切な事、視野を広く持ち、なりたい自分を考える事の重要さなどを、遊びの中から教えてくれました。人間不信だった自分がここまで変われたのは、寺子屋方丈舎で培った経験や出会いのおかげだと思っています。 私はここの卒業生で良かったと心から思えます。


【応援メッセージ】TDU・雫穿大学スタッフ  朝倉 景樹 さん▶自己紹介:朝倉景樹(あさくらかげき) TDU・雫穿(てきせん)大学という18歳以上の人たちが、いかに生きるかということを存分に模索できるオルタナティブ大学のスタッフです。不登校やひきこもり、職場でバーンアウトなど生き難さを経験したことをきっかけに参加する人が多いです。 不登校等を経験すると、「他の人ができていることができていない自分」と感じ「自分は弱いのではないか、甘えているのではないか」と自分で自分を否定してしまうことが少なくありません。そんな自己否定をその人自身が、周りの人の力も借りながら解きほぐす(自分研究など)ということも大切にしている場です。 また、不登校、ひきこもり、フリースクール、ホームエデュケーションなどの国内外での研究活動もしています。 ▶今の立場から見て、フリースクールなど学校以外の学び場は何故必要? 日本の教育制度は世界的に見ても珍しい、多様性の乏しいものです。公的に認められているカリキュラムは学習指導要領しかありません。国公私立を問わず学校はすべて準拠しなければいけません。しかし、人は十人十色、もちろん子どもも十人十色です。一つしかないカリキュラムに合わない子どもがいるのは自然なことです。 また、学校は多くのことを背負っています。しかも、先生以外のスタッフは学校にはあまりいないので、先生たちの負担もとても大きいものです。なので、何かが起きた時に対応する余地がとても持ちづらくなっています。いじめなどが起きても十分な対応がとられないことが多くあります。  学校での指導はより細かくなる方向にあり、子どもたちもいじめられないように空気を読んだり、SNS対応などで余裕を持ちにくくなったりしているかもしれません。そのような学校状況に合わない子を増やす状況があるともいえるでしょう。だから、学習指導要領学校に合わなくなった場合、フリースクールなどの学校外の学び場はとても重要なのです。 ▶最後に一言! 人が人らしく生きるということが、自己責任とされがちな社会で、子どもの世界までそのような殺伐としたプレッシャーが押し寄せています。フリースクールはそんな社会の中で子どもが息を付ける場所、自分に合ったペースで育っていける拠点となっています。 方丈舎は1999年からずっとそのような場を会津の地で提供し続けてこられました。方丈舎やそこにつながる子どもたちの笑顔がより広く支えられることを陰ながら祈っています。


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