実施理由/背景
増える子どもたちへ十分な教育環境を整えたい!
吉岡町教育委員会では、子どもたちがのびのびと学校生活を送ることができるよう様々な取り組みを行っております。
中学校では、22の部活動が部員不足に陥ることもなく活発に活動しており、運動部・文化部とも毎年多くの部で素晴らしい成果を上げています。
住みたい町、住みやすい町ということで各方面から高評価をいただいており、国勢調査において2010年19,801人だった人口は、2020年21,817人と10年間で2,016人増加し、それに伴い児童生徒数も増加し続けています。
町では、引き続き、児童生徒数の増加に伴う学校施設の整備や老朽化してきた学校給食調理施設等、教育環境の整備に取り組んでいきたいと考えております。しかし、人口減少対策が喫緊の課題となっている我が国において、当町のような、人口が増加している自治体に対する有効な補助制度がなく、財政的には非常に厳しい状況となっています。
吉岡町の子どもたちが安心して学校生活を送ることができるよう、教育環境整備に係る費用に対し、皆様からのご支援をお願いいたします。
プロジェクト内容説明
住みたいまちであり続けるために児童生徒の学習環境の整備を進めます
吉岡町では子どもたちが生き生きと安心安全な学校生活を送ることができるよう、ソフト・ハードの両面から学校教育環境整備を進めています。そのような中で、それらにかかる費用も年々増加しており、近い将来には取り組まなくてはならない案件も存在します。子どもたちがこれからも良好な学習環境で有意義な学校生活を送れるよう、そして町が子どもたちの笑顔でいっぱいになるように下記の事業など様々な施策に取り組みます。
(1)児童生徒の増加に伴う施設整備
(2)老朽化に伴う施設整備
(3)特別支援学校に通う児童生徒への就学援助
(4)マイタウンティーチャーや学級補助員等の配置
(5)児童の登下校を見守る見守り指導員の配置
(6)ALTの全校配置
(7)ICT環境整備計画と活用計画をパッケージ化した『HiBALIプラン』の推進
(8)中学校部活動への各種支援
(9)保護者負担の軽減等
目指すところ
「予測不可能な未来社会を生き抜く力」を身に付けた広く活躍できる人材育成を目指して
人口減少対策が喫緊の課題となっている我が国において、当町のような、人口が増加している自治体に対する有効な補助制度がなく、財政的には非常に厳しい状況となっていますが、「住みたい理由は教育が充実しているから」と言われることを目標に、毎年多大な予算を投じて校庭の拡張、校舎や体育館の新設や整備・拡張を行うとともに、教育活動の充実のために学校の人的配置等も手厚くなるよう努めています。
本町では、児童生徒の一人一台端末整備計画である国のGIGAスクール構想に合わせて「Society5.0社会」を主体的に生き抜く力を身に付けさせるため、生徒2,000人余全員への情報端末の配布、校内どこでもアクセス可能な高速インターネット回線の整備、全教室への65インチ大型モニター設置、Wi-Fi新規導入家庭への補助などを進め、子どもたちが学校はもちろん、家庭でも端末を活用できるようにしました。
寄附者皆様のご支援をいただきながら、増え続ける吉岡町の子どもたちに「予測不可能な未来社会を生き抜く力」を身に付けさせ、広く県、国をまたにかけて活躍する人材の育成を目指します。
寄付の使い道
吉岡町では、人口増加により児童生徒の学習環境の整備に多額の費用が必要になっています。人口増加に対する有効な補助制度がない中で、ここ8年間で14億円以上もかかっており、全ての費用をクラウドファンディングで賄うことは困難ですが、寄附金は児童生徒の学習環境の整備のための費用に利用させていただきます。
自治体からのメッセージ
寄附者の皆様へ 吉岡町教育長 山口知良
吉岡町は、現在も人口が増加している全国的にもまれな町となっており、この傾向は児童生徒数にも表れています。令和3年8月時点での町の児童生徒数は2,110人ですが、10年前(平成23年度)の1,974人や20年前(平成13年度)の1,730人と比較しても増加傾向にあることは明らかであり、この傾向はしばらく続くという推計もでています。
そのような中において、町では児童生徒が生き生きと安心安全な学校生活を送ることができるよう、ソフト・ハードの両面から学校教育環境整備を進めているところですが、それにかかる費用も年々増加しているほか、近い将来には取り組まなくてはならない案件も待ち構えています。
町としても、児童生徒のために引き続き環境整備を進めていきたいと考えておりますが、財源には限りがあります。
町が子どもたちの笑顔でいっぱいになるよう、皆様のあたたかいご支援ご協力いただきたくお願い申し上げます。
事業スケジュール
令和2年度~:ICT環境整備計画と活用計画をパッケージ化した『HiBALIプラン』の推進
令和2年度~:児童生徒の増加及び老朽化に対応した学校環境施設整備~「学校給食調理施設整備事業」
令和3年度:児童生徒の増加及び老朽化に対応した学校環境施設整備~「吉中トイレ・給水管改修工事」