初めまして!「ムチュべこ」プロジェクトをご覧いただきありがとうございます!NPO法人シェルフォレスト川内スタッフ兼、むつ市地域おこし協力隊の山田菜生子(なおこ)と申します!
私たちは青森県むつ市川内町にある「むつ市海と森ふれあい体験館」を拠点に、子どもから大人まで多くの方に、自然がもたらす豊かさ、そこで生まれた文化に楽しみながらふれあってもらうべく磯遊び体験や「川内町の自然・海」をテーマとした企画展などを実施し、活動しています。
しかし、3年前、全世界を襲った新型コロナウイルス感染症・・・「ふれあい」をテーマにしている私たちの活動も、例にもれず制限を受けることになりました・・・最近は、3年前と比べて規制も緩和されていますが、まだまだ「会いたい人に会えない」「やりたいことがやれない」そんなモヤモヤは残っているのではないでしょうか?
そこで!新型コロナウイルス感染症の終息を願い、『あなた』に元気をお届けするため、"【MUTSU×AIZU】ムチュべこ "プロジェクトを実施します!ぜひ、ご支援をよろしくお願いします!
さて、プロジェクト名にもなっている【MUTSU×AIZU】ですが、青森県むつ市・福島県会津地域。県を越えたこの2つの地域には実は、深いつながりがあります!
紀元前よりその感染力の強さから”治らない病””死に至る病”として恐れられていた「天然痘」。両地域には、この病と闘ってきた歴史があります。
【AIZU】赤べこに描き入れられる天然痘の跡
赤べこの特徴の一つである身体に描き入れられた”斑点”。可愛らしい模様に見えるこの斑点、実は天然痘を患い治った時にできる傷跡を表しているとされています。天然痘の大流行により多くの人々が命を落としていく中、病を身代わり受けてくれるものとして、疫病退散の願いが込められました。コロナ禍の現在、赤べこへ終息の願いや想いを託す人も多く、一時品切れになるほど人気の民芸品です。
【MUTSU】日本初の種痘を行った”中川五郎治”出生の地!
当時の日本で”治らない病”として知られ、多くの人々の命を奪った天然痘・・・
実は!私たちの活動拠点、むつ市川内町の偉人”中川五郎治”は日本で初めて種痘(天然痘の予防接種)を行ったことで知られています。
中川五郎治は1768年、今のむつ市川内町に生まれ、択捉島で漁業の番人として働いていたところ、ロシアの襲撃を受け、捕らえられてしまいます。川内町の言葉で「ねんかん(粘り強い)」と形容される五郎治は、命がけでロシアから2度の脱走を試みます。
結果はどちらも失敗。連れ戻されて再び捕虜の身となった五郎治ですが、ロシアのゴローニンとの捕虜交換を目的に五郎治たち捕虜や漂流民は日本に送還されることになりました。1812年、五郎治はオホーツクへの旅の途中で種痘書(種痘の方法が書かれた本)を入手、また5年間の拘留生活でロシア語を習得していた五郎治は、さらにロシアの医師の助手となって種痘法を学びました。
五郎治は日本に帰国し12年後、北海道にて、日本で初めての種痘を行います。帰国時点では種痘に不可欠な”種”を持っていなかった五郎治は、12年間の間に自ら”種”を作ったと考えられ、相当な努力や忍耐力、まさに「ねんかん」な様子が伝わります。そんな彼の「ねんかんさ」により、種痘は日本全国へ伝わり、ついに1910年種痘は全国民に義務付けられ、全世界に猛威を振るった天然痘の流行は終息しました。
実は、むつ市のある青森県下北地域は戊辰戦争に敗れた会津藩士たちの復興の地としても知られています!下北に置かれた斗南藩をきっかけに、両市は現在姉妹都市として交流を続けています。
【AIZU】雄藩、会津藩の歴史が今もなお
会津といえば鶴ヶ城(若松城)!その町並みには今もなお会津藩の歴史や藩士たちの意志が残り続けています。戊辰戦争のうちの一局として知られる「会津戦争」で、会津藩は旧幕府軍として新選組らと組み、板垣退助ら率いる新政府軍との激戦を繰り広げました。1か月もの間、新政府軍からの攻撃に耐え抜いた鶴ヶ城と会津藩の武士たち、飯盛山から、自分たちの城が燃えているのを見て「最期まで武士道を貫こう」と自害を選んだ白虎隊の少年たち、なぎなたを振りかざし、男装しながら参戦した娘子軍の女性たち、、、
籠城戦の末、新政府軍に降伏することとなった会津藩ですが、彼らの強さや想いは会津に残り続けています。
【MUTSU】会津藩復興の地、斗南藩
むつ市のある下北地域には、新政府軍に敗れた会津藩の復興の地として、彼らが過ごした日々の面影が今もなお残っています。1869年には会津藩藩主の松平容保の息子、松平容大を藩主とした”斗南藩”が誕生します。彼らはむつの厳しい寒さの中歯を食いしばりながら、つつましく、そして力強く斗南での日々を過ごしたとされています。この歴史的なつながりをきっかけとし、1984年むつ市と会津若松市は姉妹都市提携をし、現在まで小学生による歴史学習のための訪問など、様々な形での交流を続け、親交を深めています。
【AIZU】郷土玩具"赤べこ"
約400年前に、会津地域で大地震が起きます。それにより会津柳津円蔵寺空蔵堂が崩壊、その再建のために木材を運び続けたべこ(牛)が赤い色をしていたことから、「忍耐強く、健やかに」という願いを込めて張り子の赤べこが作られます。
今回赤べこを作っていただく西会津町の「野沢民芸」は、赤べこを作り始めて50年!代表の早川さんは「民芸品は民衆的工芸品の略。美術品でも地位の高い人のためのものでもなく、昔から人々の暮らしに寄り添ってきたものです。皆さんのお家にも部屋の片隅に置かれ、少しホコリをかぶった民芸品があるのではないのでしょうか?『日々生活する中で意識しているつもりはあんまりないけど、無くなると寂しい』そんな風に、人の心をそっと支えて温かくしてくれる、そんな存在になっていたら。」とお話されていました。
【MUTSU】PRキャラクター"ムチュランファミリー"
今回赤べこに描かれているのはむつ市のPRキャラクター「ムチュランファミリー(※)」の5人家族!
「ムッシュ・ムチュランⅠ世」「マダム・ムチュリー」「クラウンプリンセス・ムチュリン」の3人家族のもとに、2020年新たに「プリンス・ニッコ」「プリンセス・リッコ」の双子の赤ちゃんが誕生しました!
ムチュランの地元は実はむつ市ではなく、アンドロメダ銀河の美食星☆!奥さんのムチュリーとも美食星で出逢っています。とある日、夜空を散歩していたムチュリンは地球の上で舞っているキラキラと輝くアゲハチョウを目にし興味を持ちます。
そこで、美食家なムチュランは「おいしいもの」を探してむつ市に降り立ちます。太平洋、津軽海峡、そして陸奥湾に囲まれ、山が多いことから作られる豊かな食と人の温かさに惹かれたムチュランは移住を決意し、むつ市のPRのため家族と一緒に全国を飛び回っています!
”ムチュべこ”ムチュランファミリーが赤べこに?!
そんなムチュランファミリーが赤べこに変身します!
〇ムチュラン:ムチュランファミリーのお父さん
〇ムチュリー:ムチュランファミリーのお母さん
〇ムチュリン・ニッコ・リッコ:ムチュランファミリーの三兄弟
・首を振る姿がかわいい!
ムチュべこの頭を触ると、かわいく頭を揺らします♪ゆらゆら揺れるムチュべこを見ていると日ごろの疲れも溶けていくような気がして、とっても癒されます。
玄関やお部屋などお家に飾れば、ムチュべこがあなたのお家に小さな幸せをお届けします🍀
・工夫されたデザインが見どころ!
おひげが特徴的なムチュランですが、こだわりはそれだけではありません!例えば、ムチュランとニッコの頭に描かれた王冠やムチュリンのドレスのリボンなど、細かいところまで職人さんのこだわりが感じられるデザイン、ぜひお手に取って近くで見てみてください!
・後ろ姿もかわいい…?!
私(担当)の個人的なお気に入りはムチュべこの後ろ姿!まるっとしたフォルムの後ろ姿がなんとも愛おしい…!正面だけではなく、360°どこからでもお楽しみいただけます♪
・サイズ感
〇ムチュラン・ムチュリー(赤べこ3号)
少し大きめのムチュラン・ムチュリーは、かわいらしくも存在感が感じられる絶妙なサイズ♪
〇ムチュリン・ニッコ・リッコ(赤べこ1号)
ムチュリン・ニッコ・リッコはコロッとした小さなサイズでとってもかわいい!
〇お礼状:500円 ご支援いただいた皆さまへ、感謝の気持ちを込めたお手紙(はがき1枚)をお送りします
〇お礼状・缶バッジ・ステッカー:1,500円
お礼状に加え、ムチュべこデザインの缶バッジ、ステッカーをお送りします!
〇ムチュランべこ:5,000円
ムチュランファミリーのお父さん!「ムッシュ・ムチュランⅠ世」デザイン赤べこをお送りします!
むつ市の人気者、ムチュラン初の赤べこコラボ!必見です!
〇ムチュリーべこ:5,000円
ムチュランファミリーのお母さん!「マダム・ムチュリー」デザイン赤べこをお送りします!
可愛らしいピンク色にキラキラした瞳…見つめるだけで癒されます♪
〇夫婦セット:9,000円
「ムッシュ・ムチュランⅠ世」「マダム・ムチュリー」デザインの赤べこセットをお送りします!
ご家族やパートナー、お友達とセットでいかがでしょうか♪
〇三兄弟セット:12,000円
ムチュランファミリーの三兄弟!「クラウンプリンセス・ムチュリン」「プリンス・ニッコ」「プリンセス・リッコ」デザイン赤べこセットをお送りします!
サイズも小さく、ころっとした可愛らしいデザインです♪
〇ファミリーセット:20,000円
ムチュランファミリー全員セットです!(「ムッシュ・ムチュランⅠ世」「マダム・ムチュリー」
「クラウンプリンセス・ムチュリン」「プリンス・ニッコ」「プリンセス・リッコ」デザイン赤べこ)
ほっこり眺めてみたり、置き方を変えて色んな写真を撮ってみたり、、!
ぜひ、ムチュべこファミリーと過ごす日々をお楽しみください♪
・受付終了:2023年3月27日
・リターン品発送開始:2023年3月28日~
・リターン品お届け:2023年3月末~順次皆さまのもとへお届け
ここまでご覧いただきありがとうございます!ムチュべこプロジェクトの経緯や詳細をご紹介させて頂きました。
コロナ禍の終息を祈願し、あなたやあなたの大切な方に向けて、一つ一つ手作りでムチュべこをお届けいたします。ムチュべこの頭をチョンっと触って、ゆっくり首を振る様子に癒されてもらえたらと思います。
皆さん、ご支援の程、どうぞよろしくお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※むつ市 PRキャラクター承認番号:2022068L
最新の活動報告
もっと見る全リターン品を発送しました!
2023/03/31 10:45温かいご声援とともに98名の皆さんからご支援いただき、目標金額の770,000円を達成したムチュべこプロジェクト!全リターン品の発送が完了しました!到着まで、すこしお待ちいただけたらと思います。リターン品のお礼状や、べこのご支援いただいた方にはコンセプトシートに、むつ会津両地域の歴史と想いを綴っておりますので、そちらもぜひお楽しみください♪改めまして、ムチュべこプロジェクトを応援頂いた全国の皆様へ心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました!最後になりますが、両地域のより深い親交と、皆さまの幸せを心よりお祈りしております♪山田〈梱包の様子〉 もっと見る
【御礼】目標金額770,000円達成!
2023/03/26 14:57「【MUTSU×AIZU】コラボ赤べこ"ムチュべこ"を作って日本に元気を届けたい!」プロジェクトですが、本日13時2分、目標金額である770,000円を達成しました!ご支援、ご声援いただいた皆様、本当にありがとうございます!プロジェクトは明日まで!リターン品について、ムチュべこ本体はありがたいことに完売となってしまいましたが、"お礼状""お礼状・ステッカー・缶バッジ"にはまだ余裕がございます。お礼状には、一枚一枚手書きメッセージも入れておりますので、ぜひご検討ください! もっと見る
【残り3日!】目標達成まであと45,500円です!
2023/03/24 10:18青森県むつ市のPRキャラクター"ムチュラン"と、福島県会津地域の伝統工芸品"赤べこ"のコラボプロジェクト”ムチュべこプロジェクト"もあと3日となりました!現在目標金額の94%を達成し、あと45,500円で目標達成となります。写真はリターン品のうちの一つ、ムチュべこデザインの缶バッジを作っている様子です!ムチュべこの可愛らしい魅力が伝わるよう、デザインも工夫しました! ご支援、また知人やご友人へのシェアもよろしくお願いいたします!【缶バッジ作成の様子】 もっと見る
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