自社農場紹介
私たち 株式会社ビレッジ開発(本業:不動産業)の農業部門 次世代型農場でんでん村は、株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市) が販売する、カーエアコンの環境制御を応用した農業用ハウス「プロファーム T-キューブ」を2022 年9月に建設し、ミニトマト栽培を始めました。農場名「次世代型農場でんでん村」は、デンソーの「でん」と日本デンマークの「でん」、ビレッジの「村」の文字を組み合わせが由来です。でんでん村では、機能性成分が豊富なファイトリッチシリーズの品種「TY千果」を使用して、機能性表示食品「うるつやトマト」(消費者庁届出番号:I496)を栽培しています。その機能性成分は、「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける」 リコピン、「仕事や勉強による一時的な精神的ストレスと疲労感を緩和する」GABA(γ-アミノ酪酸)です。
また、「うるつやトマト」は、機能性以外にも美味しさを求め、選果機で非接触による糖度全数調査を行い、表示される糖度を保証しています。「うるつやトマト」には、以下の2つの受賞歴があります。東京ビッグサイトで2024年7月18日に行われた第7回 ウェルネスフードアワード2024 OYATSU部門で銀賞を頂きました。東京コンベンションホールで2025年2月26日に行われた にっぽんの宝物 JAPAN大会 2024-2025 新領域部門 準グランプリを受賞することができました。
にっぽんの宝物 JAPANグランプリ 2024-2025 新領域部門のYouTube動画
↑【1:46:13 ~1:59:00が当社の発表、5:42:45 〜 5:46:35が当社の表彰式】
準グランプリを獲得したことにより、2025年6月21日に大阪・関西万博のEXPO メッセ「WASSE(ワッセ)」で行われる『にっぽんの宝物 世界大会 2025』への出場が確定しました。ここで、自社農場で栽培したトマト残渣を利用する試作品をPRする予定です。

ミニトマトを栽培していると裂果品が出てきます。裂果品は、そのままでは販売が難しいために、うるつやトマトの完熟裂果品(トマト残渣)を利用して、Kariya 75 brewing 様が醸造した発泡酒「白麴トマトサワー」とデンソーパーラー様と最高級食パン専門店い志かわ様が共同開発した「うるつやトマトの無水カレーパン」を、刈谷市ふるさと納税返礼品に登録しています。
「白麴トマトサワー」は、ミニトマトの糖分が発酵され、アルコールに分解されます。トマトジュースにするよりも消費期限が半年と長く、フードロス対策にもなっています。
「無水カレーパン」は、新技術【熱々凍結パン】で冷凍商品化予定で、フードロス削減・全国配送が可能です。解凍し、家庭で温めるだけで、まさに焼きたての美味しさをご自宅で楽しめます。パン生地には、デンソー本社屋上で養蜂したはちみつ「サステナハニー」が錬り込まれています。
このプロジェクトで実現したいこと
私たちでんでん村は利用されないミニトマト残渣に価値を与える「アップサイクル事業」で地球を健康にします。でんでん村で作られる「うるつやトマト」は機能性表示食品で、皆様の健康維持に貢献するトマトを生産しています。試作品から商品化を目指します。
プロジェクト立ち上げの背景
当農場のトマトを消費者庁に機能性表示食品の届出受理はできましたが、最近の紅麹菌健康被害問題などで、機能性表示食品というだけでは、お客様にまだ訴求できていません。そこで、農場のイメージアップを図るために、トマトの残渣利用を大阪・関西万博でPRすることを企画しました。
毎週、トマトの主に葉を湿潤(乾燥前)重量で200㎏を農場近隣の残渣漉込(ざんさすきこみ)場に捨てていました。毎週捨てられる残渣漉込場には、残渣に害虫が集まってきます。
毎年トマトの収穫が終わった後、主にトマトの葉や茎を約2t産業廃棄物として焼却処分していました。産業廃棄物として焼却処分する際にCO₂も発生します。



地球の健康を害しながら人の健康を維持する商品を作ることに矛盾を感じ、トマトの残渣を何かに再生できないかとたくさんの人に相談したところ和紙のように葉や茎を紙に変える「混抄紙(こんしょうし)」(パルプに異種原料を混ぜ合わせて抄いた紙)が出来ることを知りました。
トマトの残渣を入れた紙が出来ればパッケージや梱包用段ボール(贈答用も含む)、パンフレットや名刺等様々な製品が出来、葉や茎も再利用することが出来ます。
また、当農場で、廃棄する素材を再資源化(アップサイクル)することで、以下のSDGsの目標に貢献します。
SDGsで掲げられている17の目標(Goal)の「12. つくる責任つかう責任(“RESPONSIBLE CONSUMPTION AND PRODUCTION”)」について
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ミニトマトの残渣を素材として再び活躍させます。アップサイクルを推進し資源の有効活用を行うとともに、持続可能な循環型社会に貢献します。 |
現在の準備状況
次世代型農場でんでん村では、2024年12月にミニトマトの残渣をダイオーペーパープロダクツ株式会社(残渣を紙の原料に利用するシステムを手掛ける大王製紙株式会社様のグループ会社) 富士事業所様の製紙工場に送り、残渣5%(対パルプ比)の混抄紙を試作しました。


クラウドファンディングに向けて、大王製紙株式会社様の混抄紙製造のRems認証(Re material system)を取得できるように交渉中です。
Rems特設ウェブサイト

2025年2月にエーワンパッケージ様本社工場で、混抄割合10%で段ボールシートを試作しました。


混抄紙を貼合した段ボールで2025年のお中元の発送を目指しています。愛知県刈谷市の名産としてお客様へ認知されるのを目標にしています。
資金の使い道
大阪・関西万博 にっぽんの宝物 世界大会のエントリー費用、旅費、宿泊費
トマト混抄紙の段ボールの製作費用 (長網混抄機の混抄紙ラインを借りる)
スケジュール
2025年6月20日 クラウドファンディング終了
2025年6月 中旬 返礼品に使用するミニトマト苗の定植
2025年6月21日 にっぽんの宝物 世界大会 (会場:大阪・関西万博)にて、残渣利用のカレーパン、混抄紙利用をグランプリにエントリーしてPR
2025年7月 混抄紙うるつやトマト混抄紙段ボール、ポストカード リターン品の数量完成
2025年8月 お中元シーズンにうるつやトマト、カレーパン、発泡酒のリターン発送
2025年10月 うるつやトマト糖度8のリターン発送(高糖度ミニトマトは昼夜温度差が必要なため遅い提供)
最後に
健康なトマトをつくりながら地球を健康にする。
この夢の実現に皆様の力が必要です。一緒に地球を健康にしましょう。
不動産業からのトマト生産へすべてが初めての挑戦。さらに挑戦の延長戦へトマトの葉と茎が紙に生まれ変わる。
このプロジェクトで実現したいこと
・大阪・関西万博で当社の取組と商品を国際的なバイヤーへ認知されたい
・海外からも注目される刈谷市の農場にしたい
・ハウスで排出されるトマト残渣(裂果と葉と茎)の大部分を利用したい
・でんでん村生まれのトマトをでんでん村で生まれた紙でお客様へお届けしたい
・残渣の削減、資源の再利用で地球の健康を守りたい
トマトの農産物残渣を減らす商品に共感とご支援をお待ちしております。
最新の活動報告
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無水カレーパンのリターン配送
2025/08/22 19:08クラウドファンディングご支援いただきありがとうございました。無水カレーパンのリターンを8月23日着指定で佐川急便飛脚冷凍便で配送手配させて頂きました。ご確認をお願い致します。 もっと見る
大阪・関西万博 Undiscovered Japan Festa にっぽんの宝物 世界大会 結果報告
2025/06/23 12:346月21日に大阪・関西万博で行われた、にっぽんの宝物 世界大会 の結果は、<Unique Innovation Division 独自進化部門>審査員特別賞 Judge's Special Award・うるつやトマトプロジェクトURUTSUYA-Tomatoes Project(株式会社ビレッジ開発/次世代型農場でんでん村VILLAGE DEVELOPMENT Inc./Next-generation farm Den-Den Village)(株式会社デンソーパーラー DENSO PARLOR CORP)となりました。力不足で申し訳ありませんでした。グランプリには、届きませんでしたが、CAMPFIREでご支援いただきありがとうございました。支援者の皆様に向けて、これからリターン品の準備にかかります。 もっと見る
大阪・関西万博 Undiscovered Japan Festa スケジュール
2025/06/19 11:17にっぽんの宝物YouTubeチャンネル 大阪・関西万博 Undiscovered Japan Festa 2日目(6月21日)のうるつやトマトのプレゼンは、15:14ごろ、表彰式は17:40ごろ、でライブ配信されます。(スケジュールはおおよそです)https://www.youtube.com/watch?v=EhcyoNfstqgぜひ、ご視聴、応援よろしくお願いいたします。 もっと見る





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