2024/04/06 22:01

皆さんこんばんは。

柏野美沙/美澪です。


本日も、『柏野美沙/美澪 第2回目個展開催に向けたクラウドファンディング』並びに『♪個展オープニングテーマ曲製作プロジェクト』の進捗報告をお届けします。


今回のご報告は!なんと!この度、個展オープニングテーマ曲の歌詞原案がついに完成しました~~~!パチパチ!もちろん、今後メロディーと合わせた際に削る部分やリズム感の調整等で語句を変更する可能性もあるかとは思いますが、ひとまず原案が完成しました!おめでたいっ!ということで、せっかくなのでこの記事ではネタバレにならないよう歌詞自体には触れずに、歌詞を書いてみた感想を綴っていこうと思います。皆さんも、この機会にぜひご覧ください!ではさっそくまいりましょう!


……そもそも、どうやって書けばいいん(汗)??

歌詞づくりの最初の最初は、本当に戸惑ったなぁ……、という思い出があります。『よし!歌詞を書くぞ!!!』と思い立ったはいいものの、いざ書こうとするとどうやって書けばいいのかほんとにわからなくて


作詞の方法について検索して調べてみたりもしたんですけど、ふわっとしたことが書いてあるだけの記事が多くて、あんまり参考にならなくて。 作曲担当のさるまるさんに相談してみたら『わたしはよく歌詞ノートつくってます!』って教えてくれて、とりあえずスマホのメモ帳を歌詞ノート代わりに使って、そこに色々書き溜めていきました。 

日々の中で『あ、これ歌詞に使えそう!』と思ったフレーズとか、ふと頭の中に浮かんできた単語とか言い回しを、まずはとにかくストックしていきました。たぶんいきなり歌詞を作ろうとするんじゃなくて、いまはいわば歌詞の「パーツ集め」を進めていった方が絶対にいい、って直感があって。このときすごく参考になったのは、いままで自分が書き続けてきた過去のnote記事です。いまでこそ告知記事も多くなってきましたが、以前はもっと自分自身の内面とか普段考えている哲学を綴る、といった形式も多くて……、そういう記事を読み返してみると、いま現在の活動にもそのまま通じるキーワードみたいなのが見えてくることがあって、すごく面白くて。そうしたことばたちをnote記事から1つ1つ見つけてきては、これも歌詞ノートにストックしていく作業を続けていました。 


みんなに語りかけるように。-見えてきた方向性-

その後、2月中旬頃までには歌詞ノートのストックがだいぶ溜まってきたので、そろそろ歌詞をつくっていけるんじゃないかなって思って、ここからようやく歌詞作りに本格的に取り掛かり始めました。ただ、ここでも最初はめちゃくちゃ苦戦して、なかなか進まなかった……。 

そのフレーズを歌詞全体のどこに当てはめればいいのか?っていうのもわからなかったし迷ったし……、本当に手探りというか暗中模索というか……、初めての挑戦だったからなおさら わかんなくて。でも、それは決して「苦しい」とか「辛い」って気持ちじゃなくて、その「わからなさ」自体もどこか楽しんでるような、そんな自分がいたんです。


一番最初は、この5年間の活動全部を時系列で振り返っていくような歌詞構成を考えていました。 となると、歌い出しに持ってくるべきは2019年のカミングアウト。これを歌詞にするとしたら……?って考えて出てきたのが、次のフレーズ。 


始まりはあの瞬間だった 震える指でボタンを押した


……いやいや。いやいやいや。違う、そうじゃない。確かに間違ってない、ないんだけど……、これじゃあまりに歌詞がダサすぎるんよ……!!!情緒もへったくれもない!!!!ボツ!!!!! 


自分自身が納得できて、そして何よりも胸を張ってファンのみんなに読み聞かせできるような歌詞を考えるのってすごく大変だなぁ……って思った。 

そんな感じでしばらくの間歌詞作りが停滞していたんですけど、それでも日頃から製作のアンテナを張るようにはしていました。いいフレーズが思いついたときは歌詞ノートに追記してたし、いつかきっと訪れるであろうその瞬間を、ずっと待ってた。 


そんなとある日、夜。 

お給仕から帰る電車の中で聴いていたYouTube Musicのシャッフル再生で、『緑黄色社会』の『Party!!』という曲が不意に流れてきました。この曲のAメロの出だしが『どこから話すべきかな 君にはそう いつも救われてきたんだ』 っていう歌詞から始まるんですけど、これを聴いた瞬間、あ!!これだっ!!!て思ったんです。 


……そっか、自分1人で無理に語ろうとしなくたっていいんだ。だって、だって、会場にはみんながいてくれてるんだもん……!だから、前夜祭の会場に来てくれた人たちみんなに対して語りかけるような、話しかけるようなイメージでことばを紡ごうこんなことがあったね、あんなこともあったよね、覚えてる?って。わかったその瞬間、自分の中から次から次へとことばがとめどなく溢れ出てきてしまって、止まらなくなりましたぞわぁっっって全身に鳥肌が立つくらいの感動で、むしろこわいくらいで……、気がついたら、その電車の中で1番のAメロとBメロが全部埋まっていました。めちゃくちゃ嬉しくて、嬉しすぎて、その場でさるまるちゃんに『なんか歌詞が降りてきて、めっちゃ進んだよ!まだ全然よくわかんないけど、作詞って楽しいね!』ってDMしたのを覚えています。 


『青い鳥』──もねふんがくれた、ラスサビのテーマ。

その後も、たまに立ち止まりながら、それでも着実に歌詞製作を進めていってついに残りはラスサビのみ!という状況になりました。なったんですけど……、ここでまた筆が進まなくなってしまいました歌詞になりえるパーツは手元の歌詞ノートにいくつもあったんです。だけど、それをそのまま組み上げたとしても、決定的な『何か』がぽっかり欠落している味気ない歌詞になってしまうような気がした。

やっぱり最後の最後のラスサビだから、曲を締め括るにふさわしい歌詞こそを託さなきゃいけない!って思うと、どれが一番正解なんだろうって悩んじゃって……。 


ここで無理に書こうとしても良いものは書けないってことは以前の経験でわかってたから、それこそあの電車の中で訪れたような『その瞬間』がまた来ることを信じて、歌詞ノートに新たなフレーズを書き溜め続けながら待っていました。


ただ、この待つ時間がめっっっちゃ長かった。気づいたらそのまま誕生日当日とクラウドファンディングの告知日を迎えてしまっていて、まだ歌詞原案が完成してない状態でいろんな物事をどんどん動かしていかなきゃいけない状況にはもちろん焦りを感じていたけど、でも同時に、きっと大丈夫、いつかそのフレーズと巡り合えるはずだ!って信じていました。

そしてそのきっかけをくれたのが、イラスト担当のもねふんが描いてくれたラフ画だったんです。 

そこに羽ばたく青い鳥を見た瞬間「あ……、これでラスサビが書ける。」って確信しました。 


青い鳥……、

もねふんのメモ書きによるとこれはファンのみんなのことを表しているのか、だからここでは複数の小鳥たちが美沙と美澪を祝福している……、幸せの象徴としての1枚。さらに、この青い鳥のもととなっている童話が示していたメッセージは確か……。うん、書ける。書ける!『青い鳥』をテーマに、ラスサビで歌い上げたい情景がまざまざと目の前に浮かんできました。

だから、待っていて良かったし、きっかけをくれたもねふんには本当に感謝してる。言うなれば、きっとこのときが『みんなで一緒につくる』最初の第一歩目だった気もしていて、とても示唆的なものを感じています。 

願わくは、このラスサビで最高潮の盛り上がりを迎えることができたらいいな


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出来上がったこの歌詞原案は、来週4/13(土)の顔合わせの日にいよいよさるまるちゃんともねふんに初披露します!ドキドキ!そしてそれを期に、さらに楽曲製作活動が本格化していくと思います!その様子もこの活動報告記事はもちろんTwitter等でも精力的にお届けしていくのでぜひご覧ください!


そして!引き続き、『柏野美沙/美澪 第2回目個展開催に向けたクラウドファンディング』へのご支援も何卒よろしくお願いいたします!あなたからのご支援を、心よりお待ちしています!自信のリターン品各種をぜひご覧いただき、ぜひご購入くださいませ!