服飾学校卒業生からなるエコバッグ作成チームチームの中にやたらと明るいお爺さんが混ざっていたので、どういう経緯でチームに入っているのか聞いてみたら、難民支援団体「Lafrikana」の創立者のお1人でした!難民として隣国からケニアに逃れてきたものの、もちろんケニア政府からの支援などなく、とにかく難民同士助け合っていくために自分達で出来ることを探し、テーラー5人で洋服作りを始めた。食糧、医療はもちろん、段ボールを敷いて寝ている人々には、マットレスや毛布までサポート。9年かけ、組織は強く大きくなり、現在ではこの地域のケニアの人まで平等にチャンスを与えているそう。今でも現役、新人テーラー達のサポートをしています。ケニアスタッフ トモ5月に始まったばかりの職業訓練校にて通訳として息子さんが来てくれました。
職業訓練 の付いた活動報告
エコバッグ作りメンバーのエリオットさん。 彼女は路上で揚げた魚を販売していましたが、昨年、念願だった服飾訓練校に入学し、4か月後卒業。今は訓練学校の授業が終わる17時から、学校のミシンを借りて、バッグなどの製品を作り販売しています。 訓練校には赤ちゃんを見てくれるデイケアセンターもあり、子ども2人を預けて通っていました。将来の夢はファッションデザイナー! もっともっとお客さんを見つけて、腕をあげていきたいそうです。ケニアスタッフ トモ
難民支援団体パートナー「Lafrikana」 様々な理由で周辺諸国からケニアにたどり着いた難民を支援する団体。その国は、コンゴ民主共和国や南スーダン、エチオピア、ブルンジ、ルワンダなど多岐にわたります。2013年に2台のミシンで縫製品を作り、その稼ぎを食費や医療費として、困っている難民たちに分配するところからスタートしました。現在では、服飾の職業訓練プロジェクトや、児童婚などの理由で学校に行きたくても行けなかった女子生徒に対して初等教育のサポート等をしています。服飾訓練学校は無償で、4か月間集中して授業を受けられます。授業は、1日3クラス制で一クラス15人ずつ、難民もケニア人も受け入れています。現在200人の入学希望者が待っているそうです。私達アフリカンドリームがこの学校と共にできる事、それは製品を注文すること。他の国からの新しいアイディアを授け、商品作りの経験を提供しながら、テーラーの卵達がゆっくり自立していけることをそっとサポートしています。ケニアスタッフ トモ