日本酒作りパート3という事で、いよいよ最終版です!「古酒の魅力」最終回では、日本酒の古酒の魅力をお伝えできればと思います。まずは保存されている酒蔵から潜入♪前回まで、特別な地層から湧き出る「奇跡の水」その地層のルーツに迫ってみました。100万年前以上から海底に積もった貝殻層、その層が隆起してできたのが房総半島とお伝えしました。そしてチバニアンという特殊な地層から湧き出る「奇跡の水」それは硬度250度という超硬水です。硬水の日本酒は古酒にすると一層美味しくなると言われてきました。そして、奥の方から出てきました〜(^^)20年もの間、蔵で寝かせた古酒!こちらの古酒を頂いてみる事に(^^)まず、色ですが、、、何これ、ブランデー?いえ、日本酒です、本当に!!そして、香り、、、えっ、シェリー酒?いえ、日本酒です、でも何でこんな奥深い香りに・・?そして、味、、、何?これ、何酒?品の良いコクのある口当たり、しかしスッと喉を通る爽やかさ!日本酒って言われても、、、むしろ全く新しいお酒なんです(><)超硬水が20年の歳月で丸みと円熟さをまとっている、そんな感じ!生まれて初めて飲む味、これが日本酒?そう言われても、ピンとこない。。。色、香り、味、喉越し、全てが初めての感覚。これは、ハマる! やばい感覚です(笑)蔵の奥には、1969年物(年齢で言うと53歳)まで眠っているそう。ここまで古い古酒が眠っているのは全国でも珍しいそうですね。もちろん、1本買って帰りました〜(^^)特別な日に、飲もうと思います!「海女(アマ)さんの大活躍」 1609 年、江戶時代初期にメキシコの船が御宿沖で遭難しました。当時のメキシコは世界の海を制したスペイン領だったので立派な船です。 その船が遭難するのは、相当な暴風だったのです。 乗組員 373 名は海に放り出されました。そして救助する為に地元の海女さんが活躍したと言われます。 海女(アマ)さんとは、海に潜って魚介類を獲る女性たちです。 海に放り出された船員を、泳ぎが得意な海女さんが海に飛び込み助けました。溺れている人の救助は危険で、自らの命も危険にさらされます。 しかも、300人以上の救助は相当に大変だったのでは?中には体温が奪われ瀕死の状態の人も多かった様です。 そして、海女さんが自らの体温で温めて蘇生させたと言われます。その時の姿が銅像になっています。遭難した同等クラスの船を作り、助かった乗組員全員を送り返しました。太平洋が横断できる船を造船した江戸幕府、徳川家康公もすごいですね。そして今でも、御宿町とメキシコの友好関係は続いています。御宿町の人は優しい人が多いんですね。御宿のまちのエピソード、今回の動画でご紹介します。先人の大活躍、それは地域が誇れる財産だと思います。価値あるエピソードとして語り継がれることを願います。