今回は共同投稿です。プロジェクト本文で、もし幸いネクストゴール挑戦に移れたら、「今後ずっと使用できる組み立て式のテーブル&ベンチを製作依頼」しますとお話ししました。来月7月27日で予定している南信州ウェディングでは、会場となる野田平キャンプ場に備わっているテーブルとベンチを使用させていただく予定です。ですが、南信州ウェディングを今後に南信州の各地で開催していくには、ウェディングに適したテーブルとベンチがない会場に対応できる必要があります。「どうしようか」となりましたが、松川町という山林が広がるまちで、廃校となった建物で工房を開き、オーダーメイドで木工製作をしている田中大也さん(IKUTO lab.)に、ウェディングに適したテーブルとベンチのご相談ができることになりました。田中さんは南信州産の地元木材を調達し、CADを駆使し、松川町に限らず、日本各地からの木工製作の依頼対応に大変お忙しい日々を送られています。今年3/2に田中さんの作品を松川町図書館に見に行ってきました。図書館の人々に愛されている作品たちが迎えてくれました。そしてかなり山奥になりますが、田中さんの工房がある旧松川東小学校を訪ねました。「搬入して現地で組み立てをしやすいよう、あらかじめ全ての部材の寸法を考えています」と、CADで緻密に立体的に設計していく田中さん。優秀すぎます...!すぐ隣の部屋では、ショップボット(ShopBot)というCADと連動した木材切断機があります。田中さんは大阪の出身で、地域おこし協力隊として松川町に移られ、地域に根を下ろしつつ、今や各地を相手にして大仕事を日々されています。全国的に見ても、地域おこし協力隊のモデルケースになる方と感じます。そして「南信州の材木は平安時代から高く評価されていた」と地元の人は語ります。たとえば、南北朝時代に皇族の信濃宮は大鹿村に長年留まりましたが、皇室が使う建物の材木を南信州から切り出して都に運んでいたので、この地を確保する必要があったからと聞きます。かつて南信州の山林から切り出された木材は榑木(くれき)として年貢になり、各地で活用され、今でも榑木踊りが泰阜村では残っています。輸入した安い木材の影響で、日本の林業はきびしい状況ですが、南信州産の優れた木材を活かした田中さんのアーティスティックな作品が世に求められており、このような動きが各地で増えていけば、林業の新しい可能性が開かれると思います。今回特別に、南信州ウェディングで今後ずっと使用できる組み立て式のテーブル&ベンチを、田中さんにお願いしたいと考えています。そのためには、ぜひセカンドゴールに挑戦できるようご支援を、心から、お願いします!5000円を捻出くださっているお気持ちが、連日、身に沁みていて、大きな感謝です。よろしければ、リターンの【お名前入りカッティングボード】と【サービングボードにお名前を刻印】は、田中さんが製作くださる特別な作品になります。暮らしに新しい彩りが生まれたり、南信州ウェディングにスポンサーとして参加いただけます。ぜひ南信州ひいては日本の林業の新しい可能性を体感いただける貴重な機会ですので、よろしくお願いします!!