実施理由/背景
春日市の唯一の文化ホールがピンチ!
スプリングホールは、春日市内で600席を有する大ホールとして、長年文化芸術の拠点としての役割を果たしています。
時には市内中学校の合唱コンクールや近隣幼稚園の発表会、文化活動団体の日頃の練習の成果を披露する身近なホールとして、また、時にはプロの音楽家の演奏に酔いしれ音楽のすばらしさに触れたり、古くから脈々と受け継がれてきた演劇や伝統芸能を楽しむ高尚なホールとして、多くの人に長年愛されています。
しかし、同ホールは、開館から約30年が経過しており様々な設備の老朽化が進んでいます。特に、照明設備は、開館から一度も改修が行われておらず、未だにブラウン管とフロッピーディスクを使用しているなど、すぐにでも改修を実施する必要が生じています。
このままでは、皆さんの要望に応えられるホールであり続けることが難しいと今回のプロジェクトを実施することにしました!
プロジェクト内容説明
照明調光操作卓・照明基盤を刷新
スプリングホールをパワーアップするために、次の更新工事を実施します。
(1)照明調光操作卓の更新
照明を調光する操作を行っており、照明設備の「脳」の役割を持つ機材。現在設置している機材は、生産が終了している部品が多々ある状況で、早急な更新が必要です。
(2)照明基盤の更新
スプリングホール内の各照明と接続されており、調光の指示を出す「心臓部」の役割をもつ機材。現在設置している機材は、生産が終了している部品が多々ある状況で、早急な更新が必要です。
また、今後は、客席照明のLED化や特定天井の改修工事など、さらなるパワーアップにつながる工事も計画しています。
目指すところ
皆さまに親しまれ、いつまでも選ばれ続けるホールでありたい!
このホールは、公演にお呼びした著名な演奏家の方々にも「すばらしいホールだ」と褒められることが多々あり、私たち春日市民にとって自信をもって市内外に誇れるホールだと思っています。
また、全部で600席という大きすぎない”ちょうどいい”大きさのこのホールは、プロの方だけではなく、地域の皆さんに使っていただきやすいホールになっています。
このプロジェクトを通して照明設備を更新することで演出の幅が広がり、皆様がより安心して、今まで以上に利用していただけるホールへとパワーアップしたいと考えています。
寄付の使い道
受け付けました寄付は、下記の用途に使わせていただきます。
・照明調光操作卓の更新
・照明基盤の更新
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆さまへ
この度は「みんなのホールをパワーアップ!スプリングホール改修事業」に興味を持っていただき、ありがとうございます。
春日市や近隣市にお住まいの方であれば、一度はこのスプリングホールにコンサート等を観に来たり、実際に利用されたりしたこともあるのではないでしょうか。
市民はもちろん市外の方にも、今後も広くこのホールを使用して満足いただけるよう、ホールをパワーアップさせていきたいと思いますので、どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。
事業スケジュール
2023年8月~9月:準備・業者選定
2023年10月~2024年3月:設計・製作
2024年4月~5月:更新工事
2024年6月:新しい機材での運用開始
ホールの設備更新にふさわしい業者を選定し、綿密な設計を行ってまいります。その後、2024年4月~5月の2か月間、スプリングホールを休館とし、更新工事を実施します。
2024年6月からは、新しい照明設備でスプリングホールの利用を再開します。