実施理由/背景
直接聞こえる支援を必要としているご家庭の声
利用者からの紹介や口コミ、HPなどを見て、子ども宅食を利用したいという申し込みが増えてきたことで、より多くの経費がかかるようになりました。
コロナ禍でより生活に困窮するご家庭が増えています。すでに「子ども宅食」を利用していただいているご家庭では、子どもたちも食品が届くのを楽しみに待ってくれています。毎月1回でも食品が届くことで少しでも負担が軽くなるように、食品をお届けしながら子どもたちの成長を見守っていけるように、必要なご家庭に継続的に支援ができるように頑張っています。
プロジェクト内容説明
必要な物資を月に一度各ご家庭に配達
支援が必要な、お子さんがいるご家庭に、食品・生活用品・文房具など、必要な物資を1か月に一度お届けします。
お届けする中身は、寄付していただいた物(食品・日用品・文具など)や、お米、生鮮食品、お菓子など購入した食品を基本として、毎月届くのが楽しみになるように申し込みしてくれた家族に寄り添った支援が継続的に行えるよう取り組んでいきます。
配達は対面での受け渡しで、近況やお届けした食品についての感想、必要な支援についてお話していただける関係性が築いていけることを目指します。
お話しいただいた内容によっては、必要に応じて専門機関に繋げます。
目指すところ
心で繋がる支援を
生活が困窮していることが原因でおこる、家庭内での問題が少しでも良い方に向かう支えになれること
困りごとや相談、愚痴などを気軽に吐き出せる関係性を構築すること
子どもたちの健全な成長を見守ること
家庭の事情を知られたくないなど様々な事情や心情から、経済的に支援が必要なご家庭の子どもたちに支援が行き届きにくい状況で、産まれた家庭環境によって、子どもたちの未来が左右されないように、支援を届けていきたいです。
物資の支援を通じて、少しでも生活の支えになるだけでなく、困った時、つらい時、家庭内で抱え込まず気軽に相談できる拠り所になれるように、心で繋がる支援ができたらと考えています。
寄付の使い道
1世帯5,000円程度の食料品費等(1年分)現在申請していただいている20世帯分にお届けします。
※今後もお申し込みは増えることが見込まれますが申請金額は2021年9月時点での世帯数で計算しております。
目標金額に満たない場合は、当団体の資金を補填し事業を実施します。
※ご寄附後、実施団体からの活動報告等の送付を希望される場合は、申込フォームのアンケート欄にて「活動報告等の送付を『希望する』」を選択してください。
自治体からのメッセージ
静岡市はこのプロジェクトを応援します!
市民ニーズが多様化・複雑化し、行政だけでは社会的課題に対してきめ細かく対応することが困難な状況にある中で、行政の支援が届かない分野で活動しているNPOなどの団体は、社会に欠かせない存在となっています。
本市では、このような行政の支援の行き届きにくい公益性の高い活動に取り組んでいる団体を対象として、ふるさと納税制度を利用した支援を行っています。
子育ては家庭だけに任せるのではなく、社会全体で子どもたちを守り育てていくことが大切です。
このプロジェクトは、コロナ禍において困りごとを抱える家庭が増加する中で、経済的な支援による直接的な効果にとどまらず、社会的なつながりを持つことによって、健全な家庭環境を整えることなど多面的な効果が期待できるプロジェクトです。
静岡市は当プロジェクトを応援します。
皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
静岡市長 田辺 信宏
事業スケジュール
常時:申し込みの連絡を受けメール、電話でのヒアリング
毎月:申請者への物資配送※以後必要に応じて月1回定期的に行う
メールや電話で申し込みを受付
ボランティアスタッフが物資の仕分け、配送