『ゆれる』クラウドファンディング2日を残し本日100%達成いたしました!1ヶ月間のチャレンジにお力添えいただいたこと心よりお礼申し上げます。舞台はここから!こんなに応援してくださっている人がいるんだという喜びと、向けられている期待に身が引き締まる思いです。前回のリハーサルは仮道具を使っての稽古でした。今作『ゆれる』は、夢の世界がテーマになっていて、眠っている時に見る夢と、希望や理想を表す夢、2つの意味で表現しています。2017年バージョンと物語は異なりますが「全員でテーブルを囲むシーン」「支配人の夢を描いたシーン」などは初演から引き継いだものになっていて、前作を超えたい気持ちもあります。2017年『ゆれる』リハーサルでは、こう見えたいとはっきり伝える部分と、あえて共有しすぎないようにしている部分があります。それぞれが脚本や演出からなんとなくこういうことなんじゃないか、と感じ取って、ナチュラルに同じ場所に集まりたいからです。どこからきて何をしているのか、時間の概念はあるのか、など自由に解釈できる内容になっているので、みなさんの理想を重ねて『ゆれる』の物語を完成させてください。クラウドファンディングはあと2日。リターンのお選び忘れのないよう、追加になったグッズももう一度見てみてくださいね。活動報告記事はホームページに移動し、このあとも続きます。ゆれる制作レポート開演まで33日!座長・風花
劇場 の付いた活動報告
今日の記事はリハーサル現場からお届けします。先週、全てのシーンの振付が出来上がりました。道具も揃い始め、いよいよ通し稽古ができる状況に向かっています。ダンサーも自分のキャラクターについて考え、毎回のリハーサルで試しながら表現を固めていっています。他の登場人物との関係性や、夢の世界に来た理由など細かい設定について、時には稽古時間を超えてひとりひとりと対話するのですが、キャラクターの話をしているのに、だんだん実在する人の相談を聞いているような不思議な気分になってきます。一見、アニメから飛び出したような登場人物たちのリアルな心理描写が、この物語から目が離せなくなるみどころの1つになっていると思います。これまであまり語られてこなかった、アプレンティスダンサー演じる"シスター"。シスターは、支配人ダイノジのもとで働く夢の世界のアンドロイドです。ダイノジが効率良くガム風船を集めるために導入したロボットなのですが、シスターたちにも個性があり自らの意志でシスターという生き方を選んでいます。意味合いとしては、「統率の取れているものが正しい」「感情の乱れがない方が良い」と思って過ごしている人物です。私もたくさんの情報を取り込む日々の中で、シスターのような強い心が欲しいと思うことがあります。メインキャスト達とは対照的な存在になっているので、どちらの生き方が幸せなのかというところも意見が分かれそうな、ゆれるポイントです。クラウドファンディングは現在55%!残り10日、いつもありがとうございます!風花