▼自己紹介
はじめまして。映画「永遠の死」脚本・監督を務める中山夏希(なかやまなつき)です。
私は現在、東京藝術大学大学院で油絵を専攻する傍ら映像制作を行っています。
学部卒業時には短編映画「裏切り」を制作し学内選抜の上、成績優秀者を対象に授与される令和5年度O氏記念賞をいただきました。
修士一年生のときにクリエイティブチーム「AKANESASU(アカネサス)」に加盟し、所属するクリエイターと合同展を行ったり事務的なサポートを受けたりしながら、作家を目指し日々制作を行っています。
今回は新たな挑戦として、2025年3月に展示の招待をいただいたTokyo International Galleryにおきまして新作映画の上演を目指しています。
▼このプロジェクトの背景・実現したいこと
本プロジェクトは私が監督・脚本を務める映画「永遠の死」制作および上映を実現するため、撮影などにかかる制作費をご支援いただくことを目的としています。
現在、大学院生である私は制作費を自費で補いつつ、スタッフはボランティアを募っております。
学部生の卒業制作は賞をいただくことができたものの、低予算ゆえの表現の制限を感じることも多々あり、学生ゆえの限界を感じていました。
そんな中、Tokyo International Galleryのギャラリストさまにお声掛けいただき、2025年3月に東京八重洲の大会場で個展を開催するチャンスをいただきました。そして、その会場で映画も公開する機会も設けていただきました。
国内外から注目を集めるギャラリーで、自分の表現を予算の制限なくみなさんに見てもらいたい。その想いから本プロジェクトがスタートしました。
▼映画「永遠の死」について
・あらすじ
既婚者の女性が夫に愛を持っているが背徳感に幸福をもとめて、さまざまな男と浮気を重ねるが、満たされていくことは無い。女性は旦那を愛していたが、旦那からは愛を感じることはなかった。
そして別の男の子供を身籠り、旦那には嘘をつきあなたの子だと伝える。旦那は子供ができた途端、妻に対して優しくなったが、その優しさは妻に対しての愛では無くただの体、または子供へ向けての対応だった。妻は別の人との子供を産み、旦那から愛されるような求め方をされ、究極の背徳感であるオーガズムを得る。妻は瞬間的に幸せを感じるが___。
・制作意図
私自身が女性であり、異性愛者であること、そして女性であることの苦悩や孤独に対して性表現を大胆に加えることによって描きたいという意図からの企画となります。
そして幸せと絶望は表裏一体であるということがこの物語を通して伝えたいことです。
幸せは一生続くものではないと誰もが知って生活をしています。幸せになればなるほどその終わりに対して怖くなり、終わりに絶望します。
女性自身にとっては永続的ではない幸せを自覚したうえで、絶望との表裏一体を表現できると考えています。
▼これまでの活動と準備状況
東京芸術大学絵画科油画専攻に入学後、様々な表現の媒体に挑戦・発表しています。
発表歴
・「Born...」(’24/6 @いちアートギャラリー)絵画 初個展
・「Marble Marble」(’23/12 @マレ本石ビル日本橋)絵画
・「まちの経緯」(’23/05 @群馬県桐生市旧曽我織物工場)映画
【その他】
卒展(’23/12@ 中央棟)映画
藝祭(’23/09 @絵画棟)映画 Nontitle(’22/04@TURNER GALLERY)絵画
油画専攻個展(‘21/12@ 絵画棟)
インスタレーション ou(‘21/12@3331Arts Chiyoda)
インスタレーション 中村正人ゼミ(‘21/06@3331Arts Chiyoda)映像
油画専攻 2 年進級展(‘20/12 @ 絵画棟)写真
油画専攻 1 年進級展(‘19/12@Yuga Gallery)写真
・映画制作
これまで4本の短編作品と2本の中編映画を制作しています。
すべての作品において脚本と監督を務めています。
2023年 学部卒業制作「裏切り」
令和5年度O氏記念賞を受賞。
同年「煙霧」
映画美学校脚本コース佳作受賞。
同年「永遠の死」で映画美学校脚本コース佳作受賞。
今回のプロジェクトはこの受賞作の映画化となります!
すでに主要な制作スタッフには本プロジェクトの趣旨を話し、予算面でクリアになり次第、いつでもお声かけができる段階です。
▼スケジュール
・2024年 6月 クラウドファンディング開始
・2024年 8月末 クラウドファンディング終了
・2024年 11月 撮影
・2024年 12月〜2025年 2月 編集作業
・2025年 3月 天王洲のTOKYO INTERNATIONAL GALLERYで開催する個展にて公開
・2025年 3月以降 リターンのお届け(コース、お品物によって異なります)
▼応援者コメント
・宇治田隆史(脚本家)
映画の面白さは体験だと思う。中山夏希は体験を約束してくれる。
作りたい、見せたいだけではない蠱惑的なイマジネーション。中山夏希にはそれがある。でもけっしてひとりで作り上げられるものではない。形にしていくためにはあらゆる力が必要になる。私も期待してるひとりとして微力でも力になりたいと思う。
・小瀬村 真美(東京藝術大学 准教授)
「永遠の死」は中山夏希さんによって生と死の不可分性という難しいテーマに真摯に向き合う試みです。
映画を創ることは1個人としては並大抵の活動ではありません。大学のアトリエでひとりで絵を描く姿をみても、日々様々な矛盾や課題と格闘していることを想像するに難くありません。中山さんの格闘を応援します!
▼【7/3更新】池袋PARCOさまにて告知ブースを設置させていただきました!
池袋PARCOさまのご厚意により、7階エスカレーター横に告知ブースを設置させていただけることになりました!本プロジェクトPOPやリターンの油絵(サンプル)の展示スペースを設置しております。是非お近くへお越しの際はご覧くださいませ。
展示期間:2024年7月3日(水)~8月31日(土)
展示場所:池袋PARCO本館7F・エスカレーター横特設会場
▼最後に
私は、映画は一人で制作できるものではないと思っています。
多くの出会いを通して、自分にはできないことや発想などを学び、また制作費などの課題から今まであきらめていた表現を実現することで、自分の新しい表現を国内外に発表していきたいと考えています。
招待いただいたギャラリーで、学生の自分がクリエイターとして世に出るチャンスを掴めるよう、どうか皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る10月の制作風景【油画】
2024/10/31 20:52こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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