クラウドファンディングがついに残り8日となりました。残り期間も商品の魅力を様々な側面からお伝えしようと思います!今回は「ひのきキャンドルができるまでに出会った大切な生産地、生産者の方」のお話をします。商品が生まれるまでのストーリーMYAKUがまだ存在せず、会社名も決まっていなかった2022年、日本の森林について現場で理解するために代表山本が、日本全国の林業生産地を訪問していました。雪が積もってちょっと可愛いシルエットに最初は、京都、その後、静岡、飛騨高山、千葉、東京、埼玉、北海道、富山、、、etc。様々なことを現場の方々に教わりました。木材価格は誰が決めるのか?なぜ課題が生まれるのか?どうすれば木を高付加価値化できるのか?流通の各プレーヤーはどんな役割を果たしているのか?林業の課題は現場で何だと感じていらっしゃるのか?どこの部分が端材となって使われないのか?ウッドチップの使い道は?価格は?林野庁が発行している正式な文書、林業白書の中でデータで見ていたことが、生の声を聞けたことで、現場で起こっていること、本当はどういうあり方が理想なのか、考える機会を沢山頂きました。学んだ中でまずはじめに、林地残材で商品開発が出来ないかと思い、それを林野庁主催のビジネスコンテストSustainable forest Actionに応募し、事業アイデアを検証しました。実際に当日最終ピッチをしている様子ありがたいことにその中でプロトタイプを作る為に資材を提供くださった生産者の方や、製作に協力くださった方々が長野県の方でした。雪降る2022年12月に初めて冬山で木を伐採している様子を訪問し、気温マイナスの世界で足が冷たくなりながらも、幻想的な白銀の世界で作業されている様子は圧巻でした。雪と木と空が綺麗で思わず撮影林業架線といってワイヤーで木を運ぶ方式この時に現場を訪問したご縁があり、会社設立後も長野県で木曽ヒノキを扱われている生産者さんで精油を作っていらっしゃる方と繋がることができました。林業一筋33年、生産者の吉川さん(右)今回使わせていただいている精油は、木曽ひのきの枝葉部分から抽出された精油です。ご協力いただいた生産者の吉川さんは、300年かけて育ったひのきを余すことなく使い尽くし、その魅力を人々に届けたいという想いをお持ちの方で、ひのきの枝葉を山で1つ1つ拾い集め、木の皮を剥いて蒸留して精油を抽出しています。天然ひのき樹齢推定300年天然ひのきが育つエリアの1つには赤沢自然休養林と呼ばれる国内初の森林浴大会が開催された森林浴発祥の地があります。手作業で木の皮を剥ぐところから精油作りが始まります機械で抽出する前から溢れ出る精油300年の時をかけてできた天然ひのき精油は、まさに森を歩いた時に感じる爽やかなひのきの香りがスーッと鼻にぬけ、深呼吸をしたくなるほど心が落ち着く香りです。木の緑と青い空のコントラストが美しい木曽川キャンドルを製作する際も、この自然な香りをそのまま家で感じていただく為に、一番香りとの相性が良かった自然由来のソイワックスを使用しました。爽やかな森林浴をイメージした香りぜひ、ご購入頂いた皆様に木曽の自然の豊かさをご自宅で感じていただけると嬉しいです。
ウッドウィック の付いた活動報告
〈新年のご挨拶〉明けましておめでとうございます。このたびの能登地震において被災された多くの皆様 関係者ならびにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。昨年は、会社設立からブランド立ち上げまで、皆様の多大なるご支援・応援を頂き、大変お世話になりました。2024年もMYAKUをどうぞよろしくお願い致します。〈2024年の抱負〉今年の弊社のテーマは「大きな愛を持って目の前の1つずつに取り組むこと」です。年末にマザーテレサに関する著書を読んでいて、目に留まった言葉が、「It is not how much we do, but how much love we put in the doing. It is not how much we give, but how much love we put in the giving.」でした。(日本語訳:大切なのは、どれだけ多くをほどこしたかではなく、それをするのに、どれだけ多くの愛をこめたかです。大切なのは、どれだけ多くを与えたかではなく、それを与えることに、どれだけ愛をこめたかです。)大きな志を持って、たくさんの挑戦をする1年にしたいと思いますが、商品をご購入頂いた初めてのお客様、未来の森を考えながら木を切る林業生産者の皆様、一緒に働く仲間、数百年間その土地を守る木や動物など、関わる方々に感謝の気持ちを持って誠実に1つ1つのお仕事に励んでいきたいと思います。また、今回の元旦に起こった地震の被災地、富山・石川県は2023年夏に出張で訪問し、木工の伝統工芸や広葉樹の生産現場を学ばせていただきました。現場の山や原木市場、製材所、地域の道の駅、食など、様々な魅力を教えていただいた地域でこのような未曾有の災害が起こり、胸が痛くなりました。自然災害をこの世からなくすことは難しいですが、被害が大きくならないように、山や川を日頃から適切に管理することや日本の森林環境を守ること、その重要性を知ることは大切だと考えています。私たちも、少しでもその力になれるように今後も事業を育て、発信していきます。長くなりましたが、今後ともよろしくお願い致します。〈クラウドファンディングについてのご報告〉最後に、このクラウドファンディングも残り期間12日となりました。期間が終了次第、1月下旬には皆様の商品を発送する予定です。もう少々お待ちください。現在ネクストゴール300万円を目指し、引き続き挑戦中です。周りの方々へのシェア、ご協力をよろしくお願いします。https://camp-fire.jp/mypage/projects/722083株式会社myakuスタッフ一同https://store.myaku.co.jp/