実施理由/背景
だれでも、いつでも、どこでも!パラスポーツを楽しめるように!
山梨県では、多くの方がパラスポーツに親しめる環境づくりを推進しており、その一環として、山梨県障害者スポーツ協会が実施する「障害者スポーツ用具貸出事業」を支援しています。
「パラスポーツをやってみたいけれど、用具がない」「用具が高くて買うことができない」「どこかで借りられますか」といった課題の解決へとつなげていきます。
毎年100件近くあるパラスポーツ用具の貸出申込に対して、協会が保有する用具の種類や数は充実しているとは言えず、経年劣化が進んでいる用具もあることから、十分な用具を供給して応えていくことが困難な状況となっています。
パラスポーツ用具を充実させ、用具の貸出要求に応えることで、
だれでも、いつでも、どこでも!パラスポーツを楽しめるような環境づくりを行い、パラスポーツの普及に繋げていきたいと考えます。
プロジェクト内容説明
パラスポーツの魅力を体感してほしい!
パラスポーツは、障害がある方に限られたスポーツではありません。
個々の障害の状態に応じ、ルールを配慮したり、用具を用いて工夫したりすることで障害の有無や年齢差等にとらわれず、誰もが一緒に楽しめることから、共生社会の形成へ貢献できる大きな魅力があります。
このプロジェクトでは、以下の用具を購入し、身近で気軽にパラスポーツに参加できる基盤づくりを推進していきます。
☆サウンドテーブルテニス台☆
音の鳴るピンポン球を、アイマスクをした状態で打ち合い、点数を競うスポーツ
購入用具:卓球台(球の落下防止用のエンドフレーム・サイドフレームを設けたもの)
☆スポーツ用車いす(子供用)☆
テニスやバスケットボール、陸上競技など、車いすスポーツの競技内容によって異なるが、上半身は動きやすく、下半身はしっかり車いすに固定するなどスポーツの迫力に劣らない仕様の車いす
購入用具:子供も体験できるように小さめのサイズのスポーツ用車いす
目指すところ
~誰もが身近で気軽にスポーツに参加できる社会の実現が、山梨パラスポーツの未来を灯す~
全ての人々が分け隔てなくスポーツに親しめる環境整備は、他者への理解・共感など心のバリアフリー化へ寄与するものです。この事業を多くの方々にご賛同いただき、理解の輪を広げていくことで、スポーツ実施率の向上及び、パラスポーツを通じた共生社会の実現を目指します。
また、様々なパラスポーツを体験するための用具及び活動機会を充実させ、障害のある方が自分の新たな才能を発見するための場を提供していくことも短期的な目標です。全国障害者スポーツ大会や、パラリンピックなどの大舞台で活躍するパラアスリートの存在が、障害のある方にとっての憧れや目標となり、山梨のパラスポーツの未来を拓く新たな人材を発掘するための好循環を生み出すことを目指します。
寄付の使い道
ご支援いただきました寄付につきましては、下記の用途に使用させていただきます。
・寄付金を活用し、山梨県障害者スポーツ協会実施の「障害者スポーツ用具貸出事業」を支援します。
購入物品:サウンドテーブルテニス台
スポーツ用車いす(子供用)
・購入した用具の一般貸出を実施します。
・誰もが参加できる特別支援学校や総合型地域スポーツクラブ、イベント、商業施設におけるパラスポーツ体験会、パラスポーツフェスティバルで用具を活用します。
自治体からのメッセージ
最後に
山梨県民の「パラスポーツを体験してみたい。」という思いに応えるために必要な用具や機会が適切に提供できる環境を整備することで、身近で気軽にスポーツに参加できる環境整備を推進していきます。
また、障害のある人もない人も共にパラスポーツを楽しめるような環境を作っていきます。
多くの皆さまのご理解と、温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。
事業スケジュール
2023年8月~:寄付の受付開始
2023年12月~:スポーツ用具の購入・整備
2024年4月~:スポーツ用具の貸出(山梨県障害者スポーツ協会)
「パラスポーツ体験会」「パラスポーツイベント」において、購入した用具を活用
パラスポーツフェスティバルの開催・購入用具の活用及び展示等
・プロジェクトの周知を図るため、「パラスポーツ体験会」や「パラスポーツイベント」を開催します。予定は山梨県障害者スポーツ協会のホームページ(http://sanshoukyou.net/services/ysports.html)にてご確認いただくか、お電話にてお問い合わせください。(055-252-0100)
・整備したスポーツ用具は無料で貸出を行います。山梨県障害者スポーツ協会ホームページから申請書をダウンロードし、メールまたはFAXをすることで申請することができます。