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「家で暮らしたい」長崎・五島列島の高齢者を応援!“地域力”で支える新介護サービス

「家で暮らしたい」― ―自宅での生活に不安を抱えている五島列島の高齢者と、島外で生活しているご家族が、気軽に相談できる場所創りを目指します。最大の特徴は、専門家がタッグを組み、職種の垣根を超えた“地域力”で支えること。医療や介護だけでないサービスをピックアップして日本で1番自由なプランを提案します。

現在の支援総額

300,000

20%

目標金額は1,500,000円

支援者数

23

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/02/21に募集を開始し、 23人の支援により 300,000円の資金を集め、 2024/04/14に募集を終了しました

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現在の支援総額

300,000

20%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数23

このプロジェクトは、2024/02/21に募集を開始し、 23人の支援により 300,000円の資金を集め、 2024/04/14に募集を終了しました

「家で暮らしたい」― ―自宅での生活に不安を抱えている五島列島の高齢者と、島外で生活しているご家族が、気軽に相談できる場所創りを目指します。最大の特徴は、専門家がタッグを組み、職種の垣根を超えた“地域力”で支えること。医療や介護だけでないサービスをピックアップして日本で1番自由なプランを提案します。

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理学療法士 の付いた活動報告

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こんにちは。BooSTの畠山です。令和6年3月8日(金)に令和5年度 第2回 五島地域リハビリテーション専門職懇話会に参加してきました。今回、どのようなことが議題に上がったかをご報告しようと思います。<五島市の現状>令和6年2月に五島市の高齢化率が42%を超え、高齢者の人口が約14,000人となりました。第2期 五島市まち・ひと・しごと総合人口ビジョン・総合戦略の中の統計によると、令和7年の高齢化率は43.9%となっており、確実に現実となる日が到来します。(引用元:第2期 五島市まち・ひと・しごと総合人口ビジョン・総合戦略)https://www.city.goto.nagasaki.jp/s007/040/010/040/2-1-all.pdf第3期 五島市地域福祉計画によると、令和2年の要介護認定率は19.2%となっており、2,792名の方が要介護認定を受けています。(引用元:第3期 五島市地域福祉計画)https://www.city.goto.nagasaki.jp/s028/010/030/010/dai3ki.pdf令和2年 国勢調査 人工島基本集計結果 五島市の概要によると、65歳の単独世帯は22%以上で推移しています。これは、長崎県で1位となっており、大きな病気を発症した後にサポートしてくれる家族が福江島にいないことが最も問題となることを示しています。(引用元:令和2年国勢調査 人工島基本集計結果 五島市の概要)https://www.city.goto.nagasaki.jp/s007/040/010/020/160/R2_kokuseigaiyou.pdf第3期 五島市地域福祉計画によると、令和3年度の人口ピラミッドは一目瞭然で脆弱な構造を呈しており、いつ崩壊してもおかしくない状況にあります。(引用元:第3期 五島市地域福祉計画)https://www.city.goto.nagasaki.jp/s028/010/030/010/dai3ki.pdf私が、今回のプロジェクトで申し上げた問題点について話し合われており、着眼点は間違っていないことを確認できました。<地域ケアシステムとは?>皆さんは“地域ケアシステム”というワードを耳にしたことはありますか?本日は、医療・介護の基本的な根幹となる地域包括ケアシステムについて解説も行います。平成12年度に地域リハビリテーション支援体制整備推進事業が開始されました。平成18年度には各都道府県の事業へ移行されました。地域リハビリテーション支援体制整備推進事業により、地域リハビリテーションの提供体制は以前と比較して随分と発展しています。平成24年度の診療報酬と介護報酬の同時改定で、令和7年度には地域包括ケアシステムの構築を推進することが明らかにされました。その原案となった「地域包括ケア研究会報告書」では、様々なサービスを一体的に提供できる体制を構築することが目標に掲げられています。その後、紆余曲折あり、地域包括ケアシステムには以下の5つの要素が重要だと発表されました。○本人・家族の選択と心構え高齢者や単独だけの世帯が主流となる中で、在宅で生活することの意味を本人や家族が理解し、心構えを持つことが重要。○すまいとすまい方生活の基盤として必要な住まいが整備され、本人の希望と経済力に合った住まい方が確保されていることが前提としてある。高齢者の尊厳とプライバシーが十分に担保された住環境が必要。○生活支援・福祉サービス家族関係の変化、経済的困窮、心身機能の低下があっても尊厳のある生活が継続できるように生活の支援を行うことが重要。○医療・介護・予防各個別の課題に合わせて「医療・看護」「介護・リハビリテーション」「保健・予防」が、専門職によって提供されることが重要。つまり、「医療」「介護」「予防」という専門的なサービスと、前提として生活の質(Quality of Life:QOL)を確保するための「住まい」と「生活支援・福祉サービス」が、相互に連携して在宅生活を支えることが重要だと述べられています。厚生労働省が目標としてイメージする地域包括ケアシステムの姿は以下の通りです。しかし、残念ながら五島市は地域包括ケアシステムが機能しておらず、瀬戸際まで追い込まれていることが今回の会議の中で多くの理学療法士や作業療法士が口にしていました。その中で、五島市はミニデイサービスを起爆剤として考えているみたいです。<ミニデイサービスの活用>五島市には現在、41ヶ所のミニデイサービスがあります。ミニデイサービスとは、主に65歳以上の方が地域の公民館などに定期的に集まり、体操や季節の行事を行なっています。地域のボランティアの方々を中心に開催されており、介護予防に取り組むことができます。詳細は五島市のホームページをご覧ください。https://www.city.goto.nagasaki.jp/s032/010/010/040/030/20200123183741.html今回はミニデイサービスが議題の中心となりました。私のグループで話し合ったことを報告します。①リハビリテーション専門職としての困り事は何か?・運動習慣がない方は参加の選択肢がない・五島市内で協力してくれるリハビリテーション専門職が少ない・最終的にボランティアに頼ってしまう脆弱性がある・参加される方々の運動機能や認知機能に差がある・男性の参加者が少ない・人、場所、物の資源が少ない②具体的な課題は何か?・内容や目的の細分化ができていない③リハビリテーション専門職として地域に貢献できることは何か?・現在、五島市役所に勤務している理学療法士は1名だけなので負担が大きいい・ミニデイサービスを中心になって対応できる人物を育成する必要がある私の個人的な意見ですが、財源を確保できない限り、この問題は解決しないと思っています。リハビリテーション専門職も家族や生活があります。対価が支払われるのは当然です。五島市にはこの問題を認識していただき、財源を確保して予防的な活動を推進するためのサポートをしていただく必要があると思います。五島市は「ぎばっと」というウォーキングアプリを運営しています。ウォーキングや健康診断などでポイントがゲットできる仕組みとなっており、貯まったポイントは電子クーポンとして発行され、五島市内の店舗等で使用できます。健康も維持できて、クーポンもゲットできるなんて夢のような話ですね。○五島市 健幸アプリ ぎばっとhttps://goto-gibatto.com是非、ご活用ください!私は、今後も自宅での生活に不安を抱えている五島列島の高齢者と、島外で生活しているご家族が、気軽に相談できる場所創りを目指して活動していきます。クラウドファンディングもご支援よろしくお願い致します。