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売却の決まった祖母の家を、映画の中に遺したい。

祖母が他界して一年、祖母の家の売却が決まりました。古き良き昭和の暮らしが刻まれた、築45年の一軒家。子供のときから、ずっとずっと大好きだった家。日本中どこにでもある空き家問題。よくある話かもしれません。でも、なくなってしまうその前に、この美しい家を映画という作品の中に留めておきたいと思いました。

現在の支援総額

558,000

111%

目標金額は500,000円

支援者数

87

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/05/21に募集を開始し、 87人の支援により 558,000円の資金を集め、 2022/07/16に募集を終了しました

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現在の支援総額

558,000

111%達成

終了

目標金額500,000

支援者数87

このプロジェクトは、2022/05/21に募集を開始し、 87人の支援により 558,000円の資金を集め、 2022/07/16に募集を終了しました

祖母が他界して一年、祖母の家の売却が決まりました。古き良き昭和の暮らしが刻まれた、築45年の一軒家。子供のときから、ずっとずっと大好きだった家。日本中どこにでもある空き家問題。よくある話かもしれません。でも、なくなってしまうその前に、この美しい家を映画という作品の中に留めておきたいと思いました。

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恵那の家短編映画 の付いた活動報告

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たくさんの方に応援していただき、完成することができました!つきましては、完成披露試写会を開催いたします。ぜひお近くの会場へ、足をお運びいただけましたら嬉しいです。東京会場と、静岡の昼間の会場は、歓談できる時間も多めに取ってあります。ぜひぜひお知り合いの方もお誘い合わせて、お気軽にお越しください☆【『にぼしとかえる』完成披露試写会】入場無料予約不要(事前連絡も大歓迎)上映時間40分(上映以外の時間は歓談タイムにご利用ください)★東京(東中野)6/5(月) open 14:00 start  ①14:30〜/②16:30〜/③18:30〜 close 19:30会場:space&cafe ポレポレ坐  東京都中野区東中野4‑4‑1 ポレポレ坐ビル1F https://pole2za.com/map★静岡(島田)①6/10(土) open 18:30 start 19:00〜 close 20:00会場:島田市金谷南地域交流センター 静岡県島田市金谷本町2014-2②6/11(日) open 13:30 start 14:00〜 close 16:00会場:静岡県島田市金谷公民館「みんくる」 島田市金谷代官町3400★岐阜(恵那)6/12(月) open 18:30 start 19:00〜 close 20:00会場:水半茶寮 岐阜県恵那市大井町1777-1※駐車場等、会場手配のため、ご一報いただけますと幸いです。【あらすじ】恋人の姉に連れられて、彼らの祖母の家を訪れた奏子。その家は、近く取り壊しが決まっていた。昭和の暮らしが刻まれた家のなか、女性二人と赤ん坊が紡ぐ、ささやかな数日間。


本日カラコレ。
2023/03/12 17:13
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ご無沙汰しております。恵那の家短編映画『にぼしとかえる』編集作業もいよいよ終盤に突入しました。文字通り七転八倒しながらの編集作業を経て、本日カラコレ。映像の仕上げ、と言いましょうか、そんな作業です。恥ずかしながら、この映画を作るまでそんな作業があることを知りませんでした。編集しながら、撮影部の皆さんが撮ってくれた映像がすごく素敵だったので実は正直、「これ以上何かする必要あるんだろうか」とか思っていたのですが、こうして実際に作業しているのを拝見して、もうもう飛び上がりそうになっています。更にさらに!どんどん素敵になっていく!「映画を作るって、凄いなぁ…」と感激に打ち震えております。しかも、撮影の末松さんも同席して具体的に進めてくださっているのですが、その安心感たるや!撮影から約9ヶ月経っても、私の作りたかったもの、写し撮りたかったものを的確に伝えてくださるので、私は安心して感激していられています。来月には完成、、、できるといいなぁ((o(*>ω<*)o))


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恵那の家短編映画「にぼしとかえる」twitterアカウント開設しました!ぜひぜひチェックしていただけると嬉しいです。https://twitter.com/niboshitokaeru長らく発信が滞っておりまして失礼いたしましたm(。>__<。)m現在、主演もしてくれたもっちーと一緒に編集しています。今のところざっくりラフな編集が半分過ぎくらいまできたところなんですが、もう既に良くてですね、や、あの。良いだろうとは元々思ってたんですが、ちょっとそれを軽く超えてくれちゃう感じの良さでしてね、早く皆様に見てもらえるように頑張りたいと思います。(遅れまくってしまっているリターンも、本当にすみません。。。。支援者様おひとりおひとりに向けてメッセージを綴っておりましたら、想像以上すぎるほどに時間がかかってしまいました。まだお送りできていない方にも、もうすぐお送りできると思います。心よりお詫び申し上げますm(_ _)m)


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7月9日(土)に、目標金額¥500,000、達成しました!週末はおちびの保育園がないため、活動報告が遅れてしまいましたm(。>__<。)m本当にほんとうにたくさんの応援をありがとうございました!大変だったけどでもすごく良い雰囲気で現場を進められたり、女性2人と赤ん坊の物語をとても愛しく掬いあげることができたり、大好きな家の姿が本当に素敵に映画の中に遺せたり、お家を取り壊すことなく次の方に繋げることができたり、金額だけじゃない、、、、というか、金額以上すぎるパワーをたくさんたくさん頂戴しました。本当に何度お礼を言っても言い足りません。同じ言葉の繰り返しで大変恐縮ですが、本当にほんとうにありがとうございます!!!!!このCFが成功したことで、念のためにと担保しておいた資金をスタッフさんたちのお礼の増額に回すことができます!終了予定日(おちびの誕生日)までまだ1週間を残しての達成ということでネクストゴールの設定を進めていただいたりもしたのですが、敢えて《設定しない》ことにしました。もともとは私1人の資金で何とかするつもりでしたし、それが難しいとなって、恐る恐るCFを立ち上げることにしてからも不安いっぱいで「集まらなければ私が何が何でも何とかするんだぁぁあうううう」と決死の覚悟でしたし、売却手続きの関係で、どれだけ集まるかわからなくても撮影は6月中には敢行する、というドキドキの見切り発車企画でしたので、CF開始直後からたくさんご支援寄せていただき、こうして無事に達成できたことでもうもう本当にかなりホッとさせてもらいました☆実際には、撮影にかかった経費を計算したらちょっとだけ足りてはいなかったのですが、でもじゃぁその足りない分をネクストゴールにするっていうのはなんだか、この映画を応援していただいた皆様のエネルギーに相応しくないなって思いまして(^◇^;)今後編集していく上でクオリティを上げるための作業料や、音楽使用料、海外映画祭に出品するための字幕作成料や、完成後に企画したい上映会の開催(都内、岐阜県恵那市、静岡県島田市で予定しています)など、目標金額を超えてお寄せいただいたご支援も、大切に大切に使用させていただきます。(CF終了後もこちらの活動報告やSNSにて、随時ご報告してまいります)この映画で映画デビューとなるおちびの誕生日祝いとも触れ込みましてσ)>ω<*)この子が1歳になる7月16日(土)まで、ご支援を募らせてくださいませ。とにもかくにも((o(*>ω<*)o))まずはこのクラウドファンディングを成功させてくれて、本当にほんとうにありがとうございました!!!引き続き、この映画へのご期待と応援を、どうぞよろしくお願いいたします!


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無我夢中で駆け抜けた撮影が終わって、ようやく“向き合うことができた後悔”があります。祖母の家にはもう10年以上開けていなかったという着物箪笥がありました。祖母のお葬式が終わって最初に家を片付けたとき、叔母たちと姉に先に選んでもらい、残ったものを私が引き取ることになっていました。私を知ってくださっている方にはもうすっかりお馴染みですが、私は着物が大好きです。好きが高じて最近ではお着物関連のお仕事をいただくことも。こちらは昨年、10人の可愛い美女モデルさんをスタイリングさせてもらったイベントの写真。おちびの妊娠中は、臨月までずっと着物を着て過ごし、マタニティウェアを一着も購入することなく出産を迎えたくらい、《普段着着物》を楽しんでいます。礼装のお着物よりは、普段着のお着物、中でも着物が普段着だった時代の生活やこだわりやオシャレが覗えるものが大好きだったので、恵那の家の片付けに着物があると聞いたとき、父に「腰ひも一本たりとも捨てないでほしい!」とお願いしてありました。訪問着や振袖、江戸小紋など、格式の高いお着物たちが叔母と姉の元へ行き、密かに狙っていた通り(笑)、私が興味津々だったウールや小紋のお着物が残りました。驚いたのはその色柄。私の好みドンピシャな、素敵可愛いレトロモダン。祖母は身長150cmあるかないかという小柄な人で、こう言っては語弊もありますが、地味で大人しい人、というイメージでした。だからこんな色柄のお着物、すごく意外だったんです。ほら!中振袖の着物まで!このお着物↑の袖、成人式の振袖ほどではないけれど、ちょっと長いの、わかりますか?こういう袖丈が少し長いお着物を、(きっと振袖との区別なんでしょうね)中振袖と呼びます。現在のお着物は49㎝の袖丈が一般的。けれど昔の、着物が日常着だった頃のお着物の中には、着用する人それぞれの好みや用途で、もっと長いものや短いものがあるんです。つまりですね、、、、私の大好物!(笑)また、こちらのお着物↓は、中振袖を折り上げて、ざっくり縫われています。おそらく羽織の袖丈に合わせて応急処置したものではないかと思うのです。もうこういうの、本当にツボ!ヘラ台が残っていたり少々縫いの粗い浴衣や単衣の着物もあったので、おそらく祖母は、自分の浴衣くらいはという程度に和裁をしていた人なのだと思います。こちら↓は、これまた私の好みドンピシャなマゼンタピンクの帯。しつけ糸というにはあまりに太い糸を二本取りして丁寧にしつけがされていました。この帯をクリーニングに持ち込んだ呉服屋さんでは「こんなやり方は珍しい。仕舞っておく間に浮かないように、自分でしつけたんじゃないか」と言われました。この着物や帯たちは多分、祖母の“お気に入りのお洒落着”だったのでしょう。おばあちゃん、この素敵なお着物たちを、ずっとずっと大切に仕舞ってたんだなぁ。お着物、好きだったんだなぁ。撮影準備に追われながら、バタバタと片付けをしていた最中は、そんな意外な祖母の一面が、驚きで楽しくて、ザクザクとお宝が見つかる宝探しみたいだったんです。でもようやく少し落ち着いて、持ち帰って来た着物たちをゆっくり見ていたとき、ようやく、気付くことができたんです、そのワクワクの下に隠れていた後悔に。《祖母の生前に、もっと着物を着てもっと祖母に会いに行けばよかった》そんな、苦い苦い後悔。このお着物たちを見たらわかった。私と祖母の着物の好みは、きっとすごく近かったはず。私がもっと着物を着て会いに行っていれば、きっといっぱい着物談義に花が咲いて、この着物たちの思い出話が聞けていたかもしれない。たぶん、着物だけじゃない。もっといっぱい、色んなお喋りができたかもしれない。後悔は先に立ちません。まだ祖母の認知症がそこまで進んでいなかった頃、デニム着物を洋服に合わせて祖母の家に遊びに行ったとき、祖母が感心してくれたあの呟きをもっと素直にキャッチできていたら。あのとき、もっとゆっくり祖母と話ができていたら。後悔は先に立ちません。そう言えば私、子どもの頃お正月に恵那に来ると初詣に着物を着せてもらうの楽しみだった。恵那の家には、そんな懐かしい幼い私の写真が何枚もありました。私の着物好きは母の影響かと思っていたけど、母だけじゃなかったんだ。後悔は先に立ちません。持って帰ってきた小物たちは、洗濯してみたら劣化がひどく、残念ながら使える状態ではありませんでした。ウール着物たちも虫喰いがひどく、リサイクル着物を強引に着る私でも着用は諦めざるをえませんでした。祖母と着物の話がもっとできていたら、諦めたくなかったあの可愛いウール着物ももっと早く引き取れていたかもしれない。無我夢中だった撮影が終わってようやく、その後悔に気付くことが出来たのでした。この映画では、奏子と侑子と赤ん坊の物語を通して、たくさんたくさん’大好きな家の姿’を残してもらいました。私の思い出す風景の中に見える、家財道具や建具や食器や小物たち。本物の思い出を散りばめながらも、敢えて物語をフィクションに書き上げたのは、その方が、この家が誰かの懐かしい大切な場所に重なってくれるんじゃないかと思ったから。だから敢えて、着物を着た人の役は登場させないことにして、着物には、過去のイメージカット『着物を手に取る女性の手』の中で出演してもらうことにしました。そのイメージカットの『手』の役は、私の母。嫁と姑である母と祖母。もしかしたら互いに思うところはあった関係かもなぁと思いつつ、そこは末っ子気質を存分に発揮して、能天気に頼みました(笑)そのシーンを撮影するとき、その着物を前にして案の定驚いていた母。母にとっても、この着物はやっぱり意外だったようです。「え。これ?おばあちゃんの着物?」「意外でしょ。しかも中振袖なんだよ、これ」「え」「他にも、袖折り上げてざっくり縫われてるのとかもあってさぁ」「へぇ、、、」短いやり取りの中に、祖母が活き活きと立ち上がったようでした。私も母も知らない、もっと若かったころの祖母が。あの空気感、ずっとずっと濃密だった撮影期間の中でも、特に印象に残った時間でした。そんなやりとりを、撮影しながら聞いていたカメラマンの末松さん、後日、別のシーンでこの着物が映るカットを、とても大切に素敵に映し撮ってくれました。モニターを見ながら泣きそうになっちゃったのは、ナイショの話です(笑)