日頃からご支援いただいている皆様へいつもご支援ありがとうございます。代表の山本です。今日は、先ほど行ったオンラインイベントの振り返りをしながら、起業した背景やブランドへの想いを改めて言葉にして残しておこうと思い、投稿します。今回のイベントでは、「自分らしく想いをカタチにするキャリア」というタイトルで、世界一周学校の校長Masatoさんと対談しました。学生や20~30代のキャリア形成に悩む時期の方々が多くご参加いただいていたように思います。イベントでは、質問に答えながら、自分の起業の道や、キャリアについてお話しさせて頂きました。少し私自身のキャリアについて共有させて頂きます。私はビジネスや起業に関心がない大学生で、「世界の果てまで世界を見に行きたい」という原動力で、様々な国を訪れ、様々な体験をし、様々な人の価値観に触れる時期だったと思います。大学生のバックパック旅@チリパレスチナの女子中学校生徒会の女の子たちアイスランド2000km父とドライブの旅色々な好奇心から世界を見て、世界中に友達・家族と呼べる仲間ができた時に、環境問題や平和に関わる問題が、「TVの中の世界」ではなく、「友達の身に危険が迫っている問題」だと自分ごととして捉えるように変化しました。BBC Newsなどで話されている社会課題や事件が、友人のFBページ上で頻繁に投稿をされていて「今日も命が助かってよかった」「自然災害で身の危険を感じる」という友人の声を知った時に、自分の立場からできることは何なのだろうと、20代で本気で考えるようになったことが、起業のきっかけに繋がっています。会社を立ち上げることも、ブランドを作ることも、キャンドルを作ることも、自分自身が環境問題に対してできることの1つの意思表明でもあり、いつか家族や友人、日本全国の皆さんが森林に関わる人災で命を落とさないように守りたいという願いを持って、行動しています。会社員経験はあってもビジネスが得意なわけでは全然なく、日々周りの方々に助けて頂きながら会社を運営していますし、これからも上手くいかないことの方が多いだろうと、失敗を受け入れながら事業をする心づもりでいます。何年後にどんな会社になっているのだろうか?と事業計画書を書きながら、自分でも想像しますが、実際はやってみないとわからないですし、わからないからこそ120%の心と行動で挑戦したらどんな世界が待っているのか?を確かめたいという気持ちもあります。「社会問題や地球で起こっている問題が壮大すぎて何をしていいかわからない」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、今の私にとって環境問題/世界の平和/周りの人を守る為に、今自分ができることは、このブランドを育てること、キャンドルを届けることです。これからも、今日のイベントを通して改めて気付いた自分の気持ちを大切に、事業を作っていきたいと思います。そして、この想いに共感して応援してくださる方々にこれからも繋がって、MYAKUを育てていけると嬉しいです。今後とも、よろしくお願いします。MYAKU代表 山本万優
#ソーシャルビジネス の付いた活動報告
「日本の森について2分で読めるMYAKU森林コラム」連載スタートこんにちは!これから、皆さんが日本の森について少しだけ詳しくなれる「日本の森について2分で読めるMYAKU森林コラム」を始めたいと思います。不定期開催ですが、みなさんが読んでほっこりできる日本の森林について、木について、生産地について発信していきます。お楽しみに!Vol1. 「木一本、ブリ千本」ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー突然ですが、「木一本、ブリ千本」という言葉をご存じですか?? 木々豊かな山には栄養豊富な土があります。そこに降った雨は、土の中の栄養を蓄えながら海へと流れ、海の豊かな生態系を作ります。 そんな自然のつながりや海の豊かさを表す、漁師さんの言葉だそうです。 一本の木があれば、ブリが千匹育つ。山だけでなく、海を生業にする方にとっても、木の存在感はそれだけ大きいんです。 でも普段の生活の中からでは、木との関わりも少なければ、木の価値や魅力、さらに林業の課題までは中々見えてこないと思います。 建物の内装に木や緑があれば、おしゃれに見えるし香りも良い、それだけで居心地の良い空間になるというのは分かっていても、この木は!この香りは!という所まで分かる方は多くないはずです。 そして、日本の山には課題が沢山あって解決も簡単ではないと、なんとなくは分かっていても、詳しくは分からないという方も多くいると思います。 スギなどの花粉症に悩む方も多いでしょう。スギが嫌いな方、沢山いると思います。国土の70%を占める森林のうち、人工林は40%ですが、そのほとんどがスギなどの針葉樹林となっているためです。これは建材不足を補うための戦後の政策が影響しています。(スギはまっすぐ早く育つので!) ですが、スギの木は広葉樹に比べて火が付きやすいので、例えば冬のキャンプで、すぐに暖まりたい…!なんて時には、スギの薪は頼れるお供になります。しかもスギの葉っぱは、油分がたっぷり含まれているので、着火剤にもなるんです!スギってめっちゃいい奴なんです!乾燥した杉の葉は着火剤にピッタリ山について、木について、課題ばかり発信していては、暗いイメージを持たれるかもしれません。MYAKUは、ちょっとした木との関わりから、木の価値や魅力、山に興味を持つきっかけを少しだけでも作っていきたいと考えています。 前置きが長くなってしまいましたが、日本の森林について、林業について、木について、そのほかいろいろと。ちょっとした気づきや興味につながる情報も発信していきます。 MYAKU クラウドファンディング終了まであと5日!!!!!クラファンサイト▲クラファンページこちら▼https://camp-fire.jp/projects/view/722083残りわずかですが、関心あられる方にページのシェアを頂けますと幸いです!どうぞよろしくお願いします。
クラウドファンディングがついに残り8日となりました。残り期間も商品の魅力を様々な側面からお伝えしようと思います!今回は「ひのきキャンドルができるまでに出会った大切な生産地、生産者の方」のお話をします。商品が生まれるまでのストーリーMYAKUがまだ存在せず、会社名も決まっていなかった2022年、日本の森林について現場で理解するために代表山本が、日本全国の林業生産地を訪問していました。雪が積もってちょっと可愛いシルエットに最初は、京都、その後、静岡、飛騨高山、千葉、東京、埼玉、北海道、富山、、、etc。様々なことを現場の方々に教わりました。木材価格は誰が決めるのか?なぜ課題が生まれるのか?どうすれば木を高付加価値化できるのか?流通の各プレーヤーはどんな役割を果たしているのか?林業の課題は現場で何だと感じていらっしゃるのか?どこの部分が端材となって使われないのか?ウッドチップの使い道は?価格は?林野庁が発行している正式な文書、林業白書の中でデータで見ていたことが、生の声を聞けたことで、現場で起こっていること、本当はどういうあり方が理想なのか、考える機会を沢山頂きました。学んだ中でまずはじめに、林地残材で商品開発が出来ないかと思い、それを林野庁主催のビジネスコンテストSustainable forest Actionに応募し、事業アイデアを検証しました。実際に当日最終ピッチをしている様子ありがたいことにその中でプロトタイプを作る為に資材を提供くださった生産者の方や、製作に協力くださった方々が長野県の方でした。雪降る2022年12月に初めて冬山で木を伐採している様子を訪問し、気温マイナスの世界で足が冷たくなりながらも、幻想的な白銀の世界で作業されている様子は圧巻でした。雪と木と空が綺麗で思わず撮影林業架線といってワイヤーで木を運ぶ方式この時に現場を訪問したご縁があり、会社設立後も長野県で木曽ヒノキを扱われている生産者さんで精油を作っていらっしゃる方と繋がることができました。林業一筋33年、生産者の吉川さん(右)今回使わせていただいている精油は、木曽ひのきの枝葉部分から抽出された精油です。ご協力いただいた生産者の吉川さんは、300年かけて育ったひのきを余すことなく使い尽くし、その魅力を人々に届けたいという想いをお持ちの方で、ひのきの枝葉を山で1つ1つ拾い集め、木の皮を剥いて蒸留して精油を抽出しています。天然ひのき樹齢推定300年天然ひのきが育つエリアの1つには赤沢自然休養林と呼ばれる国内初の森林浴大会が開催された森林浴発祥の地があります。手作業で木の皮を剥ぐところから精油作りが始まります機械で抽出する前から溢れ出る精油300年の時をかけてできた天然ひのき精油は、まさに森を歩いた時に感じる爽やかなひのきの香りがスーッと鼻にぬけ、深呼吸をしたくなるほど心が落ち着く香りです。木の緑と青い空のコントラストが美しい木曽川キャンドルを製作する際も、この自然な香りをそのまま家で感じていただく為に、一番香りとの相性が良かった自然由来のソイワックスを使用しました。爽やかな森林浴をイメージした香りぜひ、ご購入頂いた皆様に木曽の自然の豊かさをご自宅で感じていただけると嬉しいです。
クラウドファンディング開始直後にご支援くださった皆様、ありがとうございます。心から御礼申し上げます。おかげさまでクラウドファンディング開始から48時間で目標額150万円を達成することができました。日頃よりお世話になっている皆様、社報やまびこの読者の皆様、早くに弊社のクラウドファンディングを見つけてくださりご支援くださった皆様のおかげで、スタッフ一同、胸が熱くなっております。(涙)想像を超えるご期待をいただき、改めて日本の森林、林業に関わる課題に皆様の関心があられることを実感しました。私たちは、キャンドルをただ売りたいのではなく、生産者さんとお客様が繋がり、お互いが幸せに豊かに過ごせること=その結果、環境保護や自然の豊かさにも繋がっていく、森と人をつなぐ存在になりたいと思い、この事業を始めました。弊社のValue(大切にしたい価値観)は「Be a good friend to yourself and the forest.」「自分自身と私たちの森林と良き友達でいよう」です。まずは自分自身を大切にすること、その先に森林への関心や自然を大切にしようという気持ちが芽生えてくると思っています。まだまだ駆け出しですが、Valueに忠実に、想いを形にできるよう、引き続き邁進してまいります。残りのクラウドファンディング期間もどうぞよろしくお願いします。