はじめまして。MYAKUのブランディング、商品開発デザインを担当しているPUBLIC CRAFTSの伊藤由賀です。私からは、2023年4月から代表のまゆさんと共に、ブランド立ち上げからファーストプロダクトの販売までの道のりについてお話したいと思います。まゆさんに初めてお会いしたのは、鎌倉起業家コミュニティでした。デザイナーである私も、まゆさんと同じタイミングで会社から独立、起業し、同じ女性としてまゆさんの活動をサポートしたいという気持ちで参加させていただきました。それぞれ違う分野とバックグラウンドを持った中で、「自分の力で社会に対して何が出来るのか」という同じ問いに向き合っているなあと共感したのを覚えています。ブランディングをするにあたり、プロダクトを作るという最終成果物に向かう前に、MYAKU としての会社の軸となる、CI(コーポレートアイデンティティ)ガイドライン を決めるところから始めさせていただきました。その中で二人で決めたタグラインは“BE A GOOD FRIEND”でした。これはMYAKUの会社としての指針でもあり、プロダクトの在り方にも関わる言葉です。直訳すれば、「良き友達になろう」です。これは関わる林業生産者さんや、商品やサービスを提供するお客様、同じチームの仲間、そして何よりも自分自身に対して、全ての関係性に繋がる言葉です。つまり、私たちが友達にあげたいものを、楽しく作る、というとてもシンプルな目標ではじめました。もちろん、林業生産者さんの現場や、プロダクト開発の過程は大変な事の方が多いですが、それでも楽しくやろう!というのが私たちのスタンスです。商品ができるまでの試行錯誤中キャンドルの香りの研究何度も対面で話し合い、アイデアを形に落とす打ち合わせ