実施理由/背景
「子ども食堂」必要としている声
コロナ禍で子ども食堂の開催が難しくなる中、地域で開催している子ども食堂を利用したいと探している保護者からの問い合わせが増えました。
地域の子どもたちから「子ども食堂」の開催を待ち望む声が届いたことで、より子ども食堂の必要性を感じ、コロナ禍でも感染対策をしながら子どもたちの居場所つくりに取り組んでいきたいと思いました。食事時間の楽しいお喋りは難しくなりましたが、同じ空間で一緒に宿題をしたり、友達との待ち合わせ場所に使ったり、ボランティアさんたちに最近あった出来事を話したり、皆それぞれ自由に子ども食堂での時間を楽しむ。そんな居場所を作り続けていきます。
プロジェクト内容説明
感染予防に取り組みながら子ども食堂の継続を
これまで一つのテーブルを皆で囲み、食事を通じて交流を楽しめる居場所作りに取り組んできましたが、コロナの感染拡大に伴い食事中の会話や同じテーブルで集まって座り食事をすることが困難になりました。そこでコロナ禍でもできる方法を検討しながら(感染予防のつい立て、席の間隔をあける・お弁当の配布等)地域で子ども食堂の開催を継続させ、要望のある学区では新規で子ども食堂を開設します。
令和3年11月現在は開催可能な3会場(井宮北・川原・森下学区)で月1回の子ども食堂を運営しています。
通常通りの開催(現場で調理したメニューを子どもたちが一緒に食べること)が難しい場合は、宿題など感染対策をしたうえ会場内で過ごせる環境を整え、お弁当を提供配布するなど感染状況に合わせて開催内容を変更、試行錯誤しながら継続していきます。
目指すところ
気軽に立ち寄れる子どもたちの居場所に
来たいと思った子どもたちが気軽に立ち寄れる居場所を作ること
子どもたちにとって普段の生活の中では形成できない人間関係の構築や学びの機会を得ること
ストレスや不安を抱えている子どもたちが安心して過ごせる、相談できる信頼関係をつくり、見守っていくこと
様々な体験を通じて、子どもたち一人一人の未来に小さなプラスを積み重ねていくことができる、子どもたちの思い出に残る居場所にすることを目指しています。
寄付の使い道
子ども食堂の運営費
会場費、印刷費、食材費、消耗品費など、運営に関わる費用
コロナの感染状況によって調理して現場で食べることが困難になった場合配布用のお弁当購入費
目標金額に満たない場合も、当団体の資金を補填し事業を実施します
※ご寄附後、実施団体からの活動報告等の送付を希望される場合は、申込フォームのアンケート欄にて「活動報告等の送付を『希望する』」を選択してください。
自治体からのメッセージ
静岡市はこのプロジェクトを応援します!
市民ニーズが多様化・複雑化し、行政だけでは社会的課題に対してきめ細かく対応することが困難な状況にある中で、行政の支援が届かない分野で活動しているNPOなどの団体は、社会に欠かせない存在となっています。
本市では、このような行政の支援の行き届きにくい公益性の高い活動に取り組んでいる団体を対象として、ふるさと納税制度を利用した支援を行っています。
身近な場所に子ども食堂があることは、貧困対策だけでなく、子どもたちの居場所の確保にもつながります。コロナ禍においても可能な形で開催し、継続していくことが望まれます。
静岡市子ども食堂ネットワークの活動により、子どもたちを取り巻く様々な問題にいち早く気づき、地域全体で見守っていくことで、子どもたちの笑顔が増えることが期待できます。
静岡市は当プロジェクトを応援します。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
静岡市長 田辺 信宏
事業スケジュール
毎月:開催する子ども食堂の案内を対象エリアの小学校へ配布
毎月:月1回×会場数の子ども食堂の開催(コロナの感染拡大に伴って会場数に変更あり)
コロナの影響で、子ども食堂で利用できる会場が減りました。そんな中でも子ども食堂に会場を提供していただける場所で子ども食堂を開催していきます。