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障がいを持つ兄弟姉妹がいる“きょうだい児”に贈る絵本「ぼくだってとくべつ」

「障がいを持つ兄弟姉妹がいる“きょうだい児”に贈る絵本「ぼくだってとくべつ」を作成して、全国のきょうだい達に届けたい!

現在の支援総額

5,763,000

274%

目標金額は2,100,000円

支援者数

335

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2024/08/18に募集を開始し、 335人の支援により 5,763,000円の資金を集め、 2024/09/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

5,763,000

274%達成

終了

目標金額2,100,000

支援者数335

このプロジェクトは、2024/08/18に募集を開始し、 335人の支援により 5,763,000円の資金を集め、 2024/09/15に募集を終了しました

「障がいを持つ兄弟姉妹がいる“きょうだい児”に贈る絵本「ぼくだってとくべつ」を作成して、全国のきょうだい達に届けたい!

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2024年8月27日追記:
当初の2倍である「400万円」という2ndGOAL。
なんと、終了まで19日間を残して達成いたしました!

現在、寄贈冊数は405冊。
支援総額は4,454,250円です。

本当にありがとうございます。

また、2ndGOALの挑戦をきっかけに
「初めてきょうだい児という言葉を知った」
「当事者意識が芽生えた」
「応援している」
という声をかけていただくことが増え、とても嬉しく思っております。

この輪をより広げられるよう、ここからは全国約3270館ある公立図書館全てに置いていただくのを目標に、クラファン終了の2024年9月16日23:59まで頑張ります!
寄付やご支援、ぜひよろしくお願いいたします!

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2024年8月19日追記:
8月18日よりスタートした、このクラウドファンディング。
なんと24時間で最初の目標を達成することができました!ありがとうございます。

これだけの方に支援していただけたこと、そして暖かい応援メッセージをいただけていること、本当に感謝しております。

現在、寄贈冊数は180冊。
支援総額は2,722,000円です。

これだけのご支援と応援をいただいたからこそ、新たなるゴールを目指すことにしました。

NEXTGOALの目標は400万円。

・きょうだい児の認知拡大のための活動費
・「触る」楽しみを増やせるように用紙のクオリティ向上
・長く読んでもらえるように汚れを弾く加工を追加

などなど、

・君だって特別
・君は1人じゃない

という絵本に込めたメッセージをより伝えていくために使用させていただきます。

当初の目標の2倍という大きな挑戦ですが、最後まで頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!


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はじめまして! 「ヒトデ」こと平野拓哉と申します! 当プロジェクトをご覧になって頂きありがとうございます。

このプロジェクトは、重い病気や障がいを持つ兄弟姉妹である「きょうだい児」にのみスポットをあてた絵本「ぼくだってとくべつ」を、より多くの「きょうだい」達に届けるためのものです。

何故、私がこの本を作成することになり、1人でも多くの方の手に届いてほしいと思ったのか。

全ての想いをこのプロジェクトページに込めました。是非ご覧になって頂けると嬉しいです!

そもそもきょうだい児って何? それの何が問題なの? と思う方も多いと思うので、簡単に説明をさせて頂きます。既にご存知の方は読み飛ばして下さい。

きょうだい児とは、冒頭にもある通り

障害や病気をもった子の兄弟姉妹

を指す言葉です。関係者の方以外だと、あまり聞いたことが無い言葉かもしれません。実際私も当事者でありながら、成人するまでこの言葉を知りませんでした。

子どもに障害があれば、事実として手間がかかることが多いです。しかし親のリソースは有限です。どうしてもその分の割をきょうだいも食らいます。

優先順位はどうしても1つ下がり、両親の興味関心もやはりきょうだいに多く向きます。

その結果どうなるかというと、この4つに分類されるといわれています。

(引用:障害児のきょうだい達の心の健康

ようするに

「きょうだいが障害持ってて両親が大変そうだし、自分が頑張らなきゃ!」

「きょうだいは障害があってできないんだから、自分が肩代わりして頑張らなきゃ!」

「とにかくきょうだいと関わりたくない」

「きょうだいは俺にとって凄い重荷なんだぞ! 気付いて!!」(暴れる)

こんな感じですね。


つまり、子供らしい子供では無く、ちょっと歪むことが多いんです。

私も4つ下の弟が「ダウン症」という障害を持っています。簡単に言うと成長が人よりも遅くて、大人になっても知能的には小学校低学年くらい、といった障害です。

私は↑の例で言うと、もろに「①と②」の傾向がありました。率先して弟の面倒を見ていたと思います。

そんな言葉をよく言われていたと思います。

誇らしさと息苦しさ、その両方を感じていました。

この絵本は、しょうがいを持って生まれた本人のためでもなく、そのご両親のためでもなく、「きょうだい」のためだけに作りました。

この本で伝えたいメッセージは

・君だって特別

・君は1人じゃない

この2つだけです。もう少しだけ詳しく説明させてください。

多くのきょうだい達は特に幼少期、こう考えます。

「大変なのは、自分じゃなくて、お母さんやお父さん、そして本人達だ」

きょうだいは特別だから、仕方ない。

手間がかかるのも、自分が面倒を見るのも、両親の興味関心が向くのも仕方ないと。

でも、それは君が特別じゃないことには繋がらない。

確かに、君のきょうだいは特別かもしれない。

でも、君だって特別だよ。

そんな当たり前のことが、わからなくなってしまう前に、きちんと伝えてあげたいです。

はっきり言って、きょうだい児の抱える問題を、絵本の力で全て解決することはできません。それでも、「同じ境遇の人がいる」というのは、大きな心の支えになると思っています。

わたし自身、偶然出会った同じ境遇の「きょうだい児」と話したことが、大きな救いになりました。

この本を通じて、君と同じ境遇の人が世の中にはたくさんいて、君と同じように悩んでいる。そんなことを伝えてあげたいです。

どうしても孤独になりやすいきょうだい児の皆に、少しでも寄り添うことができたらなと思います。

この絵本の最後には、

・君は1人じゃない

・同じように悩んだり、考えたりしてる人が、世界にはたくさんいるんだよ

ということを伝えるために、支援してくれた「きょうだい児」当事者の方の名前を、ネコのモチーフで載せたいと思っています。

絵本を読み終えて、最後のページを開いたら、「1人じゃないよ」という文字と共に、たくさんの同じ境遇の人達の名前が目に飛び込んでくる。

世の中には、同じように考えたり、悩んだりしている人がたくさんいる。

決して1人ではない。

それが伝わるページを作りたいと思っています。

是非とも、多くの方の名前を載せるために、ご支援と、当事者の皆への拡散を頂けると、本当に嬉しいです。

また、全国の「きょうだい児」の元にこの絵本を届けるのには、当事者だけが頑張っても力が足りないのも事実です。

当事者ではなくても、この活動に賛同して頂ける方のご支援、本当にありがたく思います。

センシティブな話題のため、「本当に子供に読ませてもいいのかわからない」と不安に思う方もいると思いますので、内容と、制作中のラフを公開させて頂きます。

家族みんなが特別な存在と伝えてくれる、心温まるストーリー

弟が大好きな しろくま君 は、毎日とてもいい子に過ごしていました。

ちょっと大変な日々をすごしていた しろくま君は、ある日、不思議な猫に出会います。

聞き上手の猫との対話で、しろくま君は自分の気持ちに向き合うことと、気持ちを素直に打ち明けることの大切さを学びます。

また自分も特別な存在だと気付くことで、家族への愛情を再確認していきます。

家族が大好きな しろくま君 と、偶然であった聞き上手な 猫ちゃん の物語。

弟や家族が大好きだからこそ、がんばりたくなる しろくま君。

不思議な猫ちゃんとの出会いで成長し、自分も とくべつ であったことに気づきます。

本心を打ち明けることで、お父さんとお母さんの気持ちを知れた しろくま君。

自分のことも、弟のことも、家族のことも、より大切に思えるようになる成長ストーリーです。

※「きょうだい児が主人公の物語を作りたい」という思いから、本文内では重い病名や障がいの詳細は出さず、「きょうだい児の心の機微」に重きをおいて制作しています。

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「ぼくだってとくべつ」
文 ヒトデ
絵 ももろ
刊行元 逆旅出版
刊行予定日 2024年11月中旬
ISBN978-4-9912620-4-3 C8737
定価1,500円

※刊行予定日後、全国の書店・オンライン書店で販売
※書店員様のお問い合わせは逆旅出版までお願いいたします。


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

絵本内へのお名前の記載
各リターン1名様分。総支援人数によって1人あたりのフォントサイズは変動しますが、皆様のお名前を使って猫のシルエットを作り、物語の最後の1ページに記載します。

奥付へのお名前掲載
1人あたりのフォントサイズは変動しますが、制作メンバーを含めた奥付スペースに記載します。

ホームページへのお名前掲載
24年11月1日から、事業が存続する限り掲載いたします。

スケジュール
24年9月16日・・・クラウドファンディング終了
24年9月17日~・・・絵本内に支援者様の名前を記載したデータを作成
24年11月1日~7日・・・支援者様へ絵本とポストカードの発送/寄贈先へ発送
24年11月15日・・・絵本刊行/全国の書店で販売開始
24年11月末日・・・全リターン完了予定

絵本「ぼくだって特別」は、「自分と同じ境遇の人たちがいるんだ」と気づくきっかけにしたく、できるだけ多くの場所に届けたいと思っています。

また「絵本そのものは使う予定がなくても、きょうだい児への協力はしたい」という方にも力を貸していただきたく「絵本を届けてくれる方へのリターン」をご用意作成しました。

こちらのリターンは支援していただけた冊数分、日本全国にある公立図書館へ逆旅出版が寄贈を行います。

参考:公共図書館一覧(日本図書館協会)

公立図書館は国内だけで約3270館あり、各図書館が決められた予算内で利用者が喜ぶ書籍を選定して運営をしています。

その図書館に自分達の手で寄贈し、自覚の無い当事者も手に取りやすい状況を作れれば、周りの人達の「きょうだい」に対する理解も深まるのではないかと思っています。

・児童養護施設
・保育園/幼稚園
・教育関連事業

の方々の中で「寄贈してほしい」というお申し込みも募集します。

【Googleフォームはこちら】

クラウドファンディングの終了時(2024年9月16日23:59)までに、上記のフォームに宛名・住所・活動がわかるコメント(URLやSNSアカウントでも可)を記載の上、ご送信ください。

支援者の方々から寄贈していただいた分から、逆旅出版がお送りいたします。
※希望者多数の場合は抽選とさせていただきます

「子どもに読ませたい」「広めたい」と思ったものの、運営上、予算の都合をつけるのが難しい場合にご応募いただければと思います。


株式会社HF 代表取締役。「今日はヒトデ祭りだぞ!」、「今日は社畜祭りだぞ!」、「最高の一品」、完全初心者のためのブログの始め方講座「hitodeblog」などの複数のサイトや、コワーキングスペース「ABCスペース」とオンラインサロン「ABCオンライン」を運営。複数のベストセラーを手掛ける中、今作「ぼくだってとくべつ」が初めての絵本原作。

今回の活動に対する思いを書いたブログ記事はこちら

▼著書一例
嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命(KADOKAWA)
「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ スキマ時間で自分の「好き」をお金に変える!(翔泳社)

笑い声が聞こえてくるような可愛らしい生き物のイラストが人気のイラストレーター・絵本作家。
絵本・書籍の挿絵だけでなく雑貨やぬいぐるみデザイン、広告も手がけるなど幅広い分野で活動中。動物たちの魅力がたっぷり表現されたオリジナル雑貨Bitte Mitte展開中。中国大手メーカーから文具を発売、絵本の海外翻訳版も多数。

▼著書一例
ももろのぬり絵(マール社)
ねこにゃんこれなーんだ?(岩崎書店)

絵本「ぼくだってとくべつ」は、ふれあいの暖かさや目線で心の通じ合う様子を表現してくれました。

逆旅(げきりょ)とは宿を意味する古語。逆旅出版では、旅人にとっての宿のような、人生を旅する皆様の「休憩場所」や「分岐点」となる本を制作・刊行しています。

「絵本は、子どもの時はシンプルに面白い「遊び道具」として、大人になってからはじっくり意味を理解し考察できるコンテンツとして、年代を越えて楽しめるもの。
逆旅出版はそんな世代を超えて愛される絵本というジャンルに、2022年の創業時から「必ず挑戦したい」と思っていました。

絵本「ぼくだってとくべつ」はその1冊目となる書籍で、まさに子どもと大人の両方の感性で楽しんでいただける内容になりました。たくさんの方に手にとっていただくためにも、ぜひご支援をお願いいたします。」

逆旅出版 代表 中馬さりの

少しだけ私の話をさせてください。

私の両親は読書をしない人でしたが、ダウン症の弟が産まれてから、たくさんの本が家に置かれるようになりました。

小学生の時、その中の1冊を私は偶然手に取りました。

「ダウン症の家族を持つ人達が、その子についてどう思っているか」という文章を集めた本です。その中にはもちろん「きょうだい」の項目がありました。

同じ境遇の子の話しが読めるのか、と少し期待してページをめくったら、こんなことが書いてありました。


「○○ちゃんがいるおかげで私の一家は1つになっています」

「○○くんはかけがえのない存在です。大切です」

「妹がしょうがいを持っていたおかげで、周りのお兄ちゃんよりも立派になれました」

「〇〇は普通とは違うけど、おかげで毎日が新鮮で楽しいです」


小学生の自分は、1人でひっそり絶望をしました。

書いてある事はきっと正しいし、自分だってそう思う事はあります。

大切な弟だし、大切な家族だし、かけがえのない存在だと思う。

でも、それだけではない。そんなキレイな話ばかりではない感情が自分にはありました。


自分をもっと見てほしいとか

自分をもっと認めてほしいとか

自分をもっと肯定してほしいとか

自分をもっとわかってほしいとか

自分を1番にしてほしいとか

いっそのこと逃げ出したいとか

将来どうすればいのか不安だとか

もう弟の事で我慢したくないとか

強がりは辛いとか

頑張らないといけないのは辛いとか


そういうのがあるだろと、そう思わずにはいられませんでした。

当時の僕は「お父さんとお母さんも"僕が弟についてこんな風にしか思ってない"と思っていたらどうしよう……」と子供ながらに悩みました。

そして、「どうせ自分の苦しみなんて誰にもわからない」と他者との一線を引くことに繋がってしまいました。


それから10年以上経って、私は運よくはじめて自分と同じ境遇の「きょうだい児」と出会うことができました。

そこで色々な話をする中で、「自分だけじゃないんだ」という強い安堵感を覚えました。

目の前の問題が解決したわけではない。けれども、そうやって自分の辛さや大変さを、本当に「わかってもらえた」時、とても嬉しかったし、救われた気がしました。


この絵本が、そんな気持ちを与えることができて、少しでもきょうだいの皆に寄り添うことができたのであれば、それほど嬉しいことはありません。

何卒、よろしくお願いいたします。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

最新の活動報告

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  • 障がいを持つ兄弟姉妹がいる“きょうだい児”に贈る絵本「ぼくだってとくべつ」プロジェクトが終了いたしました。ご支援くださいました皆様、本当にありがとうございました。1ヶ月で335名の方々から5,763,000円ものご支援いただき、寄贈冊数は691冊。嬉しいお言葉も沢山いただき、制作メンバー一同とても嬉しく思っております。現在は名簿ページ用の情報整理をすると共に、印刷所と仕様の最終調整を行っております。絵本の完成は11月上旬予定です。進捗や状況についてはプロジェクトページの「活動報告」及び逆旅出版のサイトやSNSにて発信してまいります。完成を楽しみにしていただけますと幸いです。今後とも応援よろしくお願いいたします! もっと見る

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