実施理由/背景
きっかけは2年前・・・武蔵村山市の知名度を上げたい、という子どもたちの願いから
私たちのくらすまち・東京都武蔵村山市は、東京都の西部に位置し、東京都の区、市の中で唯一駅がありません。そのため知名度も低く、地域注目度ランキングでは万年最下位争いの状況です。市立第三小学校では、この事実を当時の4年生たちに伝えたところ、ランキングを上げたい、もっと魅力を知ってもらいたいという意見が挙がったため、総合的な学習の時間を活用して、市の知名度をアップさせるための活動を開始しました。絵本を作って、浅草や上野公園で配布したり、ラップを作って、YouTubeに動画をアップロードしたりとこれまで精力的に活動しました。東京MXテレビで特集をされたり、東京新聞で何度も記事にしていただいたりと多くのメディアにも取り上げられましたが、子供たちはまだまだ満足していません。6年生となった今年は、活動の集大成として、プロの映像監督の力を借りて新たにプロモーションビデオを制作したい!という子どもたちの願いの実現に向けた最後の取組に挑戦することに決めました。この願いを実現させて卒業させることが、私たちの願いです。
プロジェクト内容説明
4年生・5年生の時の活動内容
4年生の時は、絵本を作成しました。クラスごとに絵本の内容を検討しました。内容を考えるにあたって、市の産業観光課の方に出前授業をしてもらったり、インターネット等で調べたりして情報を集めました。そして、「しりとり」「昔話」「ある女の子の日常」をテーマにした絵本をそれぞれ完成させ、各50冊ずつ製本し、上野公園や浅草で配布しました。
また、5年生の時は、学校で行われた、ラップの第一人者であるGAKU-MCさんのコンサートをきっかけに、ラップを使って市をPRすることにしました。ラップ班・PR動画班・PR動画シナリオ班・宣伝キャラクター班に分かれ、GAKU-MCさんや武蔵村山市出身の漫画家、なるあすくさんの力を借りながら自分たちで企画を進めていきました。完成した2曲のラップは、動画にしてYouTubeにアップロードしました。また、CDを200枚作り、HMVららぽーと豊洲店やタワーレコード立川立飛店で配布しました。6年生となった今年は、昨年度完成させた動画の再生回数10万回を目指して最後の活動が始まりました。が、現実は厳しく・・・。そこで、大きな新プロジェクトが動き出します。
武蔵村山知名度アップ大作戦メモリーズを実施して活動の集大成を迎えたい!
5年生の時に投稿した動画の総再生回数10万回を達成するための打開策を、子供たちと模索しました。すると、もう一度完成度の高い動画を作り直したい、プロの手を借りたい、という声が多く上がりました。たしかに、動画撮影のプロに依頼できれば、再生回数をぐん、と上げることが期待できますが、そこまでの活動資金はない・・・。
昨年学校に来てもらったGAKU-MCさんの事務所に相談したところ、なんと、「勝利の笑みを君と」のプロモーションビデオを手がけた監督にキャスティングをすることはできました。あとは、資金調達が課題です。壮大かつ、これまでの活動の集大成となるような動画を作っていきたい。コロナ禍で多くの学校行事が中止となった子供たちにとって、小学校生活最後の学習に花を添えるとともに、武蔵村山市の絶好のPRチャンスになると期待し、この武蔵村山知名度アップ大作戦メモリーズを実施したい!そこで、子どもたちの活動を応援してくださる方々の力も借りて、共にプロジェクトを実現させるべく、クラウドファンディングに挑戦することになりました。
目指すところ
小学校生活最後に大きな成功経験を
これまで子供たちは様々な活動をしてきましたが、自分たちの学習がどれほど効果のあることか、実感をもつことはできていません。多くのメディアに取材を受けてきましたが、本当に知名度アップに繋がったのか、疑心暗鬼な子も少なくないでしょう。そのような状況の中で、子供たちの活動が動画の再生回数という形で示されれば、達成感に包まれるに違いありません。また、この動画を目にした方一人一人に、武蔵村山市を知ってもらい、関心をもってもらうことが子供たちの願いでもあります。これまでコロナ禍ということもあり、学校活動も多く制限を受けてきました。楽しみにしていた行事も中止や縮小され、残念な思いもたくさんしてきました。最後に、子供たちに一生の思い出になる経験をさせてあげたい!ここで大きな成功体験をして、自信をもって中学校へと進学してもらうため、この企画を実現したいと強く思っています。
寄付の使い道
集まった寄附金をもとに、下記の用途で使用させていただきます。
1 プロのミュージックビデオの作品制作依頼料
2 プロのアーティストの出演料
3 その他経費一般
4 宣伝のための広告料
5 返礼品のCD、シールの作成料
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆様へ
第三小学校では、継続的に教育活動の中で、武蔵村山市の知名度向上を目的とした取組を実践してまいりました。今回のプロジェクトは、その集大成となります。子どもたちがこれまで取り組んできたもの、その思いを、今回、皆様からのご支援をもとに、形にすることで、願いの実現に向けて取り組みます。第三小学校のプロジェクトへご賛同、御寄附いただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。
お礼品について
感謝のお手紙と思いをこめた手作りの・・・。絵本やCDもご用意します。
返礼品作成チームが考案した感謝状は、寄附をしてくださった全ての方にお送りします。また、数は限られますがこれまでに作成したシールや、絵本、CDも寄附金額に応じて提供させていただきます。感謝状はレイアウトから内容まで全て吟味をして手書きで書いたり、パソコンで入力したりと様々な種類をご用意する予定です。どのような感謝状かはお手元に届くまでのお楽しみです。また、シールに用いるキャラクターは昨年度、武蔵村山市在住の漫画家である、なるあすくさんにご指導いただいた末に完成したオリジナルキャラクターを活用する予定です。そちらもご期待ください。
事業スケジュール
2021年9月上旬:
・監督と児童の情報共有 ・返礼品の検討開始
9月下旬:
・ラップのレコーディング ・返礼品の作成開始
10月下旬:
・ミュージックビデオの撮影
9月下旬〜12月:
・児童によるクラウドファンディングの宣伝
2022年1月中:
・動画完成、YouTubeへの投稿
6年生は、クラウドファンディングについての宣伝や、返礼品作成などの、クラウドファンディング成功のための活動に従事するとともに、プロモーションビデオを制作してくれる監督とのヒアリングを重ねた後、第三小学校内や市内各所において撮影へと入ります。10月以降に撮影を始め、年が明けて令和4年1月中の完成を目指します。