ごあいさつ はじめまして
このプロジェクトをご覧いただきまして、ありがとうございます!いわき市植田町にて「ダイニングキッチン月海-Ruu-」を経営している今野詠史です。
今回、「ダイニングキッチン月海-Ruu-」の店舗の2階にテイクアウト専門店と自社製品や野菜など地場産品の直売所をつくることを考えています。
そのための改修・改装費用などをご支援いただきたく、クラウドファンディングにチャレンジしました。どうぞよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
ひとがいるところに行って、
いかにいいものを簡単に、数を売るか
ダイニングキッチン月海-Ruu-は、2012年にいわき市植田町で開業しました。
いわき市内で栽培されている農産物や地元で水揚げされる「常磐もの」の魚介類といった地場食材にこだわり、それらの食材を生かしたメニューで一期一会の料理を提供しています。
近隣の方々やリピーターの方など、たくさんの方に来ていただき、すこしずつ認知されてきました。
<ダイニングキッチン月海-Ruu->
いわき市植田町中央一丁目3-3
定休日:日曜日(予約にて営業)
アクセス:植田駅出口から徒歩約5分
その矢先のコロナ禍。
休業や外出自粛により客足の落ち込み、仕入れをしてもお客さんの来ない日が続きました。
そんな中で、お客さんが来るのを待つだけではいけない、ひとのいるところに持っていかなければいけないと、いろいろと考えた結果、キッチンカーで料理やお弁当といったテイクアウトメニューの移動販売を始めました。
キッチンカーは市内だけでなく、市外、県外へ出店することもありました。イベントには感染症対策を講じながらの実施とはいえ、比較的多くのひとが集まっていました。
お店に来てくれていた方が買い求めてくれたり、はじめての方や他のイベントで気になったからと足を運んでくれた方もいました。
ちょっと立ち寄れる拠点から、
ひとの動きと新たなつながりをつくる
店舗営業の合間などにキッチンカーでの販売をしながら、ほかにもなにかできることがあるのではないかと考えるようになりました。
店を構えている場所はJR植田駅から徒歩5~10分圏内の立地なのですが、個人でやっているような直売所やテイクアウトのカフェがありません。
最近は高校生も授業が終わるとすぐに帰ってしまう子が多いです。話を聞くと「ちょっと寄って食べるところがない」と言います。まちに高校生や若いひとが歩いたり、動いたりしてくれないと、電車の止まる時間もなくなってしまうのではないかと思っています。
そこで、駅を利用することの多い高校生や、近隣の方が気軽に立ち寄って買い物ができる場所として、倉庫兼事務所として使用している現在の店舗の2階を活用できないだろうかと考えました。
テイクアウト専門カフェでは、最初のうちはフレンチトーストと生ジュース、あとはキッチンカーで定着したからあげを提供する予定です。ある程度店が動いて、ひとの動きがでてきたら、パンなどほかの軽食の提供もできればと考えています。
また、直売所も併設し、地元の農家から直接仕入れた野菜や自社加工品なども販売する予定です。
市内の生産者の野菜を仕入れていても、どこのどのような野菜といったことはお客さんにはあまり知られていません。生産者とお客さん/お店とお客さん、そういうものをつなぐ架け橋になるひと、そのための拠点になる場所をまずつくりたいと思っています。
自分だけが潤うのではなく、
同業者も集中できるようなかたちをつくりたい
そのままの野菜を販売するだけでなく、カットしてあるもの等の加工が入ったものも販売したいと考えています。野菜以外に、近海で水揚げされる魚介を使用した加工品も販売予定です。
カット等加工した野菜は、直売所での販売だけではなく同業者(飲食店)にも販売できればと思っています。
コロナ禍で飲食店側もこれまでやってこなかったことに着手することが増えました。たとえば、焼鳥屋さんが焼き鳥の串を刺せない時期に、ごはんを炊いて、玉ねぎなどの野菜を切って、カレーをつくっていたということがありました。そういうときに、ミールキットのように使用する野菜があらかじめカットされていれば、つくることに集中できると思います。
夜に営業しているスナックやバーでのお通しも、いまはほとんど作っていないんです。せっかく加工品を置くのであれば、そういうときにすぐ提供できたり、食べられる加工品があったりすると営業しやすいかなと思います。
直接野菜を買いに行くのもいいですが、すでにできあがっているものや、カットしてあるといったひと工程入ったものは、帰宅してからが楽になると思います。
それと並行して、過疎・中山間地域への移動販売も検討しています。過疎・中山間地域に住む高齢の方は、子どもや孫がいる世帯は買い物にいく足があるのですが、そうでない方は買い物に行く場所が限られてしまいます。1週間に1、2回でもいいので、実施できればいいなと考えています。
通りすがりの街にしたくない
勿来ICを過ぎて、今後、ETC専用出口や勿来バイパスもできたら、通りすぎてしまう街になってしまうのではと懸念しています。
まちにひとが歩いて、動いていると、まちが明るくなると思っています。「なにかやりたい」とは言うんですが、実施ができていない状況もありました。植田を含む勿来地区で、「なんでイベントができないのか?」って聞くと、たいてい「ひとがいないだろう」って返ってくるんです。
そこで、「やりたいじゃなくて、とりあえずやろう、動こう」と自分から言って、いろいろなひとに手伝ってもらって、昨年、東田中央公園でキッチンカーイベントを実施しました。すると、ひとがたくさん集まってくれて、そういう場があると集まるんだなと改めて感じました。
駅前の空き店舗も、立地はいいのにずっとシャッターが閉まったままになっています。ゼロの家賃収入を得るくらいなら、1か月でもいいので貸し出して収入を得るかたちをとれれば、物件を持っているひとにもメリットがあるのではないかと思います。
空いている駐車場の活用もそうです。ホテルの駐車場も昼間は宿泊客もいないので空いていて、そこにキッチンカーを置いたり、植田の街なかにも4か所くらい置いたりできれば、街に動きができるのではないかと思います。
今回いただいたご支援は、テイクアウト専門店と直売所の改修および改装費用として使用させていただく予定です。みなさまからのご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
ご支援の使い道とスケジュール
【資金内訳】
みなさまからいただいたご支援の遣い道については、以下のように考えています。
・改修・改装費:80万円
・電気工事費:30万円
・看板工事・塗装費用:30万円
・メニュー表作成:10万円
【スケジュール】
・7月:クラウドファンディングスタート
・7月上旬ごろ:厨房・直売所工事着手
・8月上旬ごろ:専門家派遣による研修の実施
・8月中旬ごろ:テイクアウト専門カフェ・直売所オープン
リターンについて
ご支援いただいたみなさまに、いくつかのリターンをご用意しています。
自社製品の詰め合わせのほか、店舗・キッチンカー共通のお食事チケットや貸切りランチ・ディナーなどのリターンもご用意しました。
地元いわき市の魅力を存分に味わっていただける内容ですので、応援の程何卒よろしくお願いいたします!
※詳細は「リターンを選ぶ」からご覧ください。
応援してくれるひと
今回のチャレンジにあたって、生産者の皆さまから応援メッセージを頂戴したので掲載させていただきます。
皆さま、あたたかいメッセージをありがとうございます!
最後に
私たちのチャレンジが、植田町がただの「通りすがりの街」から、地域のひと、農業者、漁業者、料理人…それらをつなぐ拠点となり、ここから人と街が動き出せる場所になると確信しています。ぜひ、多くの方にご支援いただければ幸いです。皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!
【本プロジェクトは「企業ひと技応援ファンド」の取組です】
「企業ひと技応援ファンド」事業は、いわき市・いわき産学官ネットワーク協会・いわき信用組合・いわき商工会議所が連携し、次世代に継承すべき技術・サービス・商品を持つ事業者、ポストコロナに対応するため新しいビジネスモデル構築に取り組む事業者をサポートするために企画されたものです。今回、私たちを、新しい時代に「残したい・伝えたい」企業として選んでいただきましたので、是非とも皆様のお力をお貸しください。ぜひとも応援をよろしくお願いいたします。(事務局・いわき商工会議所)
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