実施理由/背景
心身の不調は辛いもの!1人で悩まないで相談してみよう。一人じゃないよ!
病院に於いて「なぜもっと早く受信しなかったの?」「検診は受けてなかったの?)と問うような事例があり、本人に尋ねると「誰にも相談できなかった」「知らなかった」「お金がなかった」等であり、背景には貧困と健康意識の低さが伺えた。また人々にとって病院受診や行政への相談は敷居が高いものであるといえる。更に新型コロナ感染拡大は孤立化を助長し生き辛さを抱えている人々が増えている印象である、そこで街中に誰でも気軽に立ち寄れる無料の健康相談所が必要と考え開設した。活動日は火水木の午後2時~18時である。相談員は保健師・助産師・看護師・社会福祉士が二人体制で担当している。2020年9月~2021年8月までの来所と電話相談は延べ250人であった。2021年9月~2022年8月まで来所と電話相談は述べ567人であり前年の倍に増加した。このことから人々のニーズはあるといえる。相談後のアンケート結果では、Q気持ちが楽になったか?「とても楽になった73%」「まあまあ楽になった22%」Q助言は参考になったか?「とても参考になった80%」「まぁまぁ参考になった18%」であった。来所者の満足度も高いと評価している。
プロジェクト内容説明
「サロンみんなの保健室」の無料の健康相談は有資格者が対応します(保健師・助産師・看護師・社会福祉士)
「サロンみんなの保健室」では無料の健康相談 火水木曜日 午後2時~6時まで(最終受付5時半)相談員は保健師・助産師・看護師・社会福祉士が2人体制で対応する。健康に関する相談、育児相談、思春期相談、福祉の活用に関する相談等幅広く対応している。生活習慣病予防の一端として、体組成測定を実施して健康維持増進の支援をする。BMI(肥満指数)が25以上の人には食事や運動に関する情報提供し、各人がセルフケア力が向上するように支援する。また地域の老人会と交流会を月1回のペースで実施し、血圧測定・握力測定をして必要時、健康に関する情報提供をする。
目指すところ
心身の不調で悩める人に伴走することができる「サロンみんなの保健室」にする
健康に関することで困ったときは「サロンみんなの保健室」へ行ってみよう!と言うことが広く認知され、市民のヘルスケア―力が向上することを目標としていく。数値目標としては年間延べ500人の相談が受けられる体制を維持することとする。また孤立化と健康問題は表裏一体のことが多いので、不遇な世代である団塊ジュニアが前期高齢者になる、2040年に向けて「サロンみんなの保健室)活動を推進していく予定である。そのためには有資格者の相談員の育成や人材募集も重要であるため魅力あるNPO活動であることを広報していく予定である。
寄付の使い道
1.相談員のボランテイア手当として一回2000円の支払いにする。一日2名で一年間(活動日数う150日予定)60万円予定。
2.事務局運営費として10万円 合計70万円
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆様へ
宇都宮市では、市民協働のまちづくりを推進していく上で、市民の公益活動の維持・強化を図ることが重要であると考えております。
公益活動を行う団体の資金調達を支援するとともに、ふるさと納税を通じて、公益的な団体による活動や特定の事業を応援いただくことにより、全国の皆様が、本市への愛着や親しみを持っていただければ幸いです。
どうぞ皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。
事業スケジュール
2022年9月~:
場所:宇都宮市伝馬町4-31の「みんなの保健室」に於いて無料の健康相談 火曜日・水曜日・木曜日(祝日も開催) 午後2時~6時 開所 2人体制
2023年8月まで:
同上で継続する
2020年9月から2年間の活動を踏襲していく。奇数月の理事会に於いて活動の進捗管理、評価して団体が発展的に活動できるように検討していく。