実施理由/背景
中野サンプラザとのお別れと再会の誓いを光のアートで彩る
中野区は2022年度より、基本構想で目指す「人と人とがつながり、新たな活力が生み出されるまち」を実現するために、遊び心あふれる文化芸術により、まち全体ににぎわいがあふれる取り組みを進めています。取り組みの一環で、多くの人が地域への親しみを感じるモチーフを壁画として描く「中野ミューラルプロジェクト」を立ち上げ、区内全域に日常かつ身近に感じる文化芸術を広げています。
このプロジェクションマッピングは、「中野ミューラルプロジェクト」のデジタルセクションとして、中野サンプラザの存在と功績を、美しい記憶として未来に引き継いでいくために、中野と中野サンプラザを愛する多くの方が体験を共有する機会として実施します。
プロジェクト内容説明
中野サンプラザプロジェクションマッピング開催概要
○コンテンツ制作におけるワークショップ
コンテンツ制作の段階で区民向けワークショップなどの実施を予定しています。
詳細は区HPやSNSで、今後発信します。
〇中野サンプラザプロジェクションマッピング
【場所】中野サンプラザ(中野区中野4-1-1)
【投影対象】中野サンプラザ南側外壁
【日付】2024年3月22日(金)から3月24日(日)まで【3日間】
【投影開始時間】金曜日 19:45~20:45(20分毎に4回程度の投影を予定)
土、日曜日 18:45~20:45(20分毎に7回程度の投影を予定)
*小雨決行、荒天中止
〇中野サンプラザデジタル3Dモデリング
中野サンプラザの外観及び建物内部を3D モデル化し、文化財としてアーカイブ。それをオープンデータとして広く民間事業者等に提供することで、メタバースの活用等、デジタルによる中野のまちづくりを促進します。
目指すところ
ミューラルが人と想いをつなぐ
開館から50年余りの歴史を有する中野サンプラザにおいて、唯一無二の機会を活用したプロジェクションマッピングを実施することで、「身近な文化・芸術を育む中野のまち」の発信とブランディングを促進し、中野駅周辺や西武新宿線沿線で進む、まちづくりへの期待向上を目指します。また、中野サンプラザの存在と功績を、レガシーとして未来に引き継いでいくことで、将来に向けたメッセージを残し、新たな中野のまちへの期待感を醸成します。これを契機に中野の新たな魅力が創出されることで、国内外からの旅行者の誘致にもつなげていきたいと考えています。
2024年度以降、中野サンプラザは取り壊しとなりますが、ミューラルプロジェクトのデジタルセクションとしてプロジェクションマッピングを実施することで、駅前の再開発が進み、大きく変わりつつある中野のまちで、人々の「過去への想い」と「未来への想い」、という簡単には相容れない二つの気持ちを壁画(ミューラル)でつないでいきます。
寄付の使い道
受け付けました寄附は、プロジェクションマッピングのコンテンツ制作費や、照明・音響などの演出にかかる費用、警備費用など、中野サンプラザプロジェクションマッピング企画やデジタル3Dモデリングにかかる費用一式に活用させていただきます。
自治体からのメッセージ
ご支援いただく皆さまへ
この度は「中野サンプラザプロジェクションマッピング」に関心をお持ちいただき誠にありがとうございます。
開館から50年余りの歴史を有する中野サンプラザにおいて、唯一無二の機会を活用したプロジェクションマッピングを実施することで中野サンプラザの存在と功績を、レガシーとして未来に引き継いでいきたいと思っております。誰もが身近に文化芸術を触れられるまちにしていくためにも、みなさまの温かいご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
事業スケジュール
2023年11月~2024年3月:中野サンプラザ3Dモデリング完成
2023年12月~2024年2月:コンテンツ制作におけるワークショップ開催
2024年3月22日~24日:中野サンプラザプロジェクションマッピング開催
中野サンプラザプロジェクションマッピングは、既にコンテンツ制作事業者も決定し、関係機関との協議も順調に進んでいます。
あとはみなさんの想いが集まるのみです。みなさんの暖かいご支援をよろしくお願いします。