三浦春馬Birthday花火大会in仙台は仙台市若林区での開催にこだわり続けてきました。若林区には荒浜という地区がありました。荒浜地区は、12年前の今日、甚大すぎる被害を受けた場所です。震災後「災害危険区域」に指定されたそちらを仙台市が買い上げ、元の住民のみなさまにとっては戻りたくても戻れない場所になりました。あの日がなければ、今も何気ない日常が繰り広げられていたはずのそちらには、震災遺構として荒浜小学校が残されております。私は、花火のことがあって東六郷コミュニティセンターを紹介されるまでは、若林区について全く何も知りませんでした。もちろん、微々たる知識として、若林区が震災で被害を受けた場所であることは分かっておりましたが、本当にそれだけでした。そんな震災の何たるかなど何ひとつ知りもしないよそ者の私が、分かったようなことを言うは間違っていると今回地域の皆様にお会いして、痛感いたしましたが、それでも私は、震災の何たるかを、あの日起きたことを、もっとたくさんの方に知ってほしいと思っております。今回宮城県外からたくさんの方が仙台へ来てくださいます。仙台も春馬さんの聖地がたくさんですから、春活を満喫していただきたいと思っております。思っておりますが、そのお時間を少し割いていただき、荒浜へ足を運んで、荒浜小学校の展示も見ていただけたらなと思っております。荒浜は海岸線に広がる地域ですので、海もあります。彼もいるのではないかと思います。震災の本当を知りもしない私が、おこがましくも若林区でのイベント開催をこだわったわけは、ここにありました。先ずは、知ってほしい。実際にその場に立ち、その目で見ていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。12年前の今日被害に遭われたみなさまへ哀悼の意を表します