実施理由/背景
薪ストーブ料理を食べて木を知る森を知る山仕事・山遊び体験
私たちの身近にある山は、私たちの生活と密接に関わっています。戦後の復興期に大量の伐採がおこなわれたあとに、スギ・ヒノキの造林が国策として推進されてきました。その後の経済情勢の変化が引き金となり、安い外国産材の輸入増大、国産材価格の低迷となり、森林所有者の高齢化・後継者不足で枝打ち・除伐・間伐などの森林の手入れの放棄に繋がり森林が荒廃してきています。森林は次の役割を担っています。
(1) スギ・ヒノキ等の建築材の生産
(2) 防災機能(下流域の水害防止)
(3) 二酸化炭素の吸収
(4) レクリエーションの場
現状のままでは上記(1)~(4)の維持が困難になってきています。そこでこの事業では10月以降に、小学生以上の市民を対象に20名程度で、山仕事と山遊び体験をとおして感じ、その解決を考えるきっかけにします。
プロジェクト内容説明
薪ストーブ料理を食べて木を知る森を知る 山遊び体験から山仕事体験へ
1. 山林見学 荒廃した山林と整備された山林を見学します。
2. 砂防ダム見学
3. 山仕事 草刈り・除伐・間伐体験
4. 山遊び 丸太切り・皮むき・薪割り・椿油搾り体験・焚き火体験・薪ストーブ料理体験・簡易炭焼き体験・マイはしづくり体験・クラフト体験等
5. チェーンソー安全講習会(参加者18歳以上)
6. 刈払機安全講習会(参加者18歳以上)
目指すところ
関心をもって森林ボランティアになろう 森林ボランティアを応援しよう
自然の中で薪で炊いたご飯はとっても美味しいです。
山で汗をかいて遊んで薪ストーブ料理を子供たちに食べてもらいたい。汗をかいて山仕事をする体験を大人の方々に経験してもらいたい。そんな思いで私たちは活動しています。
もし興味を持ってもらえるなら私たちと一緒に森林ボランティアとして活動に参加していただくことも大歓迎です。実際に遠方に移動しての活動やからだを使っての作業が難しい場合は、本プロジェクトへのご支援をぜひお願いいたします。
私たちの活動は地道に継続していくしかありません。また、安全にチェーンソーや刈払機を使える人を増やしていきたいと思います。動力機械に抵抗のある方は手ノコでも参加できる活動があります。自分たちが整備した山を見て気持ちいいと感じる経験をぜひ体験してみてください。
寄付の使い道
(1)山仕事・山遊び体験(2)チェーンソー安全講習会(3)刈払機安全講習会の3つの行事に係る費用について、広報を兼ねてクラウドファンデングの寄付で集めたいと考えました。
【内訳】・諸謝金 :9万円(会員外の有償ボランティア・山遊び森林インストラクター・刈払機・チェーンソー講師)・通信費:6万円(切手・ゆうパック)・印刷製本費:3万円(チラシ代) ・消耗品費:48万円 (チェーンソー・刈払機・ヘルメット・チャプス・薪割機・ノコギリ・ナタ・オノ事務用品等他) 車両費 11万円 ・保険料:2万円 など
自治体からのメッセージ
NPO法人の取組へのご支援をお願いいたします!
尼崎市では、市民、NPO法人をはじめとした市民活動団体、事業者、行政など多様な立場の個人・団体が互いの強みを活かしながら、課題解決や魅力向上に取り組んでいます。
「特定非営利活動促進事業」は、皆さん一人ひとりの力を「寄付」という形で結集し、地域の様々な課題に取り組んでいるNPO法人を支える制度です。地域の課題に主体的に取り組むNPO法人の活動を継続し、拡大していくためにも本事業への温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
事業スケジュール
8月:
年度スケジュール協議のミーティング
9月・12月:
チラシ作成及び配布
10月から3月:
チェーンソー安全講習会(神戸市)
刈払機安全講習会(神戸市)
山仕事・山遊び体験会(加東市)
チラシは、尼崎市の各公共施設に配架予定です。
チェーンソー・刈払機安全講習会は神戸市西区の公園、山仕事・山遊び体験は加東市平木の小学校裏山で実施する予定です。