#3【 OHANA 活版】NY個展クラウドファンディング描き下ろしの作品になります。感謝の気持ちを込め盃に生えた花をモチーフにして循環を表現してみました。炎に見立てた雲を背面におき、花ビラを太陽の輪郭にし、中に水の流れ、山、雲をかきました。線は水の流れをイメージし、途切れて見えますが繋がりを表現し、月を描きました。 月は旧暦においてとても重要でした。自然暦を用い、新月を月初の1日として数え、毎月15日に満月が来るようにしていました。月は地球で一番重い海を満潮、干潮で動かし深層循環を生んでいます。今は化学が進化し、深層循環が地球の気候を作っているのが分かりますが、昔の人は月の重要性を肌で感じ崇め、それに伴い歴を作っていたなんて凄すぎます。ちなみに新暦は太陽暦で作られていて、明治6年に西洋化が進み始めた日本は、歴も西洋列強に合わせて世界に並ぼうと考え旧暦を捨てたそうです。太陽と月をモチーフにしたグラフィックを活版印刷とシルクスクリーンプリントで表現した作品になります。活版印刷(表面に凹凸をつくる立体的な印刷)のイメージは画像をご参照ください。作品裏面に直筆でNYC1STEXHIBITIONとサイン、日付、エディションNo.をいれ額装しお届けいたします。SIZE : 100mmx148mmEDITION : 100 (No.は支援順になります。)