喜びと感動のプレゼンター 堀 統(おさむ)と申します。公認心理師として就労継続支援B型事業所クラウド熊本の施設長をしております。この度、グラミー賞を受賞した世界的アーティストを招いて福岡・熊本でのライブを企画しました。
私自身が中学時代に不登校を経験した時、大人になって仕事で挫折し、生きる希望を見失いかけた時、希望になったのが「音楽」でした。
音楽があったから困難な状況を乗り切れました。
今回のライブに子ども達を招待し、世界最高峰の音楽に触れる機会を作れればと思っております。
ライブ前には交流会やワークショップも企画しています。夢を叶えているアーティストとの触れ合いが、子どもや大人の生きる糧になる日がくるかもしれない。
普通のサラリーマンの私だけで叶えられる目標ではないかもしれませんが、皆さまのお力添えをいただいて必ず成功させたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
あらためまして堀統です。普段は就労継続支援B型事業所で働いております。ここは障がいや病気などの理由から一般企業でのお仕事が難しい方々に、お仕事を提供する福祉施設になります。
実は就労継続支援B型事業所は、利用される方に給与というかたちで、大きなお金をお渡しできるものではないのです。
それでも税金を支払うことや、ご家族に生活費を渡すことを喜びにされている利用者さんが多くいらっしゃいます。
私どもの事業所に来られる方々と接していて、常々思うことは「希望を持ち続けることの大切さ」です。どんな状況でも、希望を見出し、共に歩むことを大切にしています。
中学時代、不登校だった私は3年間ほとんど学校に行けませんでした。小さな時に音楽をしていたことを聞きつけたクラスメイトや先生が、
『堀が学校に来られるように』と合唱会で指揮をするきっかけを作ってくれました。
「指揮ができるのであれば」と、ごそごそと学校へ行き、合唱曲の一曲を全校生徒の前で指揮をしたのでした。
音楽の先生から「あなた指揮がうまいね!」とほめられ、調子に乗り、すっかり指揮の魅力にはまったのでした。
それからというもの、自分で指揮の指導をしてくださる先生のもとを訪ねレッスンに通っていました。
3年間中学に行けなかった私を見ていた家族からすると、信じられない変化だったと思います。
高校3年の時、指揮者の小澤征爾さんが熊本に来られるコンサートがありました。私は最前列の席を予約して、学校を休んで演奏を聞きに行きました。
生まれて初めて生のオーケストラ。しかも世界の小澤征爾さん。
何度となく鳥肌が立ち、初めから終わりまで胸が熱くなる感覚が続きます。気が付けば終演後にはサインをもらうために、楽屋に押し掛けるように出待ちをしていました。
サイン会の予定はなかったはずなのに小澤征爾さんは会って下さって、握手をしながら目をじっと見つめて、こう言います。
「がんばれ」
あの時のやわらかい手の感触は今でも覚えています。この一言をもらえたことが、私が大人になって仕事でトラブルを抱え、1年半の休職をした時に立ち上がる原動力になりました。
出会いはライオンズクラブ
この衝撃的な音楽体験をした高校3年生の夏。人生の転機になる、もう一つの出会いをします。25年来の友人となる、グラミー賞受賞者 小川慶太君との出会いです。
彼とは、ライオンズクラブの海外交換派遣生で出会いました。約一か月間、マレーシアとシンガポールを一緒に旅した仲間です。7つのホストファミリーを訪れ、様々なパーティーにも出席しました。同じホストファミリーに滞在したこともあり、お互いの夢や将来について語り合ったことを覚えています。
出会ったとき、彼はまだドラムを始めて1年そこそこ。そんな時から「立派なバンドマンになる」「世界に通用する演奏家になる!」そして、「グラミー賞をとる」と宣言していました。
私は、音楽大学には進学せず、「人々が作り出した『社会』」に興味を持ち、京都の文系大学へ進学しました。
小川慶太君は自身の夢を実現するため、高校卒業後は神戸で音楽を学びました。2005年アメリカへわたり、バークリー音楽院でさらに深く学ぶことになるのでした。
バークリーでの学びやブラジルでの音楽修行を経て、2010年頃、スナーキー・パピーというグループに加入し、2017年の音楽シーンで最も栄誉あるグラミー賞受賞作品に参加します。
以降グラミー賞を3度受賞をしています。個人としても2度ノミネートされてきました。近い将来、個人としても受賞されるでしょう。
さて、一見すると順風満帆にみえますが、彼があるインタビューで答えていた言葉を紹介します。
『壁は必ずあります。でも壁を乗り越えるときが実は一番面白いときです。それがあるからこそ、進んでいけますし、続けていけば必ずチャンスがあります』
夢を叶えた彼の言葉には重さがありますよね。いまの自分を励ましてくれる言葉のようです。
グラミー賞とは
アメリカでもっとも権威のある世界的な音楽賞です。日本でも有名な受賞アーティストをご紹介すると、ビリー・ジョエル、U2、ホイットニー・ヒューストン、セリーヌ・ディオン、坂本龍一さん、そして小澤征爾さんも受賞されています。
音楽の力を子どもや大人に届けたい
不登校は全国で30万人を超えようとしています。学校に行くことが全てではないですが、「何かの希望」を大切にしていれば、大人になっても生きるための「夢」もつことができます。私もそうしたが、大人でも、生きる希望が持てずに悩んでいる方はたくさんいます。
今回のクラウドファンディングでは、『音楽の力で救われた私が、今度は音楽の力をたくさんの方に届けていきたい』と思っています。
世界的な感染症が落ち着きをみせるなか、小川君の九州帰郷の話を聞いて、私は居てもたってもおられず、小川慶太君に連絡をしてライブを企画しました。
彼だけでなく、スナーキー・パピーから2人のアーティストと一緒にライブをしてくれることになりました。
世界で活躍するアーティストと共に過ごす『至高のひと時』を作りたい
せっかくなので熊本だけでなく、福岡でも開催したいと思っています。子どもや大人もアーティストとウェルカムパーティーで交流したり、
ワークショップの時間も作りたいと提案をして、彼らも快く引き受けてくれました。
内容はアーティストがコーディネートします。参加いただいた方との一期一会のふれあいになることでしょう。最初で最後のセッションです。
子ども達を招待します
子ども達向けの招待席も作りました。参加者の中から、10年、20年後のグラミー受賞者がここから誕生するかもしれない!そのことを考えると、ワクワクが止まりません!
私が実現したいこと
熊本、福岡の会場に3人の世界最高峰のアーティストを招き、レベルの高いライブを行う環境を整えるのには、やはり大きな資金が必要になります。
通常のライブ開催以上に、いろいろな方に音楽の力や小川慶太君をはじめとする最高峰のアーティストの魅力を届けるには、クラウドファンディングしかないと思い、挑戦をさせていただきます。
想いを語らせていただきました!
ライブ【福岡】
日時:令和6年8月22日(木) 19:00開場
場所:アクロス福岡円形ホール
交流会/ウエルカムパーティー (クラファン応援者限定)
初九州のBOBさんとBROCKさんをみんなで歓迎!
期日:令和6年8月22日(木)13: 00開場(90分程度)
場所:福岡市内(参加者の方に別途お知らせします。)
参加方法:参加リターンをお申込みください※参加費が別途必要になります。
++++
ライブ【熊本】
日時:令和6年8月23日(金) 18:30開場場所:熊本市ライブハウスCIB (ワンドリンクオーダ制)
ワークショップ
内容はアーティストにお任せ。ご来場の来ている皆さんのエネルギーを感じながらアレンジする唯一無二のものになります。
日時:令和6年8月23日(金) 18:30開場
参加方法:参加リターンをお申込みください
※参加費が別途必要になります。
ご不明な点はライン公式アカウントへでご質問をお願いいたします。
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=571yraks
小川慶太君を含む3人のアーティストをご紹介します。今回のアーティストは、東京ブルーノートでも演奏するアーティストです。
Zack Brock
ザック・ブロック:ジャズバイオリニスト。ケンタッキー州レキシントンで生まれ育ち、幼少期からスズキメソードでバイオリンを学ぶ。大学時代には事故で演奏活動が遅れたが、リハビリを経てプロとしてのキャリアをスタート。スナーキー・パピーのメンバー。現在はニューヨークを拠点に活動している。
Bob Lanzetti
ボブ・ランゼッティ:ギタリスト。作曲家、プロデューサー、教育者としての顔も持つ。ジャージーショアで生まれ、ニューヨークで音楽を学ぶ。さらにノーステキサス大学でジャズ研究の学士号を取得。スナーキー・パピーのメンバー。ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活動中。
京都府生まれ。15歳でドラムを始め、バークリー音楽学院で学ぶ。グラミー賞受賞バンド、スナーキー・パピーのメンバーで、同バンドは2017年、2021年、2023年の3度グラミー賞を受賞。自身も2020年と2024年に個人でグラミー賞にノミネートされる。現在はニューヨークを拠点に、世界各国で活躍中。
今後のスケジュール
■2024年8月9日(金) クラウドファンディング開始
■2024年8月22日(木)福岡 ウエルカムパーティ・ライブ
■2024年8月23日(金)熊本 ワークショップ・ライブ
資金の使い道
・会場費、アーティスト出演費、広報費用 100万円 × 2会場(福岡・熊本)・リターン費用・クラウドファンディング手数料
※子ども達に至高のライブ体験企画に必要な費用の一部をクラウドファンディングにて集めさせていただきます。足りない部分は自己資金にて計画を実行いたします。
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
本田健さん
ベストセラー作家の本田健さんにも、われわれの福祉事業所を応援していただいております。健さんのセミナーで、私たちが制作しているパールのアクセサリー展示販売ブースを出展していただきました。また、本クラウドファンディングでも子ども招待のご支援を頂きました。
AWESOME Enjoy Group
熊本、福岡はもちろん、日本全国、世界各地から支援や応援をしてくださっています
現在は指揮者への道をあきらめ福祉の仕事をしている私ですが、ライブの企画は今回が初めてではありません。ご安心してご参加ください。
2017年1月3日に小川慶太・吉田サトシ・KAJU 3人のライブを開催し130人以上の方に聞いていただきました。
あの時はまだコロナもなかったので、まさか今のような状況になるとは予測していませんでした。それだけに、このタイミングでお越しいただける方は是非、最高に楽しんでもらいたいと思っています。
吉田サトシ:ギタリスト、Kazuyo Kuriya現在、シンガーソングライターKAJU名義にて楽曲提供やプロデュース、プロジェクトマネジメント等を中心に活動中。 フルート奏者としては、映画やCM音楽の収録に参加している。
夢を応援したら私の夢も叶った
私は幼いころから音楽に親しみ、オーケストラ指揮者への夢を抱いていていました。様々な事情で音楽の道は断念していました。
再び音楽への情熱を燃やし、「音楽のチカラを感じ共有できる場」「未来のアーティストが誕生するきっかけの場」を作ろうと今回のライブを企画しました。
資金や集客などの課題もあるなかでも、やろうと決めた時に不思議なご縁があって、9月にオーケストラで指揮をすることが決まったのです!
思いもかけず、夢が叶ったのです。
勇気をもって何かに挑戦する人がいると、誰かが応援してくれることを今回あらためて実感いたしました。「愛の循環」ですね。
働いている施設で学んだこと
私どもの施設には様々な方が来られます。突然ご病気になり、これまでの生活ができなくなった方、長年引きこもりの方などなど様々です。いろんな過去があっても力強く生きているエネルギッシュな方たちです。
学ばせていただいたのは
「希望を持ち続けることの大切さ」
障がいを持っていても、働きにくい事情があっても、自身が得意なこと、喜びを感じる作業を通して、お一人お一人がいきいきと生きることができる場を作っています。
その場を作るためには、一人一人が「夢」や「希望を持つ」こと。夢や希望を持つことは、「心を支え」「社会を支える」とても大事なことだということを学ました。
コロナ禍も利用者さんとスタッフみんなで「私たちが作ったものを海外で展示したい」という夢があったから乗り越えることができたと感じています。
エネルギッシュな方々が作られたものだからでしょうか、お客様から様々なご縁をいただき、お陰様で、私どもで作った本真珠のネックレス・ピアス・念珠などを東京帝国ホテル内の「間(あわい)」(現在建て替え工事のため閉店中)と東京ミッドタウン内の「THE Cover Nippon」さんでお取り扱いいただきました。
私どもの施設の利用者の方の想いをたくさんの方に伝え、また作品リターンへのご支援が子どもの夢や大人へ生きる力を届ける「循環の連鎖」が起きると思い、リターンにさせていただきました。
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※このクラウドファンディングは堀統によるプロジェクトです。ページ内でご紹介している法人、個人様は本プロジェクトとは関係はありません。お問い合わせは堀統までお願いします。掲載している写真については掲載の許可をいただいております。※リターンの物品やセミナーについては実行の許可をいただいております。
<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る応援いただきありがとうございました!
2024/10/01 20:36この度は応援いただき、心から御礼申し上げます。お陰様で無事、開催することができました。随時リターンを送りさせていただきます。お預かりしましたお金は今回の開催費用・次回開催の準備に充てさせていただきます。熊本は明日は雨。秋が深まってまいります。季節の変わり目ですので、皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。堀 統 もっと見る
ライブ会場で差し入れをいたしました!
2024/08/30 12:30今回のクラファンにて、アーティストに差し入れができる権利をご提供させていただきました。ご協力いただきました皆様、ありがとうございました!アーティスト達もとても喜んでいました!演奏の途中や最後でも感謝の言葉を伝えていました!今回、ライブを開催するにあたり、アーティスト側から、セットアップの図とともに、楽屋に準備してほしいものリストがありました。少しでも心地よく演奏してもらうことができるために、ご協力いただきました差し入れの中から準備させていただきました。彼らの希望で、控室においしい水やチョコ、スナック類、そしておいしいカットフルーツなどの希望がありましたので、福岡ではリハーサルから本番までの間に。熊本では、ワークショップ終了後にご提供させていただきました。(写真に載っていない差し入れもございます。)ボランティアスタッフの方が、事前に売ってあるお店を探して買ってきてくださいました。ありがとうございました!差し入れのご報告をさせていただきます! もっと見る
サイン会でのアクシデント
2024/08/29 23:11サイン会でのアクシデントをご紹介します。熊本での演奏を終え、お客様たちを会場のCIBでお見送りしていました。外でのサイン会だったのですが、私がZackのペットボトルの冷たい水をこぼしてしまいました。すかさず、Zackが「osamu! あなたはなんていうことをしてくれたんだ! とても涼しくなったじゃないか!」と言ってくれました。フォローしてくれてありがとう!という感謝の気持ちと、うれしさと、そのフォローの仕方に、感激。「Sorry!」と言いながら、拭くものを探しましたが、なんとまたこぼしてしまいました・・・そしてまた、「なんということだ! 僕のために! ありがとう! 素晴らしい!」と。慌てている私に対して、とてもやさしい言葉をかけてくれたZack。ニューヨークからご実家に引っ越し、ご自宅では鶏を6羽も飼っているとのことです。毎日お隣に卵を分けないと、悪くしてしまう。と言っていました。自然と共に暮らし、日々感謝し、音を愛しているアーティストなのだなと感じました。今回、アーティスト達と2日間を過ごす中で、彼らが話すことはほとんど聞き取ることができたのですが、私からのアウトプットができず、ほぼ慶太君に通訳してもらいました。高校時代は逆だったねと二人で話しながら、やはり環境って大事だなと感じながら過ごしました。さて、ここで朗報です!明日、30日に今回、クラファンににリターンをご提供いただいている、伝説の英会話講師 石渡先生!今回、特別に受講生にしか公開していないセミナーの一部を公開してくださるとのことです!詳細はこちらからご覧ください!https://x.gd/RqWG9また、今回特別に英会話の体験会をリターンとしてご提供してくださっています。通常おもし込みされるよりも、少しお得になっております!是非、ご参加ください!9月20日まで!!伝説の英会話講師 石渡誠先生による FORWARD 発音・スピーチ特訓 ワンデープログラム】 「英語が好きになりたい!」 「見違えるような英語力をつけたい!https://camp-fire.jp/projects/783301/backers/new?id=12484349※次回の開催費用に充てさせていただきます。写真は熊本会場のライブの様子です。 もっと見る
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