もえちゃん、この手紙って昔の恩師とかでもいいの?先日、こんな問い合わせをいただきました。昔出会った、その方の人生をガラっと変えてくれたある先生がいました。人生グラフを描くと、一番マイナスの時に出会った先生。その先生との出会いが、マイナスからのプラスへ人生逆転のきっかけとなったんです。「人生のメンター」しかし、もう今となっては会うことができないんです。今どこにいるのか、元気にしているのか、何も分からないんだよね。今思えば、もっとちゃんと「ありがとう」を伝えておけばよかった。そうずっと思い続けてたんだ。本人に届くかどうか分からないけど、この本に託してもいいかな?もちろんYES!ぜひ、お預かりさせてくださいとお返事させていただきました。このお話が、どこかの先生の人生と重なり、心の火を灯すことができればなんて素晴らしいだろう。過去の記憶が、今を生きる先生の生きる力となるその日のために、残りの期間、全力で走り切ります!届けたい思いを無駄にしないためにも、ご支援くださった思いを無駄にしないためにも、私はなんとしてでも達成したいんです!!!全国の教育の最前線で今も戦っている先生たちにエールのご支援をお願いします!!!
恩師の話 の付いた活動報告
な、な、なんと!私の高校の時の恩師が、来年度県教育長になるんだって!!!私は学校の先生になって、生徒から言われてガッツポーズした言葉があります。「先生はなんでそんなに笑っとん?」廊下ですれ違った生徒が、私がニコニコしながら1人で歩いているのを見て話しかけてくれた言葉でした。もうね、私の心の中は「ヨッシャ!」と嬉しくって、すぐに答えました。「だって楽しいもん!先生って仕事は最高なんよ!」おそらく生徒はハテナ?が浮かんでいたと思います。しかし、なんとも嬉しそうに「ふ〜ん」と返してくれました。実はこのニコニコしている先生の姿は、私にとってモデルがいました。それが、高校3年生の時の担任だった中村先生です。中村先生は日本史の先生で、平安時代に生きた和宮が大好きな先生でした。和宮のことが授業で出てくると、和宮の話をいつまでしゃべるんだろうと思うくらい、ニッコニコの笑顔で1人喋り続けるんです。歴史苦手〜と思っていた当時の私は、その内容よりも、先生が楽しそうに話しているその姿を見ているのがとても楽しくて、マジマジとその姿に見入っていたのを今でも思い出します。そして、何を隠そう中村先生こそ、私が初めて見た「ニコニコしながら廊下を歩く先生」でした。「先生なんでそんな楽しそうに廊下歩いとん?」そう声をかけたのは高校3年生の私。その時、中村先生はこう答えてくれました。「ん?そりゃ楽しいからじゃが!」この時、思春期もえはまぁまぁ尖っていたのですが、初めて「この人おもろい」「なんか大人って楽しそう」と感じました。そこからです!この先生なら信用できると思い、受験前の1ヶ月、超絶苦手だった日本史をなんとかできるようにしたいと思い、毎日毎日日本史の教科書と資料集と新しいノートを持って、職員室で中村先生を隣に座らせて説明してもらいながら自作の年表を作りました。写真はそのノートです。このノートは今でも宝物です。中村先生は私にとって元気な先生のモデルの最初の先生です。あんなにも楽しそうに「先生」をやってくれる先生がたくさんいたら、もっと学校は変わる!それはひねくれた私でさえそうであったように、先生の笑顔が生徒の未来を確実に変えてくれた経験があったからです。先生、笑って!先生の笑顔は、先生だけでなくて目の前の生徒の未来をも照らす灯火になります!心からの笑顔が無意識に出るくらい、先生に元気になってほしい!だからこそ、私は先生に元気を届けたい!!!たくさんの「ありがとう」の思いで。届け!届け!とどけーーー!!!ありがとう!!!!!!!!!!