2023/10/27 06:48

芸術祭「庄内 風と土の美術館」、山形県酒田市の「鳥海高原家族旅行村」を会場に、10/21、22の2日間、無事に終了しました!1日目はあいにくの雨模様でしたが、2日目は天気にも恵まれ、2日間合計で約300人近くのご来場者数。大変もっけでした!ありがとうございました!

2日間の様子を、写真と動画で振り返ります。

▼会場受付の様子。

▼屋外に展示された、BORZOIさんによる木工作品と、Mao Simmonsさんのストリートアート作品、出羽竜馬チェンソーカーバーズによるチェーンソーアート作品。



▼酒田市八幡地域大沢地区の皆さんのご協力のもと行われた、「さんど小屋」組み立て体験の様子。火災除けと五穀豊穣、家内安全、無病息災を願う、八幡地域の伝承行事「さんど小屋」は、竹を骨組みに、茅や藁を巻いて円錐形の小屋を作ります。

▼完成した「さんど小屋」。

▼雨が降る予報でしたので、2日目の火入れに備えて、ビニールで雨よけをしました。会場に佇むその姿は、やはりアートでした。

▼会場内にあるツリーハウスでも、それぞれ1棟ずつに作家さんによるアート作品が展示されています。

▼実行委員メンバーでもある、武田悠さん(デジタルアート)のツリーハウスの入り口。

▼武田悠さんによる、プロジェクションマッピング作品。

▼「SANZOKU」による陶芸が内部に飾られてあるツリーハウスと、大槌秀樹さんによるインスタレーションが掲示されているツリーハウス。

▼根本裕子さんによる、陶芸作品。野良犬。

▼小池雅人さんによる、カブトムシの標本に様々な絵や文字が描かれた作品の展示。




▼LORELAI GUMENIさんによる写真作品。

▼共有型知的芸術プロジェクト「MESS/AGE」による、シルクスクリーン作品。

▼下村しのぶさんによる写真作品。

▼ミフネシノブさんによる土人形。

▼川西隆史さん(インスタレーション)による作品。


▼ホビーハウス。入り口の飾り付けは、BORZOIさんとMao Simmonsさんが手がけたもの。

▼伊藤美香子さん(フォトグラファー)による「しゃしんおえかき」ワークショップ。

▼八幡地域の古民具の展示。

▼是恒さくらさんによる刺しゅう・リトルプレスの作品。

▼菅原万希子さんによる現代アート作品。庄内の祈りの形や、伝統の形をモチーフに制作。

▼桃与さんによる映像絵画。

▼堤有希さんによるテキスタイル作品。

▼音楽ライブやギブミーベジタブルの会場は、雨天のためレストランに。ミニさんど小屋や、簾編み体験の器具も。

▼簾編み体験の様子。子どもも大人も楽しみました。

▼音楽ライブにもご出演のカツヲさん(一番左)による、工房げるぐどの楽器づくりワークショップ。

▼レストランでは、DJも音楽を流します。


▼さや(テニスコーツ)and the Family Stoneさんによる音楽ライブ。

楽器づくりワークショップで作られた楽器を、マルシェで出店していた「の様な」の小野木里史さんが演奏してセッションする様子も最高でした。


▼2日目のお昼頃に実施された、大槌秀樹さんによる「バッカスクロッキー」。池の中を背景に、ローマ神話のバッカスに扮した大槌さんを、参加者の皆さんが絵に描きます。

▼2日目、レストラン内では食+音楽のイベント「ギブミーベジタブル」が開催されました。たくさんの方が参加料となる野菜を持ってきて参加。全国から集まった料理人の皆さんが料理を作り、参加者の皆さんが舌鼓を打ちました。


▼2日間を通じて、様々な方が出店されたマルシェも管理棟やレストランの下のスペースで開催されました。ありがとうございました!


▼2日間通じて、レストラン内にて音響を担当されたのは、REFUGEES ON DANCE FLOOR(サウンド&アート)。写真の中央、黒い服を着ている方がその首謀者です。ギブミーベジタブルでは、EROCHEMIST aka 池田社長、destrooy a.k.a. dubdub、Galapagos is here によるDJ、「皮」(川西隆史さん)によるLIVEやDJも行われました。



▼2日目の阿部彩人&鳥海高原オールスターズによる音楽ライブ。「芋煮 de ハーモニー」の芋煮ダンスを、猛禽類保護センターの「ワッシーくん」や、お子さんたちと一緒に踊りました。

▼そして、クライマックスとなった「さんど小屋」の火入れ。

夕方から降り出した雨で湿ったさんど小屋は、なかなか火が点かなかったですが、大沢地区・山添の後藤正一さんと後藤啓さんのご尽力と、八幡地域 日向地区の消防団の皆さんが、消火だけではなく点火にも多大なるご協力をいただき笑、無事に火入れが行われ、燃え上がりました。そして今回参加のアーティストさんやマルシェ参加の皆さん、そしてギブミー主催の皆さん、料理人の皆さんなども集ばって、さんど小屋がより燃えるように協力し合う姿も、最高でした。「さんど小屋」は、やっぱし、アートでした。


▼「庄内 風と土の美術館」実行委員会のメンバーの皆さん。

この「鳥海高原家族旅行村」という開放的な会場で初めて開催された、芸術祭「庄内 風と土の美術館」。約1年弱という準備期間ではありましたが、本当に多くの人たちのご協力とご参加もあり、1つひとつの力が合わさって、自由かつ伸びやかな芸術祭になりました。

この規模の芸術祭となると、毎年開催するには多大なる労力が必要になってきます。次回は、来年とはなかなかいかないかもしれませんが、必ずや、また開催されるはずですので、お楽しみにお待ちください!

関わっていただきました皆様、ご協力いただきました皆様、ご協賛、クラファンでご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました。もっけでした!