実施理由/背景
北信濃ふるさとの森文化公園内に、どなたでも利用できる全天候型アーチェリー場を整備したい!
中野市内にある北信濃ふるさとの森文化公園の多目的グラウンドは、サッカー等の利用を目的に全面が天然芝となっているが使用頻度が少なく、維持管理費に見合った利用がされていないといった課題を抱えている。また、近くに駐車場がないことから障がい者の方にとっても利用し辛い状況となっています。 現在、市内では、市民団体によるアーチェリー活動が盛り上がりを見せており、活動を行っている団体の専属コーチは、世界大会優勝やオリンピック入賞の実績を持つなど日本トップレベルの技術を持ち、最先端の指導を受けることができる場所となっています。
市内団体の活動をより一層盛り上げるとともに、多くの方にアーチェリーを楽しんでいただくため、全天候型の屋内射場を併設した管理棟やナイター設備を整備するとともに、障がい者の方にも容易に施設が利用できるよう、多目的駐車場等の整備を行い、多くの方々が何度も訪れたくなるような他にはない施設整備を目指していきます。
プロジェクト内容説明
北信濃ふるさとの森文化公園内に、どなたでも利用できる全天候型アーチェリー場を整備したい!
(1)雨天でも利用できるよう、シューティングラインに長さ50m程度の屋根を設置。 (2)防矢の盛土や距離表示板などを設置し、近射から最長70mまで競技可能なアーチェリー場の整備を行います。
(3)室内作業場、利用者のための多目的トイレの整備、ナイター照明、グラウンド脇に障がい者のための駐車場3台分の整備を行います。
(4)アーチェリー場として使用しない期間の芝生広場については、人気のドッグランやマルシェ等の開催が可能なイベント広場として利用します。
(5)初心者や子ども達もアーチェリーに興味を持てるように、アーチェリーの用具レンタル品についても整備の検討を行います。
【スケジュール】
R5:予算計上(設計料・工事費)、施設整備
R6.7月:施設利用開始
目指すところ
アーチェリーを軸としたアスリートの育成及び障がい者スポーツの普及で地域を活性化!
オリンピック種目でありながら、幼児から高齢者まで、また障がい者・男女を問わずに楽しめる生涯スポーツであるアーチェリーの競技人口を、全国から中野市に誘致することで公共施設の利活用につなげるとともに、アーチェリーやその他のスポーツに関わる交流人口の増加及び地域の活性化を目指します。また、地方のアーチェリー連盟やクラブなどと連携し、定期的に競技会やイベントを開催することで、学生やクラブチームをはじめとする競技団体の合宿等の誘致を行い、宿泊、観光や地場産業への経済効果を高めます。竣工後、施設には指導者を置くことで、指導者不足の解消やスポーツ団体の技術向上、また学生の指導や競技者と地域との交流機会の創出に繋げます。
寄付の使い道
いただいた寄付金については、中野市が行う以下の事業の財源として活用します。 全天候型の屋内射場を併設した管理棟やナイター設備を整備するとともに、障がい者の方にも容易に施設が利用できるよう、多目的駐車場等の整備をおこなう。
自治体からのメッセージ
北信濃ふるさとの森文化公園内に、どなたでも利用できる全天候型アーチェリー場を整備したい!
ご支援いただく皆様へ このプロジェクトは、稼働率の低い公共施設についてクラウドファンディング事業でいただいた財源を基に施設の整備を行い、価値を高めてゆく大きなプロジェクトと捉えています。地域経済の発展に加え、アーチェリー、障がい者スポーツの普及のため、皆様の温かいご支援をお待ちしております。
中野市長 湯本隆英
お礼品について
オリンピアンによるアーチェリーの技術指導や、中野市産グルメなどをお送ります
新しく完成したアーチェリー場で、オリンピアンに直接、専門的な指導を受けられるチケットのほか、中野市の特産品であるシャインマスカット、ブランド和牛の信州牛(りんご和牛)など地域の特産品を返礼品として検討しています。
事業スケジュール
2023.10~2024.3:グラウンド内の工事(シューティングゾーン、防矢ネット、矢止め盛土など)
2023.12~2024.3:寄付金の募集
2024.4~2024.6:駐車場、多目的トイレ、倉庫などの整備
2024.7:供用開始
寄附は2024年3月末までの募集を予定しております。施設のしゅん工は、2024年7月の予定です。