実施理由/背景
ご支援いただいた方々へ感謝の気持ちを伝えたい!
宮古市には、58年もの長きにわたり運航していた遊覧船がありましたが、東日本大震災による船の流失、現存船の老朽化などにより、令和3年1月11日をもって、運航が終了しました。
しかし、市民や関係者からの再開を望む声を受け、市が遊覧船を建造し、民間に運営を委託する形で、令和4年7月の運航再開を目標に動き出しました。
遊覧船の建造には多額の費用がかかります。建造費削減、そして運航に係る燃料費や点検費などの経費削減などを行いましたが、それでも高額であることは変わりません。そのような中、全国の方々からあたたかいご支援をいただき、令和4年7月に、遊覧船「宮古うみねこ丸」として運航を再開いたしました。
運航再開から1年。
わたしたちは、ご支援いただいた方々へ感謝の気持ちを伝えるため、何ができるか考えました。
プロジェクト内容説明
花火のまち秋田県大仙市との共同プロジェクト
遊覧船の運航再開から1年が経ち、多くの方々に乗船いただいております。
遊覧船乗船後には、市内だけではなく、周辺のエリアへ観光される方も多くいらっしゃるため、岩手県沿岸エリアの活況に、大きな役割を果たしています。
そこでわたしたちは、ご支援いただいた全国の方々、乗船いただいた方々へ感謝の気持ちを伝えるために、運航再開から1年を迎える令和5年7月に、「遊覧船」就航1周年記念イベントを企画しました。
そのメインイベントのひとつが、「打ち上げ花火プロジェクト」。
なぜ花火なのか?これには、宮古市の友好交流都市である秋田県大仙市が深く関わっています。
大仙市は、全国花火競技大会(大曲の花火)の開催地であり、花火のまち。
今回のプロジェクトでは、花火のまち大仙市から花火職人を招き、日本一の技術によって、夏の夜空を盛大に彩り、運航再開1周年を、みなさまとお祝いしたいと考えています。
目指すところ
宮古市の象徴として希望を乗せて
新しい遊覧船「宮古うみねこ丸」。
船名には、「うみねこのようにみんなに笑顔を届け、これまで皆さんが繋げてきた思い出や、宮古市の象徴として希望を乗せて羽ばたく」という思いが込められています。
また、宮古うみねこ丸は、たくさんの人を乗せ、運航を継続することで、「みんなが笑顔になり、宮古市の象徴として成長し、未来ある子ども達に希望を届ける」ことを目標としており、就航1周年記念イベントを通じて、宮古うみねこ丸に興味をもっていただき、実際に乗船していただくこと、または、宮古市にお越しいただくきっかけになればと思っています。
市の象徴となるべく、成長中の宮古うみねこ丸。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
寄付の使い道
皆様に頂いた寄付金は、就航1周年記念イベント・打ち上げ花火費用に充てさせていただきます。
宮古市「遊覧船」就航1周年記念の打ち上げ花火費用は、300万円です。
ご支援いただいた全国の方々、乗船いただいた方々へ感謝の気持ちを伝えるために、
花火のまち、秋田県大仙市と連携し、日本一の花火職人の技術により、
満足度の高い打ち上げ花火となるよう進めてまいります。
自治体からのメッセージ
皆様の想いも乗せて、遊覧船は走り続けます!
この度は、宮古市「遊覧船」就航1周年記念・打ち上げ花火プロジェクトに関心をおよせいただき、誠にありがとうございます。
宮古市は、三陸復興国立公園の中心に位置し、三陸海岸を代表する景勝地「浄土ヶ浜」や、本州最東端の地「重茂半島の魹ヶ崎灯台」、そして「瓶ドン」や「宮古トラウトサーモン」などの地域ブランド、海の幸も充実した観光地です。
遊覧船「うみねこ丸」の運航再開に際しては、多大なご支援をいただき、大変ありがとうございました。
今回は、就航1周年を迎えた遊覧船「うみねこ丸」の打ち上げ花火プロジェクトについて、激励頂きたいと考えております。
何卒、皆様の温かいご支援、ご協力をお願いいたします!
宮古市長 山本 正德
事業スケジュール
令和5年6月:クラウドファンディング
令和5年7月16日:遊覧船就航1周年記念・打ち上げ花火